|
説明
弊社ではMicrosoft社からのWindows XP Professional ServicePack2(以下、Windows XP SP2)のリリースに伴い、「NISMAIL/NT Version 5.0」の動作確認を、下記1項「動作確認環境」において下記2項「動作確認機能」に対して行いました。
評価の結果、Windows XP SP2環境でNISMAIL製品に起因する重大な問題は発見されておりません。動作上、下記3項「互換性留意事項」が確認されていますので、関係するお客様はご注意下さい。
※SP2を適用後の注意事項についての説明がありますのでご確認下さい。
今回、NISMAILの全ての機能、全ての稼働可能機種において動作確認を行ったわけではありません。本ドキュメントはそれらの動作を保証するものではありません。
弊社としては、今後Windows XP SP2適用に関する新たな問題点が発見された場合に、随時対応を行っていく方針でおります。
1.動作確認環境
| コンピュータ |
NEC MATE MA20V |
| オペレーティングシステム |
Windows XP SP2 |
| 弊社ソフトウェア |
NISMAIL/NT Version 5.0 Release 2.1 |
2.動作確認機能
- インストール(setup.exe)の実行
- 各種定義機能
- 基本環境定義
- メールボックス/ファイル・アプリケーション定義
- 運用状況検索および制御コマンド発行(クライアント・コントロールパネル、クライアント・コントロールパネル2)
- バッチ型アプリケーションの動作
- 起動型アプリケーションの動作
- ファイル転送機能
- TCF:対ACOS-4 TCP/IP転送機能
- SCC:サーバ間転送機能
- CCC:クライアント転送機能(転送トリガ機能 を含む)
- 簡易スケジュール機能
- 障害通報機能
- バッチ型定義ツール
3. 互換性留意事項
1) SP2を導入し、Windowsファイアウォール機能をデフォルト状態のまま、有効にしておくとNISMAILでデータを受信を行なう事が出来ない
2)ノード名を別名(エイリアス)として設定すると、対ACOS-4 TCP/IP転送機能にてACOS-4に相手拒否が返却される場合がある
NISMAILのノード定義で設定するノード名に別名(エイリアス)を使用すると、NISMAILが正常に動作しない場合があります。
具体的には下記2点の現象が発生します。
- ACOS-4からWindows XP SP2への転送
- Windows XP SP2側
- ACOS-4からの接続要求通知はあるが、後続の処理へ続かない
- クライアント・コントロールパネルの転送状況表示には表示されない
- ACOS-4側
- Windows XP SP2からACOS-4への転送
- Windows XP SP2側
- ACOS-4からの接続要求通知はあるが、後続の処理へ続かない
- クライアント・コントロールパネルの転送状況表示で「登録済」で止まる
- ACOS-4側
本現象について、Microsoft社からの情報によれば、WindowsXP(Windows 2000系)とWindows NT 4.0ではhostsファイルにおける別名の書式に互換がないとのことです。但し、当件に関して、Microsoft社は正式な情報公開を行っておりません。従って、本現象はWindows XPにおける制限事項とさせていただきます。
本現象を回避する一つの手段として、NISMAILが使用するノード名をhostsファイルで設定する場合、別名ではなく正規名として設定する方法があります。
(参考)
|
hostsファイルで別名の設定を行うには、正規名の右隣に空白文字で区切って記述します。
例:10.10.10.10 ACOS4 LANP1
IPアドレス:10.10.10.10
正規名:ACOS4
別名:LANP1
この場合、Windows XPでは正規名である"ACOS4"は有効になり、別名である"LANP1"は無効となります。"LANP1"をノード名として使用したい場合、回避方法の一つとして、"ACOS4"と"LANP1"の配置を入れ替えて、"LANP1"を正規名として設定してください。
|
3)クライアント・コントロールパネル2を使用して状況表示を行うと、画面が更新されるときに、希に下記エラーが出力され、プロセスが終了するときがある

※ 本現象はCCP2を使用しているときにまれに発生します。本現象が発生してもNISMAILサーバの動作(ファイル転送及びジョブの実行)には影響ありません。
本現象についてMicrosoft社に問い合わせを行ったところ、原因不明であるという回答を頂きました。
ただし、下記回避方法で現象を回避できることから、OSの互換性が原因である可能性が高いということです。本現象につきましてはWindows XPにおける制限事項とさせていただきます。
本現象を回避するには、以下の手順を実施します。
- クライアント・コントロールパネル2がインストールされているフォルダへ移動する
- アプリケーション(exe ファイル)を右クリックして [プロパティ] を選択する
- [互換性] タブを選択して [互換モードでこのプログラムを実行する] のチェックをする
- コンボボックスより[Windows 2000]を選択する
- クライアント・コントロールパネル2を実行する
この方法ではアプリケーションはプロパティでの設定を維持する為、それ以降の実行については設定を再度変更しない限り指定された互換モードで実行されます。
(参考)
|
互換モードは、OSの仕様変更/機能拡張の違いを Win32 API レベルで模倣する事により実現しています。
例えば、Windows 9x 当時に Win32 API で返していた値が、Windows XP では異なる場合があります。このような場合、あたかもWindows 9xで動作しているようにアプリケーションに通知します。
今回の現象がこのように互換モードで吸収できる部位に依存している場合、現象回避いたします。
|
|