2013年5月28日
日本電気株式会社
NECは、ロシアの大手携帯電話事業者MegaFon(メガフォン)へ、都市内ネットワークで利用するTransmode社製の光波長分割多重伝送(WDM)装置を納入しました。
このたび納入したWDM装置は、LTEの通信データを光ネットワークに集約し、都市内で高速、大容量に送受信するための装置です。
また、本装置は、MegaFonが、LTE通信網の整備や、企業の通信コストを最適化するために、ネットワークの伝送容量を増強するものです。
MegaFonは現在、ロシアの8地域でLTEサービスを提供しています。本システムはこの8地域のうち、6地域(モスクワ市、カフカス、中央、ボルガ、ウラル、極東各支社)へ納入しました。また、今後、さらに残りの2つの地域(シベリア、北西)にも展開予定です。
NECは、MegaFonと2002年からビジネスを開始しており、これまで、無線伝送装置、フェムトセル、光アクセス装置等を納入しています。
昨今、スマートフォンやタブレット端末の普及、LTEサービスの開始により通信トラフィックが急増しています。このような状況に対応するため、世界各国の通信事業者は、通信ネットワーク網の強化を進めており、今後その需要は益々高まってきます。NECは、通信システム分野におけるリーディングカンパニーとして、今後も技術開発および製品の拡販を積極的に行ってまいります。
NECは、ITとネットワークの両方のアセットによる強みを発揮できる重点領域への集中を通じて、通信事業者を中心としたグローバル顧客にネットワークシステム、サービスを提供してまいります。
以上
私たちNECグループは、
「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現する
グローバルリーディングカンパニー」を目指しています。
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