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Pacemaker / Corosync / DRBD

Pacemaker / Corosync / DRBDとは

Corosyncは、クラスタ管理プログラムであり、定期的にハートビート通信を送信することによって、クラスタを構成するマシンの稼働状態を監視します。
Pacemakerは、リソース管理プログラムであり、障害発生を検知することによって、管理するサービスを待機系のマシンへフェイルオーバします。
CorosyncとPacemakerを組合せることで、Linux上で、HAクラスタを実現する事が可能です。
DRBDは、ストレージをネットワーク経由でミラーリングするソフトウェアです。
DRBDは、2台以上のマシンでネットワーク越しのデータミラーリングを実現します。 Corosync と Pacemakerと連携する事で、データベース,nfs,sambaなどのHAクラスタを安価(共有ストレージ無し)に実現する事が可能です。

動作環境

Corosync + Pacemaker

Linux
  • Red Hat Enterprise Linux 7.1以降
    (NEC Linuxサービスセット同時購入を推奨)

DRBD

Linux
  • Red Hat Enterprise Linux 7.1以降 (*1)
    (NEC Linuxサービスセット同時購入を推奨)
  • (*1)
    DRBD Ver8.4.3以上推奨

サポート対象バージョンとサポート期限

サポート対象の配布形式は以下の表となります。

  配布形式 サポートの可否
DRBD LINBIT プロジェクト (*1)から提供されているソースプログラムを修正せずにコンパイルしたもの
Apache HTTP Server RHEL7の場合:Linux-HA Japan プロジェクト (*2)から提供されているパッケージ (*3)
各OSのディストリビューションから提供されているパッケージ (*3)
RHEL8の場合:CentOSプロジェクトからCentOS 8向けに提供されているパッケージ (*4)

サポート対象バージョンとサポート期限は以下の表のとおりです。

  対象バージョン サポート期限
Corosync + Pacemaker
(RHEL7)
Linux-HA Japan 提供のPacemakerリポジトリパッケージ
pacemaker-repo-1.1.17~1.1.21(Corosync Ver 2.4.x、Pacemaker Ver 1.1.X)
サポート対象に対するサポート対象期間は、コミュニティのサポート期間と同一とします。
動作環境に記載の各OSのディストリビュータから提供されている最新バージョンのパッケージのサポート期限は、各OSのサポート期限と同一とします。  
Corosync + Pacemaker
(RHEL8)
CentOSプロジェクト提供パッケージ
(Corosync Ver 3.0.x、Pacemaker Ver 2.0.x) 
DRBD LINBIT社提供
Ver 8.4.x,
Ver 9.0.x
 
備考 契約期間中のバージョンに関しては、サポートを継続します。
Pacemaker / Corosync / DRBDとも本体のみがサポート対象です。
サポート対象バイナリについて
  • ・Pacemaker, Corosync(RHEL7)
    • →Linux-HA Japan のPacemakerリポジトリパッケージ収録のもの
      http://linux-ha.osdn.jp/wp/dl
    • →OS収録のパッケージはサポート対象外
  • ・Pacemaker, Corosync(RHEL8)
    • →CentOSプロジェクト提供パッケージ
      • - GFS2+ファイルシステム、lvmlocked、pcp-zerof-confについてはサポート対象外です。
      • - マルチサイトクラスタ(Boothクラスタチケットマネージャ)、Pcsd Web UIはサポート対象外です。
  • ・DRBD

サポート内容

ヘルプデスクサービス

  • Pacemaker / Corosync / DRBDに対するマニュアルレベルの技術的な問い合わせに対応します。
  • パッチのお問い合わせについて対応します。

障害対応サービス

  • Pacemaker / Corosync / DRBDの障害や各種問題について、技術的な支援を行います。

サポートサービス時間

  • 月曜日から金曜日 8:30~17:30 (土日、祝祭日及び弊社の休日は除く)、または24時間365日

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