|
概要
マシン起動時に自動スタートアップでNISMAILを起動する場合、提供しているBシェルスタートスクリプト(以下、Start_Bsh)を使用するとディスク資源を消費します。
詳細
マシン起動時に自動スタートアップでNISMAILを起動するには、スタートスクリプトを用意する必要があります。
このスタートスクリプトのサンプルとしてStart_Bshを提供しており、マニュアルを参照しながらお客様の環境にあわせて設定します。
Start_Bshで起動した場合、シェルスクリプトの終了時にシステムから発行されるsignal(SIGHUP)を受信すると起動直後にNISMAILが終了します。サーバマネージャプロセス(dmmngプロセス)は常駐プロセスのため、このsignalを無視してコマンドを実行するようにnohupの指定が必要になります。
しかし、nohupを使用してNISMAILを起動した場合、標準出力の内容を全てnohup.outファイルとしてカレントディレクトリに出力します。標準出力した内容をnohup.outファイルにアペンドするため、NISMAILが動作を続ける限り、ディスク資源を消費し続けます。
対策
- 応急対応
NISMAILを停止後、nohup.outファイルを削除して下さい。
nohup.outファイルをNISMAIL起動中に削除しても、ディスクは開放されません。
- 恒久対応
nullデバイスを使用して、不要な標準出力の内容を削除します。
シェルを以下のように書き換えてください。
<HP-UXでのStart_Bshの例>
/home/NISMail/runディレクトリにNISMail/sample/Start_Bshをコピーして設定します。
(/home/NISMail/はお客様の環境によって違います。)
|
#!/bin/sh -f
#
# NISMail Start Script (Bsh)
#
DDIR=home/NISMail
SHLIB_PATH=$DDIR/lib (*1)
D_MAIL_BIN=$DDIR/bin
D_MAIL_DIR=$DDIR/files (*2)
EDIAIS_INI_DIR=$DDIR (*3)
Export SHLIB_PATH
Export D_MAIL_BIN
Export D_MAIL_DIR
Export EDIAIS_INI_DIR
MASK = `umask`
umask 000
/bin/nohup $DDIR/bin/dmmng $1 > /dev/null &
umask $MASK
|
(*1)NISMAILの提供ライブラリをリンクするための環境変数は、OSによって異なります。
(*2)NISMAIL環境ディレクトリ(files)が存在するディレクトリを指定して下さい。
(*3)ediais.iniファイルが存在するディレクトリを指定して下さい。
状況
マニュアルは、次の版数で修正済みです。
「Version 5.0 NISMAIL/UX 利用の手引き 第八版」
「Version 5.0 NISMAIL/Linux 利用の手引き 第五版」
次のバージョンでStart_Bshの記載内容を修正済みです。
- NISMAIL/UX(HP-UX版 IPF対応) Version 5.0 Release 3.5
- NISMAIL/UX(Solaris版) Version 6.0 Release 3.1
- NISMAIL/UX(AIX版) Version 5.0 Release 3.5
- NISMAIL/Linux Version 5.0 Release 3.4
- NISMAIL/Linux(x64版) Version 6.0 Release 3.0
|