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NEC、東南アジアと米国を結ぶ光海底ケーブル「SEA-US」の建設請負契約を締結

2014年8月29日
日本電気株式会社




NECは、東南アジアと米国本土を結ぶ大容量光海底ケーブル「SEA-US(Southeast Asia-United States、シーユーエス)」の建設請負契約を締結しました。本ケーブルの稼働開始時期は2016年の予定です。

「SEA-US」は、フィリピン・インドネシアからグアム・ハワイを経由して米国本土に至る総延長約15,000kmの光海底ケーブルで、東南アジア・米国のグローバル通信事業者7社からなる「SEA-US」コンソーシアム(注1)とNECの間で建設契約を締結しました。本ケーブルは、毎秒100ギガビット(100Gbps)となる最新の光波長多重方式に対応しており、最大容量毎秒20テラビット(20Tbps、注2)の伝送が可能となります。


光海底ケーブル「SEA-US」敷設マップ光海底ケーブル「SEA-US」敷設マップ


現在、東南アジアと米国を結ぶ国際通信の多くは日本を経由していますが、東南アジア経済の成長に伴い米国との通信容量が急増しており、遅延や回線の繋がりにくさが顕在化しています。このため、両地域を直接結ぶ新たな大容量光海底ケーブルの新設が求められていました。

このたび敷設を開始する「SEA-US」はこのようなニーズに応えるもので、東南アジア~米国本土間を直接結ぶ光海底ケーブルとしては最大の通信容量を有し、今後も増加が予想される両地域間の通信需要に対応します。

NECは、過去30年以上にわたり海底ケーブルシステム事業を手掛ける海底ケーブルのトップベンダーで、地球5周分のべ20万kmを超える敷設実績があり、日本を含むアジア・太平洋地域で強みを有しています。NECはこのたびの受注について、これまでの納入実績に加え、最先端の技術力、およびプロジェクト遂行力が高く評価されたと考えています。

NECは、今後も海底ケーブルシステムを含めた通信インフラ整備事業をグローバルに拡大していきます。

NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。



以上



(注1) 「SEA-US」コンソーシアムメンバー:
PT. Telekomunikasi Indonesia International (Telin、インドネシア・ジャカルタ)
Telkom USA (米国・カリフォルニア)
Globe Telecom (フィリピン・マニラ)
RAM Telecom International, Inc (RTI、米国・カリフォルニア)
Teleguam Holdings (GTA、米国・グアム)
Hawaiian Telcom Holdco, Inc (HTEL、米国・ハワイ)
GTI Corporation (米国・カリフォルニア)

(注2) 1Tbps:1秒間に1兆ビットのデータ伝送が可能


本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 海洋システム事業部
TEL:03-3456-5916



NECは、社会ソリューション事業を推進する企業としてのグローバルブランドを構築するため、
新ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」を策定しました。
本ブランドメッセージのもと、世界の人々と協奏・共創しながら、社会の様々な課題解決に貢献していきます。 Orchestrating a brighter world 世界の想いを、未来へつなげる。


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