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NECのSDN技術が「OpenDaylightプロジェクト」に採用

2014年2月5日
日本電気株式会社




NECが開発したSDN(注1)向け仮想テナントネットワーク(以下VTN、注2)技術が、SDN向けOSS(オープンソースソフトウエア)を開発している「OpenDaylightプロジェクト」(注3)において採用されました。

「OpenDaylightプロジェクト」は、2013年4月に発足した米国Linuxファンデーションのプロジェクトの一つです。本プロジェクトには31社の企業が参加し、NECは、発足当初から主要メンバーとして本プロジェクトに参加しています。

今回採用されたVTNは、NECがOpenFlowをベースに独自に開発した技術「ProgrammableFlow」のコアテクノロジーで、「OpenDaylightプロジェクト」で新たにリリースされたソフトウェア「Hydrogen」(注4)に採用されています。VTNを利用することで、SDNにおいて1つの物理ネットワーク上に任意の複数の仮想ネットワークを、迅速に設定することができるようになります。

SDNは、NECが注力する社会ソリューション事業の中核領域の1つです。NECは、自社製品の開発と製品化に加え、市場や業界の活性化のために「OpenDaylightプロジェクト」を始め、様々な研究・開発プロジェクトに積極的に参加しています。今回のVTN採用は、これらの活動成果の1つです。


NECは、VTNを始め独自の技術・製品・サービスやパートナーの製品等を組み合わせた「NEC SDN Solutions」を企業・官公庁・通信事業者・データセンター事業者など向けに提供しており、国内外の100社以上に、システムを納入しています。 
今後もグローバルにソリューション提案を行い、ビジネスや暮らし、社会に貢献するシステムを実現します。

NECグループは、「2015年中期経営計画」をもとに、人が豊かに生きるための安全・安心・効率的・公平な社会の実現に向け、ICTを活用した高度な社会インフラを提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進し、「社会価値創造型企業」として、社会の様々な課題解決に貢献していきます。



以上



(注1) SDN:Software-Defined Networking
ネットワークをソフトウェアで制御する概念

(注2) 仮想テナントネットワーク(VTN:Virtual Tenant Network)
物理的なネットワークを共有した上で、ソフトウェアによって設定する論理的なネットワーク

(注3) OpenDaylightプロジェクト
SDNを実現するソフトウェア群をOSS(オープンソースソフトウエア)として開発するプロジェクト

(注4) Hydrogen
2013年12月にOpenDaylightプロジェクトがオープンソースで作ったネットワーク全体を制御するSDNコントローラとなるソフトウェアの開発コード


本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC SDN戦略本部
E-mail:inquiry@sdn.jp.nec.com

私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。

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