セキュリティー - IPsec設定
このページでは、プリンターとクライアントコンピューター間のIPsec通信を有効化するためのプリンター設定を行います。
IPsecプロトコルでコンピューターからプリンターにデータを送信する場合、すべてのデータパケットは暗号化されます。
この設定は、お使いのコンピューターがIPsecに対応していない場合は利用できません。
この設定は、CentreWare Internet Servicesからプリンターを再起動するか、手動で電源を入れ直した後に有効となります。
オプションのハードディスクが取り付けられていない場合、プリンターの電源を切るときにメモリー内のデータは削除されますのでご注意ください。
プロトコル
Ipsecプロトコルを使用するには、[有効]チェックボックスを選択します。
IKE認証方式
IKE認証方式として[事前共有鍵]が表示されます。
プリンターにオプションのハードディスクが取り付けられ、データ暗号化が有効になっている場合、[デジタル署名]が選択可能になります。
共有鍵
事前共有鍵を指定します。黒マルをすべて削除し、半角英数字および記号255文字以内で事前共有鍵を入力してください。
すでに設定されているかどうかにかかわらず、事前共有鍵は黒マル(●)で表示されます。
事前共有鍵を入力する際は、黒マルをすべて消してから事前共有鍵を入力してください。NULL、スペースは使用できません。
黒マルではなくアスタリスク(*)が表示されることもあります。
共有鍵の確認
黒マルをすべて削除し、確認のため同じ事前共有鍵を再度入力します。
本体の証明書
「本体の証明書はIKE認証方式でデジタル署名を選択した場合に有効になります。また、この証明書は証明書管理で指定します。」というメッセージが表示されます。
この項目は、プリンターにオプションのハードディスクが取り付けられ、データ暗号化が有効になっている場合にのみ表示されます。
IKE SAのライフタイム
IKE SAのライフタイム(分単位)を5分から28,800分の範囲で指定します。
IKE SAのライフタイムはIPsec SAのライフタイムと同じか、より長く指定する必要があります。
IPsec SAのライフタイム
IPsec SAのライフタイム(分単位)を5分から2,880分の範囲で指定します。
IPsec SAのライフタイムはIKE SAのライフタイムと同じか、より短く指定する必要があります。
DHグループ
DHグループを[G1]または[G2]から選択します。
PFS設定
PFSを有効化するには、[有効]チェックボックスを選択します。
相手アドレスの指定[IPv4]
プリンターをIPv4環境で使用する場合は、宛先IPv4アドレス(IPアドレス)をIPv4形式で入力します。
ブロックはピリオドまたはコロンで分割します。同じブロック内で先立つ数字がなければ先頭のゼロは省略できます。
たとえば、「192.168.1.10」は「192.168.001.010」を表します。
相手アドレスの指定[IPv6]
プリンターをIPv6環境で使用する場合は、宛先IPv6アドレス(IPアドレス)をIPv6形式で入力します。
ブロックはピリオドまたはコロンで分割します。同じブロック内で先立つ数字がなければ先頭のゼロは省略できます。
たとえば、「2001:db8::1」は「2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:0001」を表します。
IPsec未対応機器との通信
IPsecに対応していないデバイスとの通信の処理方法を指定します。[通常の通信]または[通信しない]から選択できます。
[新しい設定を適用する]ボタン
[元に戻す]ボタン