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NEC、第14回 光通信技術展(FOE2014)に出展

2014年4月4日
日本電気株式会社



NECは、4月16日(水)~18日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第14回 光通信技術展(FOE2014)」に出展します。  FOE2014は、光通信業界が集うアジア最大の光通信専門の展示会で、国内外の主要ベンダーが最先端の光通信システム・装置・光デバイスなどを展示、紹介します。 NECは、超高速・超大容量の光伝送システム及び、最先端の光技術を適用した光デバイス製品などに関する展示・紹介を行います。


本展示では、光ネットワークに関して、デジタル信号処理技術とコヒーレント光送受信技術により100Gbps級の超高速光伝送、波長多重技術(最大96波)により超大容量(9.6Tbps)を実現する光伝送システム「SpectralWave DW7000」を紹介します。また、海底ケーブルシステム用100Gbps光トランスポンダ(注1)が搭載されている端局装置も展示・紹介します。
また、光デバイスに関しては、基幹系光通信システムに適用する100Gbpsコヒーレント伝送用トランシーバ(注2)、Siフォトニクス技術(シリコン半導体を利用した光回路)を適用したDWDM(注3)用光デバイス(注4)、クライアント用各種プラガブル(着脱可能な)トランシーバなどを紹介します。

さらに、次世代光伝送路であるマルチコア光ファイバ(注5)や空間多重技術(注6)を用いた光伝送技術、伝送経路の切り替えや時間変動などで歪む信号の補正を柔軟・高精度かつ低消費電力で行い、効率の高い通信を実現する適応等化技術などを紹介します。

またNECブースでは、展示に関連したオープンセミナー(無料、予約不要)も開催します。詳細は別紙をご参照ください。

【別紙】 NECブース内オープンセミナー(概要、スケジュール)

以上



(注1) トランスポンダ
光海底ケーブル側の光信号とルータやスイッチなどのクライアント側の光信号の相互変換器

(注2) 光トランシーバについて

  • 168pin Gen2
    光通信システム・光デバイスに関すデファクト標準を決める団体OIF(Optical Internetworking Forum)で決められた標準規格(OIF-MSA-100GLH-EM-02.0)に準拠した第二世代の100Gbpsデジタルコヒーレントトランシーバ。低消費電力、小型を特徴としDWDMトランスポンダの高密度実装を可能にする。
  • CFP2-ACO
    DSP(Digital signal processor)を内蔵しない小型デジタルコヒーレントトランシーバ。CFP Multi-source agreementでデファクト標準となっている外形(CFP2 Hardware Specification)を踏襲し、ライン側に適用可能な送信・受信機能を搭載したデバイス。プラガブル実装を特徴とし、装置の小型化、高ポート密度実装が可能。

(注3) DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)
高密度波長分割多重方式。光ファイバを多重利用した通信技術で、波長の異なる複数の光信号を同時に伝送する。同様の技術であるWDM(Wavelength Division Multiplexing)を高密度にしたもの。

(注4) DWDM用光デバイス

  • μ-TLS
    デジタルコヒーレント通信の送信側に適用するチューナブル光源。C帯、L帯で所望の波長可変特性を有す。Siフォトニクス技術を適用して小型化を実現。
  • μICR
    デジタルコヒーレントシステムの受信側に適用するデバイス。信号光と局発光を干渉させて信号を復調する機能を有す。現在OIFで標準化に向けて審議中であり、CFP2-ACOに搭載することを目的に小型化を実現。

(注5) マルチコア光ファイバ:
従来の光ファイバは、光が通過する“コア”部分が1つのみであるのに対し、多数のコアを配置させることにより、数倍の伝送容量拡大が可能となる光ファイバ。10を超えるコア数を持つ光ファイバの開発が進行中。

(注6) 空間多重技術:
複数の“コア”部分を持つマルチコア光ファイバや、コアが複数の導波モードを収容するマルチモード光ファイバなど、新しい空間構造を持つ伝送路光ファイバの使用で実現される、狭空間での大容量光伝送技術。

※ 第14回 光通信技術展(FOE2014)について URL http://www.foe.jp/


本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC テレコムキャリア企画本部
TEL:03-3798-6141

私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。

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