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NEC、省電力性能世界1位の1Way空冷式スリムサーバ「Express5800/GT110f-S」など3機種を発売

2013年7月4日
日本電気株式会社



1Way 空冷式スリムサーバ「Express5800/GT110f-S」1Way 空冷式スリムサーバ「Express5800/GT110f-S」

＜Express5800シリーズ新製品に関する情報＞
ExpressPortal
http://www.nec.co.jp/exp/



NECは、IAサーバ「Express5800シリーズ」において、1Wayエントリサーバ3機種を本日から発売します。

新製品のうち、1Way空冷式スリムサーバ「Express5800/GT110f-S」は、コンピュータの標準的な電力効率の比較指標である「SPECpower_ssj(R)2008 ベンチマーク」（注1）において、省電力性能の世界最高値6,488 overall ssj_ops/wattを記録しました（注2）。これは、最新インテル(R) Xeon(R) プロセッサー E3-1200v3製品ファミリー（注3）を採用し性能を向上させるとともに、NECの培ってきた設計や制御における省電力技術を徹底して製品に取り入れたことにより実現したものです。

市場においては、CPUの性能向上を背景に、小規模システムにおいても業務アプリケーションサーバやファイルサーバの統合を行い、1台で複数の仮想サーバを稼働させる利用例が増加しています。
1Way空冷式スリムサーバ「Express5800/GT110f-S」は、サーバ仮想化や統合によるデータ増加に対応するため、HDDの最大搭載数を従来比2倍の6台とし、最大容量を7.2TB（注4）まで拡張可能にしました。また、増加したデータを夜間のうちに短時間でバックアップするため、バックアップ転送速度を従来比約3.2倍（注5）に向上させています。

なお、合わせて1Way水冷式スリムサーバ「同/GT110f-S(水冷)」、1Wayラックサーバ「同/R110f-1E」も発売いたします。

新製品の価格(税別)および出荷開始日は次のとおりです。
製品名 価格(税別) 出荷開始日
1Way空冷式スリムサーバ
「Express5800/GT110f-S」		 147,500円～ 2013年7月26日
1Way水冷式スリムサーバ
「Express5800/GT110f-S(水冷)」		 210,000円～ 2013年7月26日
1Wayラックサーバ
「Express5800/R110f-1E」		 225,000円～ 2013年7月26日


新製品および新機能の主な特長は次のとおりです。
  1. NEC独自の省電力設計で世界1位の省電力性能
    1Way空冷式スリムサーバ「Express5800/GT110f-S」
    NEC独自の冷却設計や制御技術、80 PLUS(R) Platinum電源などの省電力パーツの採用により、コンピュータの標準的な比較指標である「SPECpower_ssj(R)2008 ベンチマーク」（注1）において、省電力性能の世界最高値6,488 overall ssj_ops/wattを記録（注2）。多数台の導入や拠点展開において、システム全体の電力コストを削減。


  2. 性能と拡張性の向上
    「3機種共通」
    • 最新インテル(R) Xeon(R) プロセッサー E3-1200v3製品ファミリーを採用し従来比約11%（注6）の性能向上。また、USB3.0ポートを標準搭載し、バックアップ転送速度を従来比約3.2倍（注5）に向上させることで、仮想化によりデータが増加した場合でも、夜間のうちに短時間でバックアップすることが可能（注7）。
    • 「Express5800/GT110f-S」ではHDDの最大搭載台数を従来比2倍の最大6台とし、最大容量を7.2TB（注4）、「同/GT110f-S(水冷)」は、最大容量を従来比約1.7倍（注8）の4.8TB、「同/R110f-1E」は最大容量を従来比約1.7倍（注9）の9.6TBまで拡張可能にし、仮想化統合によるデータ増加に対応。
    • 動作環境温度40度への対応やグループパワーキャッピング機能(注10)によりシステムの利用状況に応じた節電対応も可能。


  3. 高可用なシステム構成を実現
    1Wayラックサーバ「Express5800/R110f-1E」
    電源やファンの冗長構成に対応。複数のサーバが稼働する仮想化環境など信頼性の高い業務においてもシステムの安定稼働を実現。

新製品の主な仕様は別紙1、性能記録値、測定システム環境については別紙2をご参照下さい。

【別紙1】 新製品の主な仕様
【別紙2】 性能記録値、測定システム環境


以上



(注1) SPEC、及び、ベンチマーク名称SPECpower_ssjは、the Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC)の登録商標。「SPECpower_ssj(R)2008ベンチマーク」はサーバ向け業界標準ベンチマークの1つであり、消費電力あたりのトランザクション性能測定データを基に、サーバ製品のエネルギー効率比較基準とすべく開発/制定されたもの。値が大きいほど電力効率性能に優れる。

(注2) 1Way空冷式スリムサーバ「Express5800/GT110f-S」にて6,488 overall ssj_ops/wattを記録し、2013年6月26日(米国東部時間)現在、http://www.spec.orgにて公開されている情報を元に記載。
http://www.spec.org/power_ssj2008/results/res2013q2/power_ssj2008-20130610-00616.html
最新のSPECpower_ssj (TM) 2008ベンチマークの結果は以下を参照。
http://www.spec.org/power_ssj2008

(注3) インテルおよびXeonは、米国およびその他におけるインテルコーポレーションおよび子会社の登録商標または商標。

(注4) 従来機「Express5800/GT110e-S」と「Express5800/GT110f-S」でバックアップ装置を内蔵した場合に搭載可能な2.5型SAS HDDの最大搭載本数および最大容量。

(注5) 従来機「Express5800/GT110e-S」と「Express5800/GT110f-S」で内蔵RDX(N8151-105)を接続した構成でのNEC測定値。

(注7) 夜間の業務停止時間(バックアップ可能時間)が6時間の場合、従来は540GB、今回は1.7TBのデータ転送が可能(NEC測定値を元にした理論値。測定環境によって異なる。)

(注8) 従来機「Express5800/GT110e-S(水冷)」と「Express5800/GT110f-S(水冷)」でバックアップ装置を内蔵した場合に搭載可能な2.5型SAS HDDの最大容量。

(注9) 従来機「Express5800/R110e-1E」と「Express5800/R110f-1E」で搭載可能な2.5型SAS HDDの最大容量。

(注10) パワーキャッピングは、あらかじめサーバ本体の消費電力値の上限を設定することで、電力消費を抑制する機能。グループパワーキャッピングは、あらかじめグルーピングした複数サーバに対し全体上限電力値を設定し、グループの中で自動的に電力を割り当てる機能。

※ その他記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。

Express5800シリーズ新製品に関する情報

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC ファーストコンタクトセンター
TEL：03-3455-5800

私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。

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