2014年10月14日
日本電気株式会社
NECは、企業・データセンター市場おけるSDN(Software-Defined Networking、注1)を活用したネットワークアプリケーションやソリューションの開発と導入をグローバルに促進するためにパートナーシッププログラムを開始しました。また、NECのSDN関連のAPI(注2)や、APIと連携したソフトウェア開発のためのマニュアルや標準ソースコードをセットにした開発キットを公開し、パートナーのアプリケーションやソリューション開発を支援するポータルサイト「NEC SDN Partner Space」を開設しました。
NECは、SDNを活用したアプリケーションやソリューションをパートナーと共に開発し、社会に提供していくことで、ビジネスや暮らしを支えるICTシステムの安心・安全・効率的な利用に貢献していきます。 |
現在、サーバ分野で先行して利用が拡大している仮想化技術や運用自動化技術は、企業ネットワークの分野においても、今後、急速に利用が拡大することが見込まれています。また、これらの技術を活用しサーバ分野とネットワーク分野が密接に連携した次世代ICT基盤では、オープンな標準仕様にもとづいて、アプリケーションからネットワーク制御を柔軟に行える仕組みが求められています。
NECは、ONF(
注3)やOpenDaylight(
注4)等の各種標準化団体・コミュニティに参画し、2011年に世界初のSDN対応製品「UNIVERGE PF6800」を発売するなど、SDNの普及促進に貢献してきました。また、200システムを超えるユーザへの導入実績から、SDNのメリットを活用できる適用領域やネットワーク運用の各種ノウハウを得ています。
「NEC SDN Partner Space」に参加を表明している主なパートナー企業は以下の通りです。
Dell, HP, Microsoft, Alcatel-Lucent Enterprise, Radware, Trend Micro, NoviFlow, Centec, Meru Networks, Ixia, Broadcom, Extreme Networks, RedHat, RedCannon, Aria Networks, H-Log, Abiquo StackOps他
(順不同)
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上
(注1) Software-Defined Networking。ネットワークをソフトウェアで動的に制御することおよびそのアーキテクチャ。
(注2) NECのSDNコントローラ「UNIVERGE PF6800」のノースバンドAPIとサウスバンドAPIの両方を提供。
(注3) Open Networking Foundation。SDNアーキテクチャの開発と標準化を通じてネットワーキングの変革を目指す非営利団体。
(注4) OpenDaylight。オープンソースのSDNコントローラプラットフォームの協業開発プロジェクト、およびそのソフトウェア。
ポータルサイト「NEC SDN Partner Space」に関する情報
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NECは、社会ソリューション事業を推進する企業としてのグローバルブランドを構築するため、
新ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」を策定しました。
本ブランドメッセージのもと、世界の人々と協奏・共創しながら、社会の様々な課題解決に貢献していきます。
