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実施組織 | 実験名称 | 実施内容 |
---|---|---|
KDDI研 日立 東京大学 |
スライス (注8) 相互接続 (スライスフェデレーション) |
スライス・エクスチェンジ・ポイント(SEP (注9))を介して異なるアーキテクチャの仮想化基盤間で資源情報および制御情報を交換し、スライス接続するスライスフェデレーション技術の検証 |
東京大学 | パケットキャッシュ | ノード間でハッシュ情報を交換することでスライス内のトラフィックを低減するキャッシュ技術の検証(一部成果は総務省SCOPE委託研究による) |
NTT 東京大学 日立 NEC 富士通 |
リソースアイソレーション (注10) +高精度スライス測定技術 (注11) |
仮想化ノードシステムによるリソースアイソレーション技術の検証およびネットワーク測定システムPRESTA 10G(注12)によるスライスごとの高精度測定検証 |
(注1) JGN-X
NICTの整備する新世代ネットワークのためのテストベッド。NICTでは前身の通信・放送機構の頃(1999年度)から研究開発テストベッドネットワーク『Japan Gigabit Network』(JGN)の運用を開始し、一貫してネットワーク技術の実証を志向したネットワークテストベッドを整備してきており、2011年4月、NICTのネットワーク研究の柱となる新世代ネットワーク技術の実現とその展開のための新たなテストベッド環境として、新世代通信網テストベッド『JGN-X』(JGN eXtreme)を構築、運用を開始している。
参考URL:「JGN-Xとは?(NICT)」
http://www.jgn.nict.go.jp/ja/info/what-is-jgn-x.html
(注2) ネットワーク仮想化テストベッド
ネットワーク仮想化技術の技術開発・実証実験のためのテストベッド。JGN-X上のネットワーク仮想化テストベッドは、ネットワークを構成するルータやスイッチ等のハードウェアの計算機資源(通信帯域、メモリ、CPU等)を論理的に分割して仮想的に複数のネットワークを生成する機能を有する。このテストベッドを用いて広域ネットワーク実験や既存のネットワークでは実現できない環境(非インターネットプロトコル環境等)でのネットワーク技術の検証が可能である。
(注3) GENI (Global Environment for Network Innovations)
2005年に基本設計の検討を開始したNSFが支援する長期的ネットワークテストベッドプロジェクト。新しいインターネット構成やネットワークサービスの研究開発を促進するため、複数のネットワーク実証実験が同時かつ独立に遂行できるネットワーク共通基盤テストベッドの開発を目指している。
(注4) ProtoGENI
GENIの主要なプロジェクトの一つであり、ユタ大学を中心に研究開発された全米に広がるInternet2にバックボーンを持つテストベッドプロジェクト。仮想ネットワーク(スライス)を動的に構築し、プログラムを自由に導入することで、新世代ネットワークの実証実験が可能。日本の仮想化ノードとは、構成技術は異なる。
(注5) ネットワーク仮想化(技術)
仮想化技術等を用いてネットワークを構成するルータやサーバ等のハードウェアのCPU処理能力や記憶容量等の物理資源を論理的に分割し、これらの資源を任意に組み合わせることで、独立で自由に通信プロトコルを書き換え可能な論理ネットワークを複数共存させる技術。この発表資料においては生成された論理ネットワークをスライスと呼ぶ。
(注6) 新世代ネットワーク (技術)
今後新たに出現するであろう、技術的更には社会的要求にこたえられる、現在のインターネット技術にかかわらない、新しい概念に基づくネットワーク。顕在化する社会問題を解決し、人や社会の潜在能力を開花させ生活の質や生産性を向上させる新しい価値観を創造することを目指した、未来社会を支えるネットワークで、現在のインターネット技術にとらわれず、白紙から解法を検討するアプローチで研究開発が行われている。
参考URL:「新世代ネットワークプロジェクト(NICT)」
http://www.nict.go.jp/nrh/index.html
(注7) 仮想化ノード
仮想ネットワークを複数独立に構築するためのシステム。具体的にはルータ、スイッチ、サーバやネットワークプロセッサ等から構成される。2008年度から2010年度に、NICT、東京大学、NTT、NEC、日立及び富士通研究所の共同研究により研究開発が行われ、2011年度からは、NICTの委託研究としてKDDI研究所が加わって、次世代の仮想化ノードの研究開発を行っている。
参考URL:新たなネットワークの実現を支えるネットワーク仮想化ノードの実証実験を産学官で開始(2010年3月30日)
http://www.nict.go.jp/press/2010/03/30-1.html
(注9) SEP (Slice Exchange Point)
異なる基盤間において、スライスの相互接続を行うためのスライス接続機構。今回のアーキテクチャでは、ゲートウェイ機能とインタフェース変換機能を有し、スライスの資源情報や制御情報、ネットワーク構成情報を交換してスライス同士の相互接続を実現する。
(注11) 高精度スライス測定技術
仮想ネットワーク毎に物理トポロジーと種別が動的に変化するような環境下において高精度なネットワーク測定システム(PRESTA 10G)による測定点を、仮想ネットワークの物理トポロジーと種別に追随して動的に変化させることが可能となる技術。
(注12) ネットワーク測定システムPRESTA 10G
PRESTA 10Gは、10Gbpsのキャプチャ・ジェネレータ機能を有する10ナノ秒粒度で測定可能なネットワーク測定システム。NTT未来ねっと研究所とエヌ・ティ・ティ アイティ株式会社が開発した。今回はスライスごとに測定が可能な機能拡張を行っている。
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