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NEC、インド・スーラト市に「バス自動料金収受システム」を導入

2018年3月30日
日本電気株式会社

  • 本プレスリリースはNECインド社から発表された英文リリースの抄訳です。

NECおよびNECの海外現地法人であるNECインド社は、インド・グジャラート州のスーラト市に「バス自動料金収受システム」(Automatic Bus Fare Collection 、以下AFC)を導入しました。
NECは今後7年間、本システムおよびバス運行管理センターの運用・管理を行います。
スーラト市では、一日あたり20万人の通勤者が本システムを利用し、利便性の拡大および満足度向上につながっています。

「自動料金収受システム」
(左:自動改札機、右:窓口での携帯型端末による乗車券発券の様子)

NECは、スーラト市のバスを運営するSurat Municipal Corporation (SMC)と2017年5月に契約しAFCを導入しました。スーラト市では、AFC導入の第一フェーズとして、2017年10月に開始されたモバイルアプリケーション「スーラトシティリンク」と携帯型乗車券発券端末を利用して、市バス300台で現金によるQRコードチケットの発券が開始されました。第二フェーズとして、現在、同市のバス高速輸送システム(BRT:Bus Rapid Transit)の駅195カ所と市バス650台で、現地の決済サービスRupay(ルペイ)(注1)をベースとした非接触ICカードを用いて、自動改札機による運賃収受が始まっています。

AFCは、正確かつ信頼性の高い運賃収受が可能であるとともに、集められたデータをもとに各駅におけるバスの乗降客数を把握することで収益管理も可能です。また、非接触のRupayカードでの乗車が可能なため、乗客はバスの乗車券購入が不要となり、便利で環境に優しい移動手段を実現します。なお、Rupayをベースとした非接触ICカードは、SMCの市民センターやBRTの駅を含む市全体にある様々な場所で、紙幣・小銭・銀行のキャッシュカードを利用して簡単に購入・チャージ可能です。

NECグループは社会ソリューション事業に注力しており、最新のICTシステムやサービスを通じて、世界の国々や地域における安全・安心で効率的な交通インフラの整備に貢献していきます。

以上

  • (注1)Rupay:インド決済公社(NPCI)が提供するVisaやMasterCardに準じたインド独自のプリペイド、デビッド、クレジットカードサービス。インド国内向けにコストを大幅に抑えた決済システムとして全国的に普及している。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC グローバルコーポレートセールス本部
E-Mail:inquiries_123@iopd.jp.nec.com

NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
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