NEC、東海大学向けにクラウドサービスを活用したコミュニケーション基盤を構築
~ Webサーバ等の運用環境としてハウジングサービスも提供 ~
2015年5月11日
日本電気株式会社
NECは、東海大学(所在地:神奈川県平塚市、学長:山田清志、以下 東海大学)向けに、電子メール機能などを提供するコミュニケーション基盤を、クラウドサービスを活用して構築しました。なお、本システムは、東海大学の教職員・在学生・卒業生約4万7000人が利用しています。
本システムは、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、社長:樋口泰行)のクラウドサービス「Office 365」と、NECのクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」(注1)上に構築した認証機能やメーリングリスト管理機能を組み合わせて活用しています。
あわせてNECは、東海大学の各部署・研究室の各種サーバ、学生サークルのWebサーバなどの運用環境として「NEC 神奈川データセンター」のハウジングサービスを提供しています。
東海大学ではこれらのサービス活用により、事業継続性・システム拡張性の向上や、システム運用コスト・工数の削減を実現します。
NECは、注力する「社会ソリューション事業」を通じて、教育機関における教育の質の向上や学校経営の効率化に貢献すべく、今後も「NEC Cloud IaaS」をはじめとする各種ソリューションの提供を積極的に進めていきます。
背景
東海大学では、事業継続性の向上やシステム運用コストの削減に加え、職員が学生サービスへ注力し、さらなる品質の向上を目指すため、職員のシステム運用負荷の軽減が求められています。これらの実現に向けて、東海大学ではクラウドサービスやデータセンターの活用を推進しています。
このたび、本取り組みの一環として、従来は自社構築型(オンプレミス)で運用していたコミュニケーション基盤と各部署・研究室の各種サーバ、学生サークルのWebサーバなどについて、クラウドサービスとハウジングサービスの採用を決定しました。
今回のサービス活用の概要
今回構築したコミュニケーション基盤は、「Office 365」を活用し、電子メールやファイル共有、インスタントメッセージなどのコミュニケーション機能や情報共有機能を提供しています。
また、学術情報ネットワーク(SINET4、注2)と接続された「NEC神奈川データセンター」から提供するクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」上に、「Office 365」の認証機能やメーリングリスト管理機能を構築することで、セキュリティ強化や利便性の向上を図っています。
さらに東海大学の各部署・研究室が個別に購入・構築・運用していた各種サーバ、学生サークルのWebサーバなどの運用環境として「NEC神奈川データセンター」のハウジングサービスを提供しています。
東海大学は、これらのクラウドとハウジングのハイブリッド環境により、従来のオンプレミスでの運用と比べ、事業継続性・システム拡張性の向上や、システム運用コスト・工数の削減を実現します。
NECは今後も、東海大学におけるクラウド活用において、ハウジングサービス、オンプレミス環境も含めたICTシステム全体の最適化の実現に貢献します。
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
【別紙】 クラウド基盤サービス導入事例(東海大学)
以上
クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」について
本件に関する情報
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC プラットフォームサービス事業部 橋本
TEL:03-3798-6529
NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
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