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NECは、業界団体Small Cell Forum(注1)と欧州電気通信標準化機構ETSI(注2)が共催したSmall Cellの相互接続試験「Small Cell LTE Plugfest」に参加し、LTEマイクロセル用基地局を用いてマルチベンダ環境におけるSON(Self-Organizing Network、注3)の動作を実証しました。本 Plugfestには27の国内外オペレータ及びベンダが参加し、Small Cell領域におけるオープンな共存共栄の仕組みであるエコシステムの構築を目指し、各社の装置間で相互接続試験が実施されました。 今回のPlugfestにおいて、NECは自社製マイクロセル用LTE基地局と他社製マクロセル用基地局を接続し、マルチベンダのLTE基地局が混在する環境を構築、隣接セルの自動検出、X2インターフェース(注4)を使用したハンドオーバー設定の最適化、カバレッジの最適化などの試験を実施しました。その結果、NECのSON機能がマルチベンダ環境で適切に動作することを確認しました。 通信量の急激な増加により、マクロセルだけでは十分なスピードが確保できないエリアにマイクロセルを追加(アドオン)することで通信キャパシティを補完し、スループットを向上する取り組みが進んでいます。セルの大きさ、周波数が異なるマクロセルとマイクロセルが相互運用する際に、セルの設置及び構築・運用を効率化するSON機能の活用は不可欠となっています。 NECは今後も、通信事業者のニーズに対応した最適なブロードバンド無線ネットワークやソリューションを提供し、快適な通信環境の実現に貢献します。 |
(注2) ETSI:European Telecommunications Standards Institute
世界中の主要なキャリアやベンダが参加している世界最大級の標準化団体。ICTに関する様々な分野において、世界共通で利活用できる製品・サービスの実現を推進するための活動を行っている。
(注3) SON(Self-Organizing Network):ネットワークの設定や最適化を自動化し、構築と運用の負担を軽減して安定した運用を実現するための機能。次世代の移動通信規格であるLTEにおいて導入され、運用中の基地局や端末から無線信号の受信レベルやデータ転送速度などのネットワーク品質の測定データを適宜収集・分析し、自律的に基地局の設定を変更することにより、ネットワークを最適化する。
NEC テレコムキャリア企画本部
TEL:03-3798-6141