概要
ジョブの取り消し処理を行なった場合に「ファイルオープン失敗[*.UFL][U][2]」メッセージが出力される問題について記述したものです。
詳細
「異常終了」および「強制終了」のジョブに対して「取り消し」処理を行なった場合、以下のエラーメッセージが出力される場合があります。
EC, 09005,FMM ,9005 ファイルオープン失敗
[*.UFL][U][2]
本メッセージは取り消し処理をAPIで組み込み、取り消し処理を即時に行なっている場合に発生しやすい現象です。
なお、本メッセージが出力されてもジョブの「取り消し」処理は正常に行われており、後続の処理へ遷移します。
本来、取り消し処理は次のような順で行われます。
BAPCプロセス(*1)→FMMプロセス(*2)→UFLファイル削除
しかし、API等で「異常終了」および「強制終了」を即時に取り消す処理を組み込んでいる場合、下記のようにFMMプロセスへ処理が渡る前の段階でUFLファイルが削除される場合があります。
BAPCプロセス→UFLファイル削除→FMMプロセス
この場合、FMMプロセスでUFLファイルが見つからない状態になるため本現象が発生します。
(*1)BAPCプロセス:バッチ型AP管理プロセス
(*2)FMMプロセス:APファイル作成管理プロセス
なお、本現象が発生した場合はごく稀にプロセスが異常終了する場合があります。
プロセスが異常終了した場合は以下のメッセージが出力されます。
EC, 00004,NMMNG ,089 :システムプロセス異常終了
[FMM][1512]
FMMプロセスが異常終了した場合は転送はできますが、ジョブ連携ができなくなります。
対策
・応急対応
取り消し処理の前にウェイト処理を組み込んでください。
プロセスが異常終了した場合は、NISMAILをウォームモードで再起動する必要があります。
コールドモードで再起動した場合はファイルロストの可能性が発生します。
・恒久対応
Version 5.0より本現象に対応しております。バージョンアップをご検討下さい。 Version 5.0からはFMMプロセスでの処理をBAPCプロセスで行うように改善しました。
状況
弊社ではこの問題をNISMAILの問題であると認識しております。
Version 5.0 Release 1.0以降で修正済みです。
|