九州NECユーザー会

会合 2021年度

OJT指導者研修

トレーナーに求められる役割を認識し、新入社員の育成計画の作成方法を学び具体的なOJTの進め方を習得する

  • 日時
    2日間
    1日目:2021年 7月7日(水)9:30~16:30
    2日目:2021年11月5日(金)9:30~16:30※フォローアップ編
  • 開催
    オンライン開催(Zoom)

    ※開催方法が変更となる可能性がございます。
    随時ご案内いたします。

  • 対象
    新入社員のトレーナーをされる方

    ※所属長と一緒に受講することで、研修の効果を高めることが可能です。

  • こんな方にオススメ!
    • 新入社員を受け入れる予定だがどうやって指導したらよいかわからない
    • トレーナーと上司(管理職)、チームで新人を育てたい
  • 定員
    15名(先着順)
    ※NEC販売店会九州地域支部会と共同開催となります
    ※多くの会員様にご受講頂きたいので、1社あたり2名までとさせて頂きます。
    それ以上のお申込みをご希望される場合は個別にご相談ください。
  • 講師
    株式会社インソース
  • 教材
    講師にて準備の上、事前にご郵送いたします。
  • 受講料
    無料(受講料・テキスト代無料)
  • 申込締切
    2021年6月24日(水)
    もしくは満席になり次第締め切り
  • ねらい

    ~1回目~

    本研修では、部下・後輩指導におけるスキルの向上を目指します。その中でも、以下の3点を踏まえて進めます。

    • ①指導、育成の準備として育成計画の立て方
    • ②指導、育成に際しての具体的手順
    • ③実践的ケーススタディーによる、より実践的な指導方法

    なお、所属長と一緒に受講することで、組織の目指す方向と合致した育成方針を立てることが可能となり、研修の効果を高めることが可能です。

    ~2回目フォローアップ編~

    OJT担当者として、これまでの指導の振り返りと、後輩との関係構築・フィードバックスキルの向上に焦点を当てたフォローアップ研修です。これまでの育成計画・指導、後輩の成長や課題を振り返っていただき、残りのOJT期間での指導をより充実させるため、改善点を明確にしてもらいます。さらに、後輩の自信を高める質問の仕方、後輩を動機づけるための効果的なほめ方、フィードバックに必要な要素を習得し、より高い指導スキルを身につけていただきます。

  • プログラム案

    ~1回目~

    内容
    1. 新人・若手の立場になって考える
      (1)当時不安だったこと
      【ワーク】若手の頃に不安だったことは?
      (2)部下・後輩の不安を理解する
    2. OJTとは何か
      (1)OJTとは「On the Job Training」
      (2)「実務能力」を習得させる
      (3)「考え方の軸」を確立させる
      (4)OJTの「準備」
      (5)Off‐JTとの組み合わせ
      (6)OJTトレーナーの役割
      【ワーク】あなたがOJTトレーナーとして、組織から求められている役割とは?
      (7)OJTを始める前にやるべきこと
    3. 育成計画を立てる
      (1)ステップごとの目標を立てる
      (2)目標を細分化する
      (3)指導をプロデュースする
      【ワーク】部下の現状を踏まえた、3ヵ月間の育成計画を立てる
      ★上記3項目までを目安に、上長と一緒にご受講いただくことが可能です。
    4. OJTの進め方
      (1)指示の仕方
      (2)指示した内容を確認する
      (3)報告させる、相談を受ける
      【ワーク】上司への報告時に、何となく気後れしてしまうことは?
      (4)効果的なほめ方
      【ワーク】部下・後輩のほめるところを発見する
      (5)「叱る」ということの理解
      【ワーク】注意しなければならないと思いつつ、ためらってしまうことは?
      (6)不平不満の受け止め方 ~まずはきちんと聞く
    5. ケーススタディ
      ※OJTトレーナーが悩みとして感じるよくある場面について、対応方法を検討
      ※ケースは受講者に合わせて設定し、事前にご相談のうえ決定
      【ケース1】わがままなメンバーの場合
      【ケース2】メンバーが会社を辞めたいと言ってきた場合
      【ケース3】マネジメントする部下の人数が多い場合
      【ケース4】何度注意しても社会人らしい格好ができない場合
      【ケース5】指示・指導を理解しない場合
      【ケース6】整理整頓ができない場合
      【ケース7】メンバーが自分で考えない場合
      【ケース8】メンバーに仕事を引き継ぐ場合
    6. まとめ

    ~2回目フォローアップ編~

    内容
    1. 自身の育成計画・指導を振り返る ~これまでの指導を客観的に把握する
      (1)育成計画・指導を振り返る「KPT法」
      【ワーク】「KPT法」を使って、これまでの育成計画・指導を振り返る
      【ワーク】書き出した中から、計画や指導における課題点を挙げ、解決策を考えてグループで共有する
    2. 指導した後輩を振り返る ~後輩の成長した点・課題を理解する
      (1)指導した後輩の成長・課題を確認する
      【ワーク①】自分が担当した後輩について、2点に留意しながら振り返る
      ①後輩のタイプ別診断と有効な指導方法
      ②後輩の成長した点・課題を具体的行動とともに書き出す
      【ワーク②】成長した点をどのようにほめ、課題を具体的にどのように説明するかを2~3分で後輩に伝えられるようにまとめる。まとめたら、グループ内で共有する
    3. 後輩との関係構築 ~後輩のモチベーションを維持・向上させる
      (1)コミュニケーションをとりやすい環境作り
      【ワーク】日常的なコミュニケーションを通じて、後輩が相談しやすい環境を作るために工夫していることを共有する
      (2)後輩の自己効力感を高める問いかけ
      ①後輩を動機づけるための質問話法 ~肯定質問
      【ワーク】つい言ってしまいがちな否定質問を書き、なぜそのような質問をするに至ったかを考えた上、肯定的な表現に言い換える
      ②基本的な質問話法① ~オープン・クローズド質問
      ③基本的な質問話法② ~未来質問・過去質問
      (3)対話により部下のやる気を引き出す
      ①ほめる ~ほめ言葉が人を動かす
      【ワーク】部下のほめる点をできるだけ多く洗い出す
      ②内発的動機づけを行うほめ方 ~ほめる順序
    4. 後輩に対するフィードバック~効果的なフィードバックを通して、後輩の成長を促進する
      【ワーク】フィードバックについて、これまでに困ったことや難しいと感じたことがあれば共有する
      (1)フィードバックに有効な要素「Can」・「Keep」・「Change」・「Try」
      【Can】後輩がよくできた点は何か
      【Keep】今後も続けた方が良い点は何か
      【Change】今後改善した方がよい点は何か
      【Try】成長のために、今後挑戦すべき点は何か
      (2)フィードバックをする上で注意すべきポイント
      ①自分の成功体験や価値観を押しつけない
      ②分からないことに対して無理矢理答えを出さない
    5. 実践!ケーススタディ ~自身の指導力を強化する
      ロールプレイングを、「後輩役」「指導者役」「観察者」の3名に分かれて実施する
      【ケース1】後輩との意思疎通がうまく図れない場合
      ~よかれと思って行動していることが後輩に理解されず、溝ができてしまっている状況を打破する
      【ケース2】後輩が何度指導をしても同じミスを繰り返す場合
      ~これまで強く注意したことはないが、他部署からもクレームがあり、次の面談で課題として注意しようとしている
      【ケース3】後輩が仕事の段取りに課題がある場合
      ~複数の仕事をこなすのが苦手で、締切ギリギリになってしまう後輩。タイムマネジメントに課題があるため、その課題を伝え、改善策を共に考える
    6. まとめ
      【ワーク】本日の研修を踏まえ、今後後輩を指導する際に何に気を付けたいかを発表する
  • 問い合わせ先

    九州NECユーザー会 事務局
    TEL:092-261-2866
    E-Mail:Kyushu@nua.jp.nec.com

参加申込

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