Please note that JavaScript and style sheet are used in this website,
Due to unadaptability of the style sheet with the browser used in your computer, pages may not look as original.
Even in such a case, however, the contents can be used safely.
NECは、スペインのゴミ収集サービス事業者ASCAN(アスカン)と共同で、センサやビックデータ分析を用いて、スペイン サンタンデール市のゴミ収集管理サービスをスマート化(高度化)する事業に参画します。 本事業では、市内のゴミ収集容器にセンサを取り付け、容器内に溜まったゴミの量や容器の設置場所などの大量の情報(ビッグデータ)を、ネットワークを通じてリアルタイムに収集します。さらに、集まった情報を市内の管理センターで分析し、最適な収集ルートやタイミングをゴミ収集車に搭載されたモニタに表示します。 本サービスにより、ゴミ収集車の無駄な収集作業を減らすことができるとともに、運用コストとCO2排出量を同時に削減することで環境にやさしいサービスの提供を実現します。 NECは、社会ソリューション事業に注力する中、ビッグデータをはじめとする最新のICT技術を用いたソリューションを提供しています。今後も安全・安心な街づくり、スマートシティの実現に貢献していきます。 |
サンタンデール市は、同市のスマートシティプロジェクトの一環として、2014年2月からNECのシティオペレーション基盤(CCOC、(注1))を導入し、街中の気温や道路の車のスピード・騒音などのデータの見える化を行う実証を行っています。
また、現在、一般的なゴミ収集サービスでは、ゴミ収集事業者が決められた一定のルートや時刻に収集を行っていますが、ゴミの量に応じた収集ルートや時刻の調整が課題となっています。今後、同市では、同スマートシティプロジェクトの一環としてゴミ収集管理サービスのスマート化を進め、ゴミ収集にかかるコストを削減するとともに、排気ガスによる環境負荷も削減することで、環境にやさしいサービスの実現を目指していきます。
今回、NECが参画するゴミ収集管理サービスのスマート化は、同市の本取り組みのもとで行われるものです。
1.ゴミ収集容器やゴミ収集車の状況をリアルタイムに把握
(1)ゴミ収集容器に設置したM2M(Machine to Machine)センサで、集積したゴミの量をデータ化し、モバイルネットワークを介して管理センターに送信、管理センターで大型スクリーンを用いたマップにより一元管理できます。
(2)管理センターに集められたデータを分析し、最適なゴミ収集ルートやタイミングをゴミ収集事業者に提供します。清掃員はこれらの最適な収集ルートなどを、ゴミ収集車に搭載されたモニタで確認できます。これにより、集積量の多いゴミ収集容器の回収を優先する、といった効率的なゴミ収集車の運用が可能になります。
NECは、今後も、M2Mセンサやビッグデータ分析技術、見える化ソフトなどを活用したトータルなソリューションの提供により、スマートシティの実現に貢献します。
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
以上