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概要
NISMAILが使用している各TCPポートに対して、不正な接続(*1)が行われた時、NISMAILが正しく動作しなくなる場合があります。
*1: ここでの「不正な接続」というのは「対象機能以外からの接続」のことを意味します。具体的には、TELNET等のTCP/IPアプリケーションからNISMAILが使用するTCPポートへ接続したり、クライアント機能であるNISMAIL/NPTをサーバ間転送用TCPポートに接続する事を意味します。
現象
この件における現象は、不正な接続をされるTCPポート番号や不正な接続してくるアプリケーションによって、発生する現象が異なります。以下に代表的な現象例を説明します。
現象例 1)MPC機能ポート(デフォルト:9003番ポート)に不正な接続があった場合
※ MPC機能ポートを使用するMPCプロセスは、NISMAIL内のプロセス間メッセージを受け渡す役目を担っているプロセス
- サーバ間転送機能(SCC)で送信や受信ができない(*2)
- ACOS-4対向TCP/IP転送機能(TCF)で送信や受信ができない(*2)
- クライアント転送機能(CCC)で送信や受信ができない(*2)
- 起動型ジョブ(EAP)の開始や終了ができない
- バッチ型ジョブ(BAP)の開始や終了ができない
- 上記以外の現象
*2: 運用中の転送相手マシンからの接続はタイムアウトになります。
現象例 2)サーバ間転送機能ポート(デフォルト:9005番ポート)に不正な接続があった場合
- サーバ間転送機能(SCC)で送信や受信ができない。(*3)
- 上記以外の現象
*3: 転送相手サーバからの接続はタイムアウトになります。
この現象が発生している時に次のメッセージが一定間隔ごとにメッセージログに出力されます。
(以下のメッセージはNISMAIL/NTの場合です。)
WC, 14073,SCCS ,14073 :CONNECT異常 [tcp_new_client][localhost][9005][10061]
EC, 14007,SCCS ,14007 :タイマー処理 トーナメント要求失敗 [10061]
説明
NISMAILでのプロセス間の会話は決められた手順に従い行われています。そのため不正な接続がなされたプロセスは、手順通りの会話を行おうとするため期待したメッセージを待ち続ける状態が発生します。そのため、タイムアウトになるまで正しい動作を行うことができず上記の様な現象が発生します。
回避方法
次の方法を使って回避して下さい。
- NISMAILの環境設定時におけるTCPポート番号の指定(基本環境定義及びノード定義)を行う際は、誤ったTCPポート番号を指定しないように十分に注意して下さい。
また、転送相手マシンが追加される場合は、相手管理者に正しくTCPポート番号を伝えるようにしてください。
- 相手マシンからの不正な接続を停止して下さい。不正な接続が行われているかどうかの確認は、netstatコマンドなどを使い、ポートの状態を確認して下さい。
また、OSの機能やファイアウォール等を利用して、ネットワークセキュリティーを高めることも本現象を未然に防ぐことになります。
状況
弊社ではこの問題は、NISMAILの問題であると認識しております。
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