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NIAS V5.2新機能のご紹介
2024年7月にNIASバージョン5.2をリリースいたしました。本バージョンアップでは、アクセス権管理機能と個人情報検出オプション機能に新たな機能を追加しています。
また、大規模環境へ対応するために、ドメイン管理についても強化されておりますので、以下、詳細をご紹介させて頂きます。
①アクセス権管理機能強化
NIAS V5.2ではユーザ様からのご要望が多かったアクセス権の一括設定機能が追加しました。
CSVファイルからの一括設定が可能になりましたので、人事異動の季節などのタイミング、大規模・複雑な権限設定がされている環境においても効率的、網羅的に権限の修正が行えます。
アクセス権管理機能については、他にも以下2点の機能も追加しました。
アーカイブ領域のアクセス権同期機能の追加
管理対象ファイルサーバとアーカイブ領域配下のアクセス権が乖離しないように権限維持する機能を追加しました。元の領域のアクセス権が変更された際、アーカイブ側のアクセス権も同期して変更されます。これにより、アーカイブ側での操作無しで全領域をセキュアな状態に保てるようになります。
設定可能アクセス権カスタマイズ機能の追加
ユーザによって操作可能なアクセス権を制限する機能を追加しました。例えば、システム管理者以外はフルコントロール権限に関する操作はさせないなど、アクセス権操作の管理・統制が可能になります。
②個人情報検出オプション精度・機能強化
個人情報検出オプションでは、「氏名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「マイナンバー」「クレジットカード番号」の6項目が検出可能でしたが、V5.2では新たに「生年月日」の検出が可能になりました。
他にも、任意の文字列が検出できるパターン検出機能に除外機能を追加しました。
例えば金融機関などでは証券番号の管理を行う場合がありますが、現状ではエクセルの数値などを誤検知するケースがありました。本バージョンアップによる除外機能を設けることで、誤検知抑制が期待できます。
③マルチフォレスト環境対応
従来のNIASは、同一フォレスト・複数フォルダツリーの環境に対応しておりましたが、ドメイン連携・管理の対象範囲を拡張し、同一フォレスト内だけでなく別フォレストのドメインも連携・管理が可能となります。
NIASでは2011年のリリース以来、多くのお客様にご活用頂いており、製品に対する様々なフィードバックを頂戴しております。本バージョンでも、ご要望が多かった機能を中心に機能を拡充いたしました。今後もNIASでは、お客様のファイルサーバ管理により貢献できるよう、細やかな機能強化を含めバージョンアップ・リビジョンアップを行って参ります。
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