Color MultiWriter 9600C
NECは、A3対応カラーページプリンタ「Color MultiWriter 9600C」(カラーマルチライタ)を本日から発売します。
新製品は、上位機の「Color MultiWriter 9950C」に搭載している「IHフューザー」(
注1)、「EA-Ecoトナー」(
注2)、「LEDプリントヘッド」などの技術を採用することで、従来機からTEC値(
注3)を約18%低減し2.01kWhを達成、さらにカラー印刷速度40頁/分への向上や厚紙の対応強化を実現しました。
新製品の希望小売価格、出荷開始日は次のとおりです。
商品名 | 本体希望小売価格 (税別) | 出荷開始日 |
Color MultiWriter 9600C |
298,000円 |
2012年11月15日 |
NECは、今後1年間でA3カラーページプリンタ1万台の販売を目標にしています。
新製品の主な特長は次のとおりです。
- カラー両面印40頁/分の印刷速度を実現
「タンデム方式」(注4)を採用し、片面印刷で従来、カラー、モノクロともに35頁/分だった印速度をカラー、モノクロともに40頁/分に向上。さらに、最適な用紙走行のルートの設計により、カラー、モノクロともに両面印刷時に減速することなく40頁/分の印刷速度を実現。
- 節電モードからのカラー印刷時間を大幅短縮
印刷指示に応じて急速加熱できる「IHフューザー」(注1)と「EA-Ecoトナー」(注2)を採用することで、従来機のTEC値(注3)2.45kWhから2.01kWhへ約18%低減。節電モード時からの復帰時間も、従来機の24秒から15秒に短縮。また、用紙走行ルートを短くする設計により、ファーストプリント時間(注5)もカラー5.5秒、モノクロ4.2秒に向上。これにより、節電モードからのカラー印刷時間(注6)を、従来機の30.4秒から20.5秒に約33%短縮。
- 厚紙対応の強化とトナー節約機能の採用
従来、256g/㎡までだった手差しの用紙坪量(注7)を280g/㎡に強化。自動両面印刷に対応する最大用紙坪量も169g/㎡から220g/㎡に強化。業務システムで使われる厚手の帳票用紙への印刷やPOP、ポスターやハガキなどの印刷物の内製化など、幅広い用途へ対応。
また、新製品は、トナーの節約レベルを「標準」に加え「ややうすい」「うすい」「かなりうすい」の3段階に調整することが可能。用途に応じて濃度を選択することで、トナーの消費量を節約する事が可能。
新製品の仕様概要については、
別紙をご参照ください。
なお、NECは新製品を、「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2012」(会期:11/8(木)~9(金)、会場:東京国際フォーラム(千代田区丸の内))において展示する予定です。
http://jpn.nec.com/uf-iexpo/
【別紙】 「カラーマルチライタ 9600C」の仕様概要
以上
※本文中の従来機との比較は全て、従来機「Color MultiWriter 9350C」との比較
※文中の最高印刷速度はA4ヨコ用紙、同一頁複写印刷時。
(注1) IHフューザーは、原理的には家庭用の電磁調理器と同じ電磁誘導による加熱方式InductionHeating(IH)を採用した定着器。ヒーター部を高い熱効率で急速加熱するため、従来の定着方式と異なり予熱することなく印刷の時だけ加熱することで省電力化に大きな効果がある。
(注2) Emulsion Aggregation(乳化重合法)-Ecoトナー。従来のEAトナーに比べ大幅に低い温度での定着が可能な低融点トナー。
(注3) Typical Electricity Consumption。財団法人省エネルギーセンター「国際エネルギースター」適合基準。概念的1週間(稼動とスリープ/オフが繰り返される5日間+スリープ/オフ状態の2日間)の消費電力。
(注4) カラーページプリンタの印刷方式の一種で、4色を一度に印刷する方式。
(注5) 印刷動作が始まってから1枚目の用紙が排出されるまでの時間。
(注6) 節電モード時から印刷動作が始まるまでの復帰時間と、カラー印刷時のファーストプリント時間を合計した時間。節電モード時に印刷指示をかけてからカラー印刷の1枚目の用紙が排出されるまでの時間のこと。
(注7) 用紙坪量とは用紙の厚さや用紙品質を示し1平方メートル当たりの用紙重量。
製品に関する情報
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
121コンタクトセンター
電話:フリーコール 0120-977-121
受付時間:9:00~17:00(年中無休)
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