NEC、クラウド環境へバックアップ可能な基幹業務サーバ「パラレルACOS i-PX7300GX」を発売
~ タブレット利用に対応し、業務効率化を促進 ~
2015年6月17日
日本電気株式会社
NECは、中堅企業向け基幹業務サーバの「パラレルACOS i-PX7300GX」(注1)6モデルを本日から発売します。
新製品は、クラウド環境等の遠隔地へのバックアップ機能を標準搭載し、容易に安全・安心なバックアップを実現します。また、仮想端末環境に対応することで、タブレットから基幹サーバのデータを利用する各業務システムへの接続を可能にし、業務効率化を図ることができます。
NECは社会ソリューション事業に注力しており、メインフレームACOSシリーズを継続強化していくことで、ユーザの資産継承と業務の安全な利用、情報通信基盤の高度化に貢献していきます。
背景
昨今、企業は事業を継続するために、中堅中小規模の基幹業務システムのデータを遠隔地へ保管する等、地震や火事などの災害に備えた対策を求めています。一方で従来、バックアップにはテープ媒体を利用しており、テープの取り換えや保管場所の確保に多大な費用や工数が必要でした。
新製品は、クラウド環境等の遠隔地へのバックアップ機能を標準搭載することで、安全・安心なバックアップを容易に実現し、これらのニーズに応えるものです。
価格、出荷開始日、販売目標
製品名 | 月額使用料金 | 出荷開始日 |
---|---|---|
i-PX7300GX モデル500GX | 2,095,700円 | 2015年7月17日 |
i-PX7300GX モデル400GX | 1,208,700円 | 2015年7月17日 |
i-PX7300GX モデル300GX | 600,000円 | 2015年7月17日 |
i-PX7300GX モデル200GX | 347,800円 | 2015年7月17日 |
i-PX7300GX モデル100GX | 191,300円 | 2015年7月17日 |
i-PX7300GX モデル50GX | 138,700円 | 2015年7月17日 |
・販売目標:2年間で150システム
特長
- 遠隔地へのバックアップ機能の標準搭載
クラウド環境等の遠隔地へのバックアップ機能が標準搭載されており、個別にシステムを構築することなく、容易に安全・安心なバックアップを実現し、ユーザの事業継続を支援します。また従来バックアップするために必要であったテープ媒体の取り換えや保管場所の確保等の費用や工数を低減できます。 - タブレット利用や仮想端末環境に対応
画像等を活用し、操作性の高い画面を表示可能にするACOS専用のソフトウェア「VIS/VE」が、タブレット(注2)や仮想端末環境(注3)に対応しました。これにより、タブレットから在庫管理システムや生産管理システム等の基幹サーバのデータを利用する各業務システムへの接続を可能にします。外出先でもタブレットから各業務システムに接続することで、業務の効率化を促進します。
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
新製品について
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC ビジネスクリエイション本部
TEL:03-3798-6364
E-Mail: a-club@acos.jp.nec.com
NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
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