■Q/xtconvからxtconv2へ乗り換えたいと思います。
xtconvとxtconv2の機能差異や注意点はありますか?
xtconvのフォーマット定義ファイルをそのまま流用できますか?
■A/xtconvからxtconv2に乗り換える際の注意点がありますので説明致します。
xtconv2からの追加機能としてunicodeの変換に対応しました。
unicode対応に伴いxtconv2では内部処理について大きな変更を行っております。
xtconvの内部処理では内部的にコード計算をベースにした文字コード変換となっており機械的に置き換えを行っておりました。
unicodeについては機械的な置き換えは難しく、xtconv2ではコードマップを利用する事としました。
xtconv2では変換する文字は、コードマップに従い置き換える事となります。
xtconvでは変換対象範囲外の文字であっても計算により置き換えていた部分がありましたが、xtcomv2でコードマップによる置き換えとなった事によりコードマップ
上に存在しない文字は変換エラーとなります。
変換対象範囲外の文字を変換する場合は、xtconv2ではユーザコードマップを利用頂く必要があります。
xtconv、xtconv2共に文字コードのG0領域が標準の変換範囲となります。
xtconvでは、計算により変換を行いますのでG0領域以外でも変換結果を出力する事がありますが、G0領域以外は正しい文字に変換されていない事もありますのでご注意ください。
なお、jipse、jipsj、necについてのxtconv2の標準の変換対象領域は、JIS78年度版のG0領域に準拠しております。
JIS83年度版で追加・入れ替えが行われた以下が異なるものとなります。
xtconvでJIS83年度版を指定しており、以下について変換を行っている場合はユーザコードマップをご利用下さい。
(1)第1水準・第2水準の位置交換(22組、左が第1水準、右が第2水準。)
鯵鰺 鴬鶯 蛎蠣 撹攪 竃竈 潅灌 諌諫 頚頸 砿礦 蕊蘂 靭靱 賎賤 壷壺 砺礪 梼檮 涛濤 迩邇 蝿蠅 桧檜 侭儘 薮藪 篭籠
(2)第1水準を第2水準末尾に位置移動+第1水準に追加(4組、左が第1水準、右が第2水準。)
尭堯 槙槇 遥遙 瑶瑤
(3)特殊文字の追加39文字
∈∋⊆⊇⊂⊃∪∩∧∨¬⇒⇔∀∃∠⊥⌒∂∇≡≒≪≫√∽∝∵∫∬ʼn♯♭♪†‡¶◯
(4)罫線文字の追加32文字
─│┌┐┘└├┬┤┴┼━┃┏┓┛┗┣┳┫┻╋┠┯┨┷┿┝┰┥┸╂
jipse、jipsj、necにつきましては、xtconvと同等の変換を行う為のユーザコードマップをダウンロードサービス「019. xtconvと同等の変換を行うxtconv2用ユーザコードマップ」に準備しましたので、ご利用ください。
sjis⇔jipse、sjis⇔jipsj、sjis⇔nec、euc⇔jipse、euc⇔jipsj、euc⇔necのユーザコードマップがダウンロード頂けます。
ユーザコードマップはsjisはWindows_31J、eucはEUC_JPとして作成しています。
○実行時の引数が変わりました。
xtconv2を実行する際にはご注意ください。
・バッチコントローラのステータスファイル名の指定が無くなりました。
・xtconv2で使用するiniファイルを指定できる様になりました。
○フォーマット定義ファイルで指定する内容が変わりました。
xtconvのフォーマット定義ファイルをxtconv2で使用する場合はご注意ください。
・オプション.rectypeの可変長時のサブオプションforce_quotedが無くなりました。
・オプション.codeの指定内容が変わりました。(一部大文字への変更もあります。)
1.xtconv
host, euc, jipse, jipsj, sjis, nec
2.xtconv2
Shift_JIS_90,Windows_31J,EUC_JP_90,eucJP_ms,UTF8,
UTF16BE,UTF16LE,EUC_JP,jipsj,jipse,nec,SJIS,EUC
・オプション.byte_orderが無くなりました。
・オプション.systemにサブオプションlocalhostが追加されました。
・オプション.bomが追加されました。
・フィールドオプションformが無くなりました。
・フィールドオプションforce_quotedが追加されました。
※ force_quotedはオプション.rectypeのサブオプションからフィールドオプションに変更となりました。
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