Please note that JavaScript and style sheet are used in this website,
Due to unadaptability of the style sheet with the browser used in your computer, pages may not look as original.
Even in such a case, however, the contents can be used safely.

  1. ホーム
  2. プレスリリース
  3. NECとアビームコンサルティングが大和ハウスグループの人事システムをクラウド型で刷新

NECとアビームコンサルティングが大和ハウスグループの人事システムをクラウド型で刷新 ~ 更なる成長に向け、グループ全体での人財活用を強化 ~

2013年10月21日
日本電気株式会社
アビームコンサルティング株式会社




日本電気株式会社(注1、以下 NEC)とアビームコンサルティング株式会社(注2、以下 アビームコンサルティング)は、大和ハウス工業株式会社(注3、以下 大和ハウス工業)が更なる成長に向け取り組むインフラ整備の一環として、同社の人事システムをプライベートクラウド型で刷新しました。

大和ハウス工業は、今回新たに人事管理パッケージ「SAP(R) HCM(Human Capital Management)」を採用し、国内の大和ハウスグループの人事システムを一元化することで、グループ全体での人財活用の強化を図ります。
また、新たにグループ全体の人事業務を集中処理するシェアードサービスセンターを設立し、業務品質の向上とさらなる効率化を実現します。

現在、本システムは大和ハウス工業およびグループ会社15社で利用を開始しています。今後、2014年4月にはグループ会社11社への追加導入が決定しており、その時点でグループ従業員約3万5千人(有期雇用者含む)を対象とする国内有数規模の「SAP(R) HCM」を採用した人事システムとなります。

NECとアビームコンサルティングは、本システムの構築に際し、豊富な導入実績に基づき開発された「ABeam Template for HCM」を活用し、短期間で高品質なシステム導入を行いました。
また、TOC(制約理論)の考え方に基づき、全体最適化の観点から開発されたプロジェクトマネジメント手法「CCPM(Critical Chain Project Management、注4)」を適用し、工期と構築費用の抜本的な効率化を図りました。

新たな人事システムの概要は次のとおりです。

  1. グループ全体の人財の有効活用を実現
    これまで個別に管理していた採用情報(内定者)と従業員情報(在籍者、退職者)を統合し、採用から配置、評価・昇格、育成・教育まで一貫して管理できるタレントマネジメントシステムを構築。
    • 採用時と現在の従業員情報を容易に比較し、適正な採用戦略や採用基準を策定することが可能。
    • 従業員の資格・特性・職務経歴・研修履歴などを統合管理することで、客観的な情報に基づく従業員の適正配置を支援。また、必要なデータの見える化で従業員ひとりひとりに適した教育計画の立案が可能。
    • Webサイトを活用した従業員評価の仕組みを構築し、評価プロセスを効率化、従業員へのタイムリーなフィードバックも可能。


  2. グループ全体の人事業務を集中処理するシェアードサービスセンター(SSC)を設立
    これまでグループ各社で実施していた給与計算、社会保険事務などの定型業務を本社SSCに集約・共通化。アビームコンサルティングが保有する独自の方法論「ABeam Method」を活用し、業務の効率化・平準化と業務品質の向上を支援。


  3. CCPMの適用で工期と構築費用を約25%削減
    TOCの考え方に基づき、全体最適化の観点から開発されたプロジェクトマネジメント手法「CCPM」を適用し、個々の開発作業に潜在する無駄を徹底的に排除。プロジェクト状況の可視化、意思決定の迅速化、優先順位の明確化などを進め、工期と構築費用をCCPM未適用時の想定と比較して約25%削減。

NECとアビームコンサルティングは、このたびのシステム構築実績と両社の強みを活かし、企業の経営体質の強化、継続的な企業価値の向上に貢献していきます。


以上


(注1) 本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:遠藤信博

(注2) 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩澤俊典

(注3) 本社:大阪市北区、代表取締役社長:大野直竹

(注4) TOC(制約条件の理論)の提唱者でビジネス小説「ザ・ゴール」の著者である故エリヤフ・ゴールドラット氏が考案したプロジェクト管理手法。プロジェクト各工程における締切の安全余裕(バッファ)を取り除き期間を短くする代わりに、工程の最後にバッファを設け集中管理することで、プロジェクト全体の期間短縮を守ること(あるいは短縮すること)を目的とするもの。


本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 産業ソリューション事業部
TEL:03-3798-5475
E-Mail:exp-promo@dsi.jp.nec.com

アビームコンサルティング マーケティング部
E-Mail:japan@abeam.com

Share: