NECとネポン、農業ICTクラウドサービスの機能を強化
～画面デザインを全面刷新、高温多湿の警報機能を提供～
2016年7月26日
日本電気株式会社
ネポン株式会社
日本電気株式会社（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長兼CEO：新野 隆、以下 NEC）とネポン株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：福田 晴久、以下 ネポン）は、農業ICTクラウドサービスの機能を強化します。
今回の機能強化では、ハウス内に設置したセンサー間の関係性の把握や過去のセンサー情報との比較などが容易な環境センサー画面の提供をはじめ、サービスで提供する各種機能の画面を全面的に刷新し、視認性・操作性を一層向上します。
また、病害虫の発生原因となる高温多湿状態の警報機能を提供します。
背景
M2M（Machine to Machine）技術を利用したソリューション「CONNEXIVE（コネクシブ）」を提供するNECと、温室用温風暖房機のトップメーカーであるネポンは、センサーやネットワークなどを利用して農地データの見える化やコミュニケーションを実現する農業ICTクラウドサービス（ネポンブランド名：アグリネット(C)）を提供しています。本サービスは、2012年5月の提供開始から現在までに1,600以上の農家への提供実績があります。
価格・提供開始時期・販売目標
価格：初期費用 158,000円～、基本料金 月額2,980円～
提供開始時期：本年9月上旬
販売目標：今後１年間で1,000農家への導入
機能強化のポイント
- 環境センサー画面など各種機能の画面デザインを全面刷新
サービスで提供する各種機能の画面をより使いやすく、親しみやすいデザインに全面的に刷新。特に環境センサー画面は、ハウス内に設置したセンサー（温度、湿度、炭酸ガス濃度、日射など）の情報を直感的に分かりやすく把握でき、かつ操作性に優れた画面に刷新。これにより、センサー間の関係性の把握や過去のセンサー情報との比較などが容易となり、生産者や管理者による環境状態の把握を支援。 - 病害虫の原因となる高温多湿状態の警報機能を提供
病害虫の発生原因となる高温多湿状態が継続した際に、生産者に警報を出す機能を提供。これにより、病害虫の発生を抑え生産量や品質の向上に貢献。
NECとネポンは今後も、クラウドやビッグデータ分析など先進ICTを活用したサービスを農業生産者に提供することで、合理的な農業経営の確立を支援していきます。
なお、NECは本サービスを「施設園芸・植物工場展（GPEC）」（会期：7/27（水）～29（金）、会場：東京ビックサイト）に出展します。
以上
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC AgriTech事業開発室
E-Mail：contact-pf@agri.jp.nec.com
ネポン 営業部
TEL：046-247-3269
E-Mail：eigyo-h@nepon.co.jp