情報システム・ユーザー会連盟(FISA)

国内コンピュータメーカー5社のユーザー会で構成される情報システム・ユーザー会連盟(FISA)に委員(会員より選出)を派遣し、ユーザー共通の問題について協議します。また、その活動の一環として「システム監査講演会」を実施します。

 

第39回システム監査講演会開催のご案内
システム監査基準とシステム管理基準
の改訂が及ぼす影響と監査実務のこれから

情報化月間

AI・IoT・ビッグデータ・RPAなどICTの進展には目を見張るものがあり、それらをビジネスに活用していくことが喫緊の課題になっています。その一方でシステム開発やシステム運用・保守に係る問題も発生しております。こうした状況下において長らく改訂されていなかった「システム監査基準」と「システム管理基準」が本年4月に改訂されました。また、経済産業省情報処理技術者試験の「システム監査技術者」の応募者数も近年増加傾向にあり、システム監査に対する関心が高まりつつあるのではないでしょうか。
そこで本年度は、「システム監査基準」と「システム管理基準」の改訂、内部監査におけるシステム監査の重要性の再認識をテーマにした講演を企画しました。また、例年実施しているパネルディスカッションの人数を絞り込み3名による「トークセッション」を行います。司会役も議論に加わりながら、内容を充実させたいと考えています。
講演、トークセッションのいずれも皆様の実務に役立つ実践的な内容としておりますので、時節柄ご多用かと存じますが、万障お繰り合わせの上ご参加いただきますようお願い申し上げます。
なお、ご参加に際しては、貴部門は勿論のこと、監査業務や総務・経理業務に携わる皆様にも是非ともお声掛けいただきますよう、皆様多数のご参加をお待ちしております。

日程 平成30年10月12日(金)10:20〜17:00
会場 きゅりあん(品川区立総合区民会館/東京・大井町) 8階大ホール
〒140-0011 東京都品川区東大井5-18-1
JR/東急線 大井町駅前 徒歩1分
(TEL:03-5479-4100)
参加定員 1,000名(定員になり次第締め切ります。お早めにお申込下さい。)
参加費 5,000円/1名(消費税込)
(当日、受付にて現金でお支払い願います。引換えに領収書を発行します。)
申込締切日 平成30年10月5日(金)
※当日受付も可
主催 情報システム・ユ−ザー会連盟
後援 特定非営利活動法人 日本システム監査人協会
日本セキュリティ・マネジメント学会
ISACA東京支部
システム監査学会
一般社団法人 日本内部監査協会
特定非営利活動法人 日本セキュリティ監査協会
テーマ システム監査基準とシステム管理基準の改訂が及ぼす影響と監査実務のこれから
プログラム   9:50 受付開始
10:20 開会の辞 情報システム・ユーザー会連盟会長
10:25 ご挨拶 経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課長
中野 剛志 氏
10:50

基調講演
―14年ぶりの改訂です。システム監査ご担当者の必修テーマですー
『“システム監査基準”および“システム管理基準”
の改訂と今後のシステム監査について』

講師:日本大学 商学部教授 堀江 正之 氏

経済産業省『システム監査基準』『システム管理基準』が今年4月に14年ぶりに大幅に改訂されました。ITガバナンスに関する事項を強化するとともに、近年増えているアジャイル型システム開発を管理項目に盛り込むとともに、基準の「主旨」や「解釈指針」を盛り込んだ内容になっています。本講演では本改訂に係る「システム監査に関する検討会」のメンバーであり、システム監査界の第一人者である講師をお招きして、基準の改訂と今後のシステム監査についてご説明いただきます。
12:10 《休憩・昼食》
13:30

講演 『内部監査におけるシステム監査の進化』

講師:プロティビティ合同会社 日本代表・マネージングディレクタ
   谷口 靖美 氏

コーポレートガバナンスへの関心の高まりとともに、内部監査に対する期待が上がり、そのなかでもIT分野に対する監査の重要性が高まっています。経営に資する監査を模索する内部監査にとって、ITに対する経営の関心・期待にどのように応えるかが大きな課題です。
国内外の内部監査の事情に詳しい講師をお招きして、内部監査におけるIT監査の位置づけおよび取り組みの最新動向を、先進事例の紹介も含めてご講演いただきます。

14:30 《休憩》
14:45

※途中に15分間の休憩をはさみます。
トークセッション
『システム監査の課題と将来』
−システム監査をどのように推進すればよいのか?−

ICTの進化、業務のICT化の推進などに伴い、システム監査の重要度もさらに高くなってきています。このような状況において、システム監査を進めていく中での新たな課題、現場における共通的課題への対応について、パネリスト方々のご経験なども踏まえて、実務的な観点から討論を行ってまいります。

<パネラー>

株式会社ダイヘン
監査室長
宮坂 深志 氏
フコクしんらい生命保険株式会社
監査部長
長島 基 氏
情報システム・ユーザー会連盟
(東洋大学 総合情報学部 教授)
システム監査専門委員会委員
島田 裕次 氏
17:00 終了
資格継続
ポイントについて
(1)日本システム監査人協会
日本システム監査人協会認定の公認システム監査人(CSA)、システム監査人補(ASA)資格の継続教育義務時間として当講演会出席実時間が充当できます。
(2)ISACA東京支部
6CPE(実会議時間が300分、1CPE=50分)が認定されます。
(3)システム監査学会
12ポイント(実会議時間が300分、50分=2ポイント)が認定されます。
(4)日本内部監査協会
6ポイント(実会議時間が300分、50分=1ポイント)が認定されます。
(5)日本セキュリティ監査協会
5ポイント(実会議時間が300分、1時間=1ポイント)が認定されます。
※受講証明書を希望する方には、講演会終了後に受付カウンターでお渡し致します。

これまでの実績

 

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