Japan
サイト内の現在位置を表示しています。
Linuxサービスセット - 仮想化環境
Red Hat Enterprise Linux(RHEL)では、VMware ESX/ESXi、KVM(RHEL搭載のもの)、Hyper-V(*)の仮想化環境に対応しています。
また、Linuxカーネルに統合された仮想化機能KVMによって、RHELをを仮想化基盤(ホスト)として使用することもできます。
KVMについてはこちらをご参照ください。
- (*)Hyper-V上での使用については個別相談となります。事前に弊社担当営業までご相談ください。
仮想化環境の利用には、一般的に以下のような特長があります。
- サーバ統合(サーバの物理台数削減)による資源の有効活用
- 効率的な開発・テスト環境の構築:開発環境とテスト環境の共存など
- 可用性、運用性の向上
サポート対象の仮想化環境
下記の仮想化ハイパーバイザー上での使用をサポートします。
(具体的なサポート対象バージョンや条件の詳細は後掲の対応表をご確認ください。)
- VMware ESX/ESXi
- KVM(6.1以降/7.1以降の64bit版に搭載されているもの)
- Hyper-V (※)
- ※Hyper-V上でのご利用検討の際は、弊社担当営業までご相談ください。
KVMについてはこちらをご参照下さい。
サポート対象ハードウェア
対象ハードウェアは、仮想化ソフトウェアの仕様に依存します。
各仮想化基盤の動作環境をご確認ください。
なお、仮想化環境であっても他社製ハードウェアの上での使用はサポートできません。
サポート対象のゲストOS
以下のバージョンの仮想化環境とゲストOSの組み合わせをサポート対象とします。ゲストOSにエラータの適用も可能です。
KVMの対応についてはこちらをご参照ください。
ハイパーバイザー | RHEL9 | |||
---|---|---|---|---|
9.1 | 9.2 | 9.3 | ||
VMware ESXi 7.0 |
7.0 Update 3 | ◎ | ○ (*24) |
○ (*25) |
VMware ESXi 8.0 |
8.0/ 8.0 Update 1/ 8.0 Update 2 |
◎ | ○ (*24) |
○ (*25) |
ハイパーバイザー | RHEL8 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8.1 | 8.2 | 8.3 | 8.4 | 8.5 | 8.6 | 8.7 | 8.8 | 8.9 | 8.10 | ||
VMware ESXi 5.5 |
5.5/ 5.5 Update 1 |
- | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
5.5 Update 2 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
5.5 Update 3 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
VMware ESXi 6.0 |
6.0/ 6.0 Update 1 |
- | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
6.0 Update 2/ 6.0 Update 3 |
- | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
VMware ESXi 6.5 |
6.5 | ◎ | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
6.5 Update 1/ 6.5 Update 2/ 6.5 Update 3 |
◎ | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
VMware ESXi 6.7 |
6.7/ 6.7 Update 1/ 6.7 Update 2/ 6.7 Update 3 |
◎ | ○ (*16) |
○ (*18) |
○ (*19) |
○ (*20) |
○ (*21) |
○ (*22) |
- | - | - |
VMware ESXi 7.0 |
7.0/ 7.0 Update 1/ 7.0 Update 2/ 7.0 Update 3 |
◎ | ◎ | ○ (*18) |
○ (*19) |
○ (*20) |
○ (*21) |
○ (*22) |
○ (*23) |
○ (*25) |
○ (*27) |
VMware ESXi 8.0 |
8.0/ 8.0 Update 1/ 8.0 Update 2 |
- | - | - | ◎ | ○ (*20) |
○ (*21) |
○ (*22) |
○ (*23) |
○ (*25) |
○ (*27) |
Hyper-V (Windows Server) |
2016 | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ |
2019 | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | |
2022 | - | - | - | - | - | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | |
KVM | (KVMの対応についてはこちらをご参照ください) |
ハイパーバイザー | RHEL7 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7.1 | 7.2 | 7.3 | 7.4 | 7.5 | 7.6 | 7.7 | 7.8 | 7.9 | ||
VMware ESXi 5.5 |
5.5/ 5.5 Update 1 |
- | - | - | - | - | - | - | - | - |
5.5 Update 2 | ◎ | ◎ | - | - | - | - | - | - | - | |
5.5 Update 3 | ◎ | ◎ | ○ (*10) |
○ (*12) |
○ (*13) |
- | - | - | - | |
VMware ESXi 6.0 |
6.0/ 6.0 Update 1 |
◎ | ◎ | - | - | - | - | - | - | - |
6.0 Update 2/ 6.0 Update 3 |
◎ | ◎ | ○ (*10) |
○ (*12) |
○ (*13) |
- | - | - | - | |
VMware ESXi 6.5 |
6.5 | - | - | ◎ | ○ (*12) |
- | - | ◎ | ○ (*15) |
- |
6.5 Update 1/ 6.5 Update 2/ 6.5 Update 3 |
◎ | ◎ | ◎ | ○ (*12) |
◎ | ◎ | ◎ | ○ (*15) |
- | |
VMware ESXi 6.7 |
6.7/ 6.7 Update 1/ 6.7 Update 2/ 6.7 Update 3 |
- | - | ◎ | ○ (*12) |
◎ | ◎ | ◎ | ○ (*15) |
○ (*17) |
VMware ESXi 7.0 |
7.0/ 7.0 Update 1/ 7.0 Update 2/ 7.0 Update 3 |
- | - | - | - | - | - | - | ◎ | ○ (*17) |
Hyper-V (Windows Server) |
2008 R2 | ※ | ※ | ※ | - | - | - | - | - | - |
2012 | ※ | ※ | ※ | - | - | - | - | - | - | |
2012 R2 | ※ (*7) | ※ (*7) | ※ (*7) | - | - | - | - | - | - | |
2016 | - | - | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | |
2019 | - | - | - | - | - | ※ | ※ | - | - | |
KVM | (KVMの対応についてはこちらをご参照ください) |
ハイパーバイザー | RHEL6 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6.1 | 6.2 | 6.3 (*4) |
6.4 (*4) |
6.5 (*4) |
6.6 | 6.7 (*8) |
6.8 | 6.9 | 6.10 | ||
VMware ESXi 5.5 |
5.5/ 5.5 Update 1 |
- | - | ◎ | ◎ | ◎ | - | - | - | - | - |
5.5 Update 2/ Update 3 |
- | - | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ (*9) |
- | - | |
VMware ESXi 6.0 |
6.0/ 6.0 Update 1/ Update 2/ Update 3 |
- | - | - | - | ◎ | ◎ | ◎ | ○ (*9) |
○ (*11) |
- |
VMware ESXi 6.5 |
6.5 | - | - | - | - | - | - | - | ◎ | ○ (*11) |
- |
6.5 Update 1/ Update 2/ |
- | - | - | - | - | - | - | - | ◎ | ○ (*14) | |
VMware ESXi 6.7 |
6.7 | - | - | - | - | - | - | - | - | ◎ | ○ (*14) |
Hyper-V (Windows Server) |
2008 R2 | - | - | - | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | - | - |
2012 | - | - | - | ※ | ※ | ※ | ※ | ※ | - | - | |
2012 R2 | - | - | - | ※ (*5) |
※ (*5) |
※ (*5) |
※ (*5) |
※ (*5) |
※ (*5) |
※ (*5) | |
KVM | (KVMの対応についてはこちらをご参照ください) |
- ※ESXi5.1以前のバージョンのVMwareへの対応につきましては、こちらをご確認ください。
◎:対応(対象マイナーリリースでの新規インストール可)
○:対応(新規インストール可のマイナーリリースからアップデートしてご使用ください。注記をご確認ください)
△:注意・制限事項ありで対応
※:弊社担当営業までご相談ください
- (*1)注意・制限事項があります。詳細はPP・サポートサービスの契約者向けWebを参照してください。
- (*2)64bit(EM64T)版のみ対応。
- (*4)該当のVMware/ゲストOSの組み合わせでは、インストール時とOS起動時に「Unsupported Hardware …」という内容の警告メッセージが画面に表示される場合がありますが、仮想化環境のゲストOSでは問題ありません。
詳細はRed Hat社のナレッジベースを参照ください。(全文を表示するにはRed Hatアカウントでのログインが必要。アカウントはどなたでも作成可能です)
- (*5)第1世代の仮想マシンのみ対応。
- (*7)第2世代の仮想マシンのみ対応。
- (*8)2.6.32-573.3.1.el6以降のカーネルに対応。
- (*9)サポート対象のRHEL6ゲストをインストールし、RHEL6.8にアップデートしてご使用ください。
- (*10)サポート対象のRHEL7ゲストをインストールし、RHEL7.3にアップデートしてご使用ください。
- (*11)サポート対象のRHEL6ゲストをインストールし、RHEL6.9にアップデートしてご使用ください。
- (*12)サポート対象のRHEL7ゲストをインストールし、RHEL7.4にアップデートしてご使用ください。
- (*13)サポート対象のRHEL7ゲストをインストールし、RHEL7.5にアップデートしてご使用ください。
- (*14)サポート対象のRHEL6ゲストをインストールし、RHEL6.10にアップデートしてご使用ください。
- (*15)サポート対象のRHEL7ゲストをインストールし、RHEL7.8にアップデートしてご使用ください。
- (*16)サポート対象のRHEL8ゲストをインストールし、RHEL8.2にアップデートしてご使用ください。
- (*17)サポート対象のRHEL7ゲストをインストールし、RHEL7.9にアップデートしてご使用ください。
- (*18)サポート対象のRHEL8ゲストをインストールし、RHEL8.3にアップデートしてご使用ください。
- (*19)サポート対象のRHEL8ゲストをインストールし、RHEL8.4にアップデートしてご使用ください。
- (*20)サポート対象のRHEL8ゲストをインストールし、RHEL8.5にアップデートしてご使用ください。
- (*21)サポート対象のRHEL8ゲストをインストールし、RHEL8.6にアップデートしてご使用ください。
- (*22)サポート対象のRHEL8ゲストをインストールし、RHEL8.7にアップデートしてご使用ください。
- (*23)サポート対象のRHEL8ゲストをインストールし、RHEL8.8にアップデートしてご使用ください。
- (*24)サポート対象のRHEL9ゲストをインストールし、RHEL9.2にアップデートしてご使用ください。
- (*25)サポート対象のRHEL8ゲストをインストールし、RHEL8.9にアップデートしてご使用ください。
- (*26)サポート対象のRHEL9ゲストをインストールし、RHEL9.3にアップデートしてご使用ください。
- (*27)サポート対象のRHEL8ゲストをインストールし、RHEL8.10にアップデートしてご使用ください。
上記以外のバージョン、リビジョンでご要望がありましたら、弊社担当営業にご相談ください。
NECサポートポータルでは、仮想化環境上のゲストOS(Linux)に対する各種手順(インストレーションガイドやカーネルアップデート手順など)をPP・サポートサービスの契約者向けに公開しています。
また、仮想化環境上での注意・制限事項も公開しておりますので、ご参照ください。
購入する製品
仮想化環境でご利用になる場合は、下記の製品をご選択ください。
Red Hat Enterprise Linux
RH社の製品体系変更により、Linuxサービスセットにおいても2014年10月に製品体系の変更を行いました。
下記の内容は新体系製品に基づいて記載しています。従来体系の製品については弊社担当営業までお問い合わせください。
VMwareまたはHyper-Vの場合
Linuxサービスセットの仮想化環境2ゲスト製品または仮想化環境無制限ゲスト製品をご購入いただくことで複数のRHELゲストを使用することができます。
仮想化環境2ゲスト製品は複数購入することで多数のRHELゲストを使用することが可能です。
製品ラインナップ | 使用可能 ゲスト数 |
ゲスト 配置可能な 物理サーバ |
備考 |
---|---|---|---|
仮想化環境 2ゲスト製品 |
2 | 任意 | 2ゲストごとに購入。物理サーバは意識しない |
仮想化環境 無制限ゲスト製品 |
無制限 | 1物理サーバ | 物理サーバごとに購入。物理サーバの物理CPU数により、型番が異なる |
- (*)Hyper-V上での使用については個別相談となります。事前に弊社担当営業までご相談ください。
KVMの場合
KVMの場合についてはKVMをご確認ください。
ミドルウェア・アプリケーションについて
仮想化環境上のLinuxOS で、ミドルウェア、アプリケーションを動作させる場合、製品提供元に動作の可不可、ライセンスの考え方につき、確認をお願いします。
ゲストOS及び物理ハードウェアの監視について
ゲストOSの監視を行うには、ESMPRO/SA for GuestOS(別売)をご使用ください。
尚、仮想化環境ではハードウェアは仮想化されているため、ゲストのLinux OS上のESMPRO/ServerAgentからは物理ハードウェアの監視を行うことができません。
物理ハードウェアの監視を行うには、ご使用の仮想化ハイパーバイザーに対応した監視ツール(ESMPRO/ServerAgent等)を、ご利用ください。