概要
CentreWare Internet Servicesの機能および画面構成は下記の通りです。
CentreWare Internet Servicesとは
CentreWare Internet Servicesは、コンピューター上でウェブブラウザを使用してプリンターの現在の状態や設定を表示、設定、変更することができるソフトウェアアプリケーションです。
CentreWare Internet Servicesでは、プリンターの操作パネルで設定する代わりに、ネットワーク上のコンピューターからネットワーク設定を行うことができます。
一部の設定は、[新しい設定を適用する]ボタンをクリックした後に、CentreWare Internet Servicesからプリンターを再起動するか、手動で電源を入れ直した後に有効となります。
プリンターの電源を切るときに、メモリー内のデータは削除されますのでご注意ください。
CentreWare Internet Servicesのレイアウトは3つのフレームに分割されています。詳細は「ページ表示フォーマット」を参照してください。
ページ表示フォーマット
CentreWare Internet Servicesのレイアウトは、以下の3つのフレームに分割されています。
ヘッダーフレーム
ヘッダーフレームはすべてのページの上部に表示されます。ここにはCentreWare Internet Servicesのロゴ、プリンターの機種名、[ヘルプ]ボタンが表示されます。
CentreWare Internet Servicesの機能(状態、ジョブ、プロパティ、プリンター、サポート)へのタブ(リンク)も表示されます。
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状態
[一般]ページが表示され、プリンターの情報と状態を確認できます。[一般]ページの下部には著作権情報が表示されます。このページはCenreWare Internet Servicesに接続したときに最初に表示されるページです。
このページから[プリンター情報]ページと[イベント情報]ページを表示させることができます。[プリンター情報]の各ページは用紙トレイ、排出トレイ、カバー、消耗品の状態を表示します。[イベント情報]ページはプリンターのエラーや紙づまりを知らせます。
[表示更新]ボタンをクリックするとプリンターの最新の情報が右フレームに表示されます。
- ジョブ
ジョブおよび履歴の一覧が表示されます。
- プロパティ
プリンタープロパティの表示、設定が可能です。
- プリンター
プリンターの認証機能を使用したユーザー制限の設定が可能です。
- サポート
弊社ウェブサイトへのリンクが表示されます。
左フレーム
左フレームには、設定ページに表示や設定が可能な項目が階層ツリー構造で表示されます。
ツリー内の各フォルダーの左側には[+]または[-]記号があります。[+]または[-]記号をクリックして各フォルダー下の項目を展開したり閉じたりします。
左フレームの内容は選択したタブによって異なります。
右フレーム
右フレームには、左フレームで選択した項目の詳細な説明が表示されます。
右フレームの内容は選択した項目によって異なります。
ユーザー認証とセキュリティー
プリンターの認証設定により、設定を変更する際にユーザー名とパスワードの入力を求められる場合があります。また、プリンターとブラウザーの間でデータ暗号化が有効になっている場合は、「証明書」が必要になることもあります。
- 設定を変更する
[プロパティ]タブ > [セキュリティー] > [機械管理者の設定]で[機械管理者モード]に[有効]が選択されている場合、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。
その場合は、プリンターに登録された管理者のログインIDとパスワードを入力してください。
デフォルトのIDおよびパスワードはそれぞれ「admin」、「NECPRADMIN」です。
- 送信を暗号化する
プリンターとウェブブラウザ間で送信するデータを暗号化できます。この機能を有効にするには、[プロパティ]タブの[セキュリティー]で証明書を作成し、[SSL/TLSサーバー通信]を有効化してください。
データ暗号化機能は、お使いのプリンターの機種や取り付けられているオプションによっては利用できない場合があります。お使いのプリンターがこの機能に対応していない場合は、[プロパティ]タブに[セキュリティー]が表示されません。
非英数文字を保存する
本機ではUnicode UTF-8を使用して文字を保存します。一般的に、UTF-8ではひとつの非英数文字を保存するのに2〜4バイトが必要です。
そのため、テキストボックスに非英数文字を入力すると、文字がテキストボックスに表示されていてもすべての文字を保存できない場合があります。
非英数文字を入力する
本書では非英数文字の入力可能文字数について、ひとつの非英数文字を3バイトと仮定して記載しています。
そのため、実際の入力可能文字数は、本書の記載とは異なる場合があります。