2014年7月8日
日本電気株式会社
 
NECは、2013年度のNECグループの環境活動実績をまとめた「NEC環境アニュアルレポート2014」を本日発行しました。  同レポートでは、2010年6月に発表した中長期の行動計画「NECグループ環境経営行動計画2017/2030」の4年目となる2013年度の進捗状況について紹介しています。 | 
「NECグループ環境経営行動計画2017/2030」について
 中期目標年度を「NECグループビジョン2017」と同じ2017年度、長期目標年度を2030年度とし、「低炭素」「生態系・生物多様性保全」「資源循環・省資源」の3つの視点で以下の目標を設定。(詳細は
別紙参照) 
- 低炭素:社会全体のCO2削減にITソリューションで貢献
 
- 低炭素:製品のエネルギー効率の改善
 
- 生態系・生物多様性保全に向けた活動の強化
 
- 資源循環、省資源の推進
 
2013年度の進捗状況
 
- 低炭素:社会全体のCO2削減にITソリューションで貢献
 自らの生産やオフィスにおけるCO2排出の抑制に努めると同時に、ITソリューションの提供を通じて社会全体のCO2排出抑制に貢献する。
 
- 2013年度累計実績:970万トン削減(目標:915万トン)
 
- 先進の省電力技術を採用した「NEC神奈川データセンター」の開設や、SDN(Software-Defined Networking、注)対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」などCO2削減貢献効果の大きなソリューション提供が増加したことにより、2017年度の累計1,500万トン削減目標に向けて順調に推移
 
 
- 低炭素:製品のエネルギー効率の改善
 製品のエネルギー効率を更に高め、お客様の使用段階でのCO2発生を抑制。
 
- 2013年度実績:75%改善(目標:67%)
 ※2005年度製品比、全製品加重平均 
- ベクトル型スーパーコンピュータ「SX-ACE」やメインフレーム「i-PX9800/A1LC」など、エネルギー効率の優れた製品を提供。2017年度の80%改善目標に向けて順調に推移
 
 
- 生態系・生物多様性保全に向けた活動の強化
 「NECグループ生物多様性行動指針」に基づき活動内容の充実を図る。
 
- 2013年度実績:生態系・生物多様性保全に貢献する社会貢献活動に8,417人が参加(目標:8,000人)
 
 
- 資源循環、省資源の推進
 NECの環境への貢献度の高い全てのプラスチック使用製品にバイオプラスチックを導入することで、石油資源の枯渇問題への対応に貢献する。
 
- 2013年度実績:デスクトップPCなど6製品群に適用
 
- 耐久性(耐薬品性、耐光性、表面硬度など)に格段に優れた難燃性バイオプラスチックを新たに開発
 
 
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。 
【別紙】 「NECグループ環境経営行動計画2017/2030」 
以上
(注) SDN(Software-Defined Networking):ネットワークをソフトウェアで制御する概念
NEC環境アニュアルレポート2014
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NECは、社会ソリューション事業を推進する企業としてのグローバルブランドを構築するため、
 新ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」を策定しました。
 本ブランドメッセージのもと、世界の人々と協奏・共創しながら、社会の様々な課題解決に貢献していきます。 
