「ダッシュボード画面」
NECは、ファイルサーバ内の不要ファイルの検出や整理を支援するソフトウェアの処理性能を大幅に向上させた最新版「Information Assessment System V2.1」を本日から販売します。
新製品は、NECのメモリ型高速データ処理エンジン「InfoFrame DataBooster」(
注1)を新たに搭載することで、従来リレーショナルデータベースを使って行なっていた、不要ファイルの検出や集計処理をメモリ上で一括処理することを可能としました。これにより、従来製品に比べ約40倍(
注2)の処理性能を実現するとともに、大規模なファイルサーバの高速分析が可能となり、近年肥大化しているファイルサーバの不要ファイルの整理・活用を支援します。
新製品の希望小売価格(税別)は、基本構成で50万円(
注3)からで、7月9日より出荷を開始します。
NECは新製品の拡販を図り、今後3年間に500社への販売を目指します。
新製品の主な特長は次のとおりです。
- ファイルサーバをメモリ上で高速分析
メモリ上で分析を行うことで、大容量のファイルサーバを従来比約40倍(注2)の高速分析が可能。これにより、従来長時間必要だった事前の分析処理が短時間に行えるようになり、対話的に条件を追加・変更しての効果的なファイルサーバ整理を実現。
- 大容量ファイルサーバに対応
「InfoFrame DataBooster」の圧縮機能を使うことで、従来製品と比較して5倍のファイル容量(50TB)の分析処理に対応。(注4)
- アクセス権管理機能を追加
ファイルサーバのアクセス権設定状況を可視化。さらに権限変更機能により、必要に応じて権限の追加・修正・削除が可能で、人事異動などに伴い起こりうるファイルの不適切なアクセス権の発見と修正が可能。
- ファイルサーバ運用管理者業務を効率化
ファイルサーバの利用状況や肥大化原因の把握が容易なダッシュボード画面(注5)を刷新。フォルダ単位でのファイル整理機能など、不要ファイルの手動整理機能に加えて自動整理機能を強化。さらに、ファイル容量切迫時や、自動整理実行時の運用管理者への通知機能を新規に追加し、ファイルサーバ運用管理者業務の効率化を実現。
NECは今後も、年々増加する企業内データの効率的な活用・保管を支援する製品の開発・拡販を推進していきます。
以上
* 本文に記載されている製品名は各社の商標または登録商標です。
(注1) http://www.nec.co.jp/pfsoft/databooster/
(注2) NECの従来製品「Information Assessment System V1.1」との比較。
(注5) フォルダの現在の使用量や使用量の推移などを、一覧やグラフを用いて一目で状況確認できる管理者向け画面
Information Assessment System に関する情報
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NEC ITソフトウェア事業部 企画G
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