|
役名
|
職名
|
氏名
|
生年月日
|
略歴
|
所有株式数
(千株)
|
|
|
代表取締役
|
取締役会長
|
佐々木 元
|
昭和11年4月6日生
|
昭和36年4月
|
当社入社
|
35
|
|
昭和63年6月
|
取締役
|
|||||
|
平成3年6月
|
常務取締役
|
|||||
|
平成6年6月
|
専務取締役
|
|||||
|
平成8年6月
|
代表取締役、副社長
|
|||||
|
平成11年3月
|
取締役会長
|
|||||
|
代表取締役
|
執行役員社長
|
金 杉 明 信
|
昭和16年4月17日生
|
昭和42年7月
|
当社入社
|
31
|
|
平成7年6月
|
取締役
|
|||||
|
平成11年6月
|
常務取締役
|
|||||
|
平成12年4月
|
取締役、常務兼NECソリューションズ・カンパニー社長委嘱
|
|||||
|
同年 6月
|
専務委嘱
|
|||||
|
平成15年3月
|
代表取締役、社長
|
|||||
|
同年 4月
|
NECソリューションズ・カンパニー社長解嘱
|
|||||
|
代表取締役
|
執行役員
副社長 |
矢 野 薫
|
昭和19年2月23日生
|
昭和41年4月
|
当社入社
|
12
|
|
平成7年6月
|
取締役
|
|||||
|
平成11年6月
|
常務取締役
|
|||||
|
平成12年4月
|
取締役、常務委嘱
|
|||||
|
同年 12月
|
NECネットワークス・カンパニー副社長委嘱
|
|||||
|
平成14年4月
|
NECネットワークス・カンパニー社長委嘱
|
|||||
|
同年 10月
|
専務委嘱
|
|||||
|
平成15年4月
|
NECネットワークス・カンパニー社長解嘱
|
|||||
|
平成16年6月
|
代表取締役、副社長委嘱
|
|||||
|
代表取締役
|
執行役員
副社長 |
川 村 敏 郎
|
昭和17年7月7日生
|
昭和40年4月
|
当社入社
|
11
|
|
平成8年6月
|
取締役
|
|||||
|
平成12年4月
|
取締役辞任、執行役員常務
|
|||||
|
平成13年6月
|
取締役、常務兼NECソリューションズ・カンパニー副社長委嘱
|
|||||
|
平成15年4月
|
NECソリューションズ・カンパニー副社長解嘱、専務委嘱
|
|||||
|
平成16年6月
|
代表取締役、副社長委嘱
|
|||||
|
取 締 役
|
執行役員専務
|
小 林 一 彦
|
昭和18年12月30日生
|
昭和42年4月
|
当社入社
|
8
|
|
平成5年7月
|
第二コンピュータ事業本部ワークステーション・サーバ事業部長
|
|||||
|
平成9年6月
|
取締役
|
|||||
|
平成12年4月
|
取締役辞任、執行役員常務
|
|||||
|
同年 9月
|
NECソリューションズ・コンピュータストレージ事業本部長兼務
|
|||||
|
平成13年11月
|
NECソリューションズ・コンピュータストレージ事業本部長兼務解任
|
|||||
|
平成14年4月
平成15年4月 |
NECソリューションズ・カンパニー副社長兼務
NECソリューションズ・カンパニー副社長兼務解任 |
|||||
|
同年 7月
|
執行役員専務
|
|||||
|
平成16年6月
|
取締役、常務委嘱
|
|||||
|
平成17年4月
|
執行役員専務委嘱
|
|||||
|
役名
|
職名
|
氏名
|
生年月日
|
略歴
|
所有株式数
(千株)
|
|
|
取締役
|
執行役員専務
|
藤 江 一 正
|
昭和19年7月18日生
|
昭和42年4月
|
当社入社
|
9
|
|
平成6年7月
|
官公企画室長
|
|||||
|
平成10年6月
|
取締役
|
|||||
|
平成12年4月
|
取締役辞任、執行役員常務兼官公営業推進本部長兼NECネットワークス・官公営業本部長
|
|||||
|
平成13年4月
|
NECネットワークス・官公営業本部長兼務解任
|
|||||
|
平成14年4月
|
NECネットワークス・カンパニー副社長兼務
|
|||||
|
同年 7月
|
官公営業推進本部長兼務解任
|
|||||
|
平成15年4月
|
NECネットワークス・カンパニー副社長兼務解任、ネットワーク営業本部長兼務
|
|||||
|
同年 6月
|
取締役、常務委嘱
|
|||||
|
同年 10月
|
ネットワーク営業本部長解嘱
|
|||||
|
平成17年4月
|
執行役員専務委嘱
|
|||||
|
(他の会社の代表状況)
日本電気電力エンジニアリング椛纒\取締役社長 |
||||||
|
取 締 役
|
執行役員専務
|
鈴 木 俊 一
|
昭和20年2月20日生
|
昭和42年4月
|
当社入社
|
10
|
|
平成8年2月
|
関連部長
|
|||||
|
平成11年7月
|
支配人
|
|||||
|
平成12年4月
|
執行役員兼経営革新推進室長兼経営企画部長
|
|||||
|
平成14年6月
|
取締役、常務委嘱
|
|||||
|
同年 10月
|
経営革新推進室長解嘱
|
|||||
|
平成15年4月
|
経営企画部長解嘱
|
|||||
|
平成17年4月
|
執行役員専務委嘱
|
|||||
|
取 締 役
|
執行役員常務
|
中 村 勉
|
昭和23年6月12日生
|
昭和46年4月
|
当社入社
|
6
|
|
平成12年6月
|
執行役員兼NECネットワークス・モバイルターミナル事業本部長
|
|||||
|
平成14年4月
|
執行役員常務兼NECネットワークス・カンパニー副社長
|
|||||
|
同年 6月
|
取締役、常務委嘱
|
|||||
|
平成15年4月
|
NECネットワークス・カンパニー副社長解嘱
|
|||||
|
(他の会社の代表状況)
日電通訊有限公司董事長 |
||||||
|
取 締 役
|
執行役員常務
|
鹿 島 浩之助
|
昭和21年1月30日生
|
昭和44年4月
|
当社入社
|
4
|
|
平成10年10月
|
C&Cシステム事業企画部長
|
|||||
|
平成12年4月
|
執行役員兼NECソリューションズ・企画室長
|
|||||
|
平成14年10月
|
執行役員常務
|
|||||
|
平成15年4月
|
経営企画部長兼務
|
|||||
|
平成16年4月
|
経営企画部長兼務解任
|
|||||
|
同年 6月
|
取締役、常務委嘱
|
|||||
|
取 締 役
|
執行役員常務
|
的 井 保 夫
|
昭和19年12月26日生
|
昭和43年4月
|
当社入社
|
5
|
|
平成8年6月
|
経理第一部長
|
|||||
|
平成13年6月
|
執行役員兼経理部長
|
|||||
|
平成14年10月
|
経理部長兼務解任
|
|||||
|
平成16年4月
|
執行役員常務
|
|||||
|
同年 6月
|
取締役、常務委嘱
|
|||||
|
取 締 役
|
執行役員常務
|
渕 上 岩 雄
|
昭和21年3月4日生
|
昭和46年2月
|
当社入社
|
4
|
|
平成12年4月
|
NECソリューションズ・第三システム事業本部長
|
|||||
|
平成13年6月
|
執行役員兼NECソリューションズ・第三ソリューション営業事業本部長
|
|||||
|
平成16年4月
|
第三ソリューション営業事業本部長兼務解任、執行役員常務
|
|||||
|
同年 6月
|
取締役、常務委嘱
|
|||||
|
役名
|
職名
|
氏名
|
生年月日
|
略歴
|
所有株式数
(千株)
|
|
|
取 締 役
|
執行役員常務
|
瀧 澤 三 郎
|
昭和23年2月27日生
|
昭和45年4月
|
当社入社
|
3
|
|
平成13年6月
|
NECソリューションズ・BIGLOBEサービス事業本部長
|
|||||
|
平成14年4月
|
執行役員兼NECソリューションズ・ビジネスBIGLOBEサービス事業本部長
|
|||||
|
平成15年4月
|
NECソリューションズ・ビジネスBIGLOBEサービス事業本部長兼務解任、ブロードバンドソリューション事業本部長兼務
|
|||||
|
平成16年4月
|
ブロードバンドソリューション事業本部長兼務解任、執行役員常務
|
|||||
|
同年 6月
|
取締役、常務委嘱
|
|||||
|
取 締 役
|
|
森 川 敏 雄
|
昭和8年3月3日生
|
昭和30年4月
|
鰹Z友銀行(現且O井住友銀行)入行
|
0
|
|
昭和55年6月
|
同行取締役
|
|||||
|
昭和59年2月
|
同行常務取締役
|
|||||
|
昭和60年10月
|
同行専務取締役
|
|||||
|
平成2年10月
|
同行副頭取
|
|||||
|
平成5年6月
|
同行頭取
|
|||||
|
平成9年6月
|
同行取締役会長
|
|||||
|
平成12年6月
|
当社取締役、現在に至る。
|
|||||
|
平成13年3月
|
鰹Z友銀行(現且O井住友銀行)相談役
|
|||||
|
平成14年6月
|
同行特別顧問
|
|||||
|
平成17年3月
|
同行名誉顧問、現在に至る。
|
|||||
|
取 締 役
|
|
木 村 浩 一
|
昭和11年1月6日生
|
昭和34年4月
|
大和證券鞄社
|
0
|
|
昭和57年12月
|
同社取締役国際引受部長
|
|||||
|
昭和59年12月
|
同社常務取締役
|
|||||
|
昭和63年12月
|
同社専務取締役
|
|||||
|
平成元年10月
|
同社代表取締役副社長
|
|||||
|
平成9年10月
|
同社顧問
|
|||||
|
平成10年4月
|
椛蝌a総研顧問
|
|||||
|
同年 10月
|
同社代表取締役副会長
|
|||||
|
平成12年6月
|
同社特別顧問
|
|||||
|
平成13年6月
|
当社取締役、現在に至る。
|
|||||
|
平成16年6月
|
椛蝌a総研顧問、現在に至る。
|
|||||
|
取 締 役
|
|
上 原 明
|
昭和16年4月5日生
|
昭和41年4月
|
当社入社
|
0
|
|
昭和52年3月
|
当社退社
|
|||||
|
同年 4月
|
大正製薬鞄社
|
|||||
|
同年 6月
|
同社取締役
|
|||||
|
昭和53年6月
|
同社専務取締役
|
|||||
|
昭和56年6月
|
同社代表取締役副社長
|
|||||
|
昭和57年6月
|
同社代表取締役社長、現在に至る。
|
|||||
|
平成14年6月
|
当社取締役、現在に至る。
|
|||||
|
(他の会社の代表状況)
大正製薬椛纒\取締役社長
大正富山医薬品椛纒\取締役社長
椛蜷ウビジネス総研代表取締役社長
|
||||||
|
監 査 役
(常 勤)
|
|
松 本 滋 夫
|
昭和15年12月29日生
|
昭和38年4月
|
当社入社
|
17
|
|
平成2年7月
|
経理第一部長
|
|||||
|
平成3年6月
|
取締役
|
|||||
|
平成8年6月
|
常務取締役
|
|||||
|
平成11年6月
|
専務取締役
|
|||||
|
平成12年4月
|
取締役、専務委嘱
|
|||||
|
平成16年6月
|
監査役
|
|||||
|
役名
|
職名
|
氏名
|
生年月日
|
略歴
|
所有株式数
(千株)
|
|
|
監 査 役
(常 勤)
|
|
久 田 博
|
昭和17年7月30日生
|
昭和41年4月
|
当社入社
|
1
|
|
平成8年7月
|
第一C&Cシステム事業本部長
|
|||||
|
平成12年4月
|
執行役員兼NECソリューションズ・第一ソリューション営業事業本部長
|
|||||
|
平成14年4月
|
NECソリューションズ・第一ソリューション営業事業本部長兼務解任、執行役員常務
|
|||||
|
平成15年7月
|
執行役員専務
|
|||||
|
平成17年4月
|
顧問
|
|||||
|
同年 6月
|
監査役
|
|||||
|
監 査 役
|
|
可 部 恒 雄
|
昭和2年3月9日生
|
昭和27年4月
|
福岡地方裁判所判事補
|
0
|
|
昭和37年4月
|
東京地方裁判所判事
|
|||||
|
昭和57年7月
|
水戸地方裁判所長
|
|||||
|
昭和62年5月
|
東京地方裁判所長
|
|||||
|
昭和63年12月
|
福岡高等裁判所長官
|
|||||
|
平成2年5月
|
最高裁判所判事
|
|||||
|
平成9年3月
|
定年退官
|
|||||
|
平成10年2月
|
弁護士登録
|
|||||
|
平成13年6月
|
当社監査役、現在に至る。
|
|||||
|
監 査 役
|
|
横 山 進 一
|
昭和17年9月10日生
|
昭和41年4月
平成4年7月
平成7年4月
平成10年7月
平成12年4月
平成13年7月
平成14年4月
平成15年6月
|
住友生命保険(相)入社
同社取締役
同社常務取締役
同社専務取締役
同社取締役副社長
同社取締役社長、現在に至る。
同社代表執行役員委嘱、現在に至る。
当社監査役、現在に至る。
|
0
|
|
(他の会社の代表状況)
住友生命保険(相)取締役社長嘱代表執行役員
|
||||||
|
監 査 役
|
|
重 松 宗 男
|
昭和16年2月9日生
|
昭和39年4月
|
住友商事鞄社
|
0
|
|
平成5年6月
|
同社取締役主計本部長
|
|||||
|
平成9年4月
|
同社常務取締役
|
|||||
|
平成13年4月
|
同社専務取締役金融物流事業部門長
|
|||||
|
平成14年6月
|
同社取締役退任
|
|||||
|
同年 10月
|
叶シ友取締役副社長
|
|||||
|
平成16年3月
|
同社取締役(指名委員)、現在に至る。
|
|||||
|
同年 6月
|
当社監査役、現在に至る。
|
|||||
|
計
|
153
|
|||||
(注) 取締役森川敏雄および木村浩一の両氏は、商法第188条第2項第7号ノ2に定める社外取締役の要件を満たす取締役です。また、監査役可部恒雄、横山進一および重松宗男の3氏は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律第18条第1項に定める要件を満たす監査役です。
当社は、企業価値の最大化をはかるためには、コーポレート・ガバナンスの強化が重要であると認識しており、@経営の透明性と健全性の確保、Aスピードある意思決定と事業遂行の実現、Bアカウンタビリティ(説明責任)の明確化およびC迅速かつ適切で公平な情報開示を基本方針としてその実現に努めています。
当社は、平成12年4月から執行役員制度を導入し、取締役数を削減するとともに取締役から執行役員に対して業務執行に関する大幅な権限委譲を行うことにより、経営責任の明確化および迅速な意思決定と事業遂行を実現しています。また、従来から導入している社外取締役の増員に加え、経営諮問委員会および報酬委員会の設置、内部監査部門、監査役会および会計監査人の相互連携の強化などにより経営の透明性・健全性の向上に努めています。

@ 取締役会
取締役は、15名であり、そのうち2名は、商法第188条第2項第7号ノ2に定める社外取締役です。取締役会は、毎月1回定時に開催するほか、必要に応じて随時開催しており、経営計画に関する事項を始め資金計画、投融資、事業再編などの重要な業務執行について審議・決定しています。また、特に重要な事項については、取締役会への付議前に経営会議においても議論を行い、審議の充実をはかっています。なお、当社は、事業年度ごとの経営責任の明確化をはかるため、平成16年6月に取締役の任期を1年に短縮しています。
A 経営諮問委員会および報酬委員会
当社は、社外の有識者等で構成される経営諮問委員会を設置し、当社グループの中期経営戦略やコーポレート・ガバナンスのあり方などの経営課題について、外部の視点を交えて幅広い議論を行っています。また、社外委員2名(うち1名は委員長)を含む5名の委員で構成される報酬委員会を設置し、取締役および執行役員の報酬体系・報酬水準について客観的視点から審議を行い、その結果を取締役会に報告しています。
B監査役会、経営監査本部および会計監査人ならびにこれらの相互連携
当社は、監査役制度を採用しており、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律第18条第1項に定める社外監査役3名(平成16年6月に1名増員)と社外監査役以外の監査役(常勤)2名が、取締役の職務執行につき監査を実施しています。各監査役は、重要な会議への出席、取締役等からの報告の聴取、重要な決裁書類の閲覧、子会社の調査などにより監査を実施する一方、監査役全員で構成される監査役会は、監査の方針等を決定し、各監査役の監査状況等の報告を受けるほか、会計監査人からは随時監査に関する報告を受けています。また、米国企業改革法に基づき、当社および当社の子会社が行う会計監査人に対する監査業務その他の業務の委託について必要な承認等を行っています。なお、当社は、監査役監査を補助する専任部署を設置しています。
当社は、内部監査部門として、公認内部監査人、米国公認会計士、情報処理システム監査技術者などを含むスタフからなる経営監査本部を設置しています。経営監査本部は、適法かつ適正・効果的な業務執行の確保のための監査を実施し、必要に応じて、関係部門に対し改善提案を行っています。監査結果は、執行役員社長および担当役員に報告するほか、監査役にも報告しており、また、会計監査人とも内部監査の在り方について定期的に議論を実施するなど、監査役および会計監査人の相互連携をはかっています。
C 内部統制システム
当社は、会計処理の健全性、財務報告の信頼性を向上させるため、財務報告に関する内部統制システムの文書化、財務情報の開示に関する手続の明確化をはかるとともに、内部会計監査の実施など内部統制システムの充実、強化に努めています。
D 会計監査
平成16年度において当社の会計監査業務を執行した公認会計士は、新日本監査法人に所属する甲良好夫、吉村貞彦および大木一也の3氏であり、甲良好夫氏については26年、吉村貞彦氏については10年、当社の財務書類について連続して会計監査業務を行っています。また、当社の会計監査業務に関わる補助者は、公認会計士および会計士補を主たる構成員とし、その他の専門家も加えて構成されています。
E 社外取締役および社外監査役との関係
当社と当社の社外取締役および社外監査役の間には、特別な利害関係はありません。
当社は、迅速かつ適切で公平な情報開示により市場から企業価値の適切な評価を得ることが重要であると認識しています。そのため、当社は、平成13年度から四半期決算を導入したほか、執行役員社長をはじめとする経営幹部層による四半期ごとの決算説明会の開催、定期的な経営方針の表明、当社ホームページでの情報開示内容の充実(和文および英文による同時掲載を含みます。)、グローバルなIR活動の強化などに努めています。一方、適正な情報開示体制を確保するため、定期的に社内部門および子会社に対し証券取引所への適時開示基準等の周知徹底を行うとともに、社内関係部門間および子会社との間の連絡系統および連携体制を構築しています。また、経営監査本部および監査役が適時開示に関する監査を実施する体制を整備しています。
当社は、激しく変化する事業環境の中で、企業価値の向上をはかるためには、事業運営に伴うリスクを適切に管理することにより、損害の発生・拡大を未然に防止するとともに、顧客、投資家等の当社に対する信頼の維持・強化をはかることが重要であると認識しています。
企業価値に影響を与える広範なリスクのうち、経営戦略に関する意思決定など経営判断に関するリスクについては、必要に応じて法律事務所などの外部の専門家の助言を受け、関係部門において分析・検討を行っています。重要な案件については、経営会議等で十分な審議を行った後に取締役会で決定し、その後も状況の変化等を確認しています。品質問題、災害などの事業遂行に関するリスクについては、対象となるリスクの類型毎に担当の執行役員の下に専門の部門を設置し、日常的なリスク管理を実施しています。また、当社は、リスク管理体制整備の一環として、平成16年4月に、全社横断的な重要課題を検討・推進するCSR推進委員会および全社的にCSRに関する活動を推進するCSR推進本部を設置しています。
企業倫理の確立およびコンプライアンスの徹底に関しては、事業環境の変化を踏まえて従来の「NEC企業行動憲章」および「NEC企業行動規範」の見直しを行い、平成16年4月に当社グループの役員および従業員に適用範囲を拡大して、新たに「NECグループ企業行動憲章」および「NECグループ行動規範」を制定しました。また、全社的に企業倫理・コンプライアンスを推進する部門として、企業行動推進部を設置しています。さらに、企業倫理・法令違反等の問題に関する従業員の相談・申告窓口を社内および社外に設けています。
当社が平成16年度中に取締役および監査役に支払った報酬等の額は以下のとおりです。
(単位 百万円)
|
|
定 額 報 酬
|
賞 与
|
退職慰労金
|
|||
|
人数
|
支払総額
|
人数
|
支払総額
|
人数
|
支払総額
|
|
|
取締役
|
20名
|
399
|
15名
|
204
|
5名
|
320
|
|
監査役
|
6名
|
81
|
−
|
−
|
1名
|
5
|
|
合 計
|
26名
|
481
|
15名
|
204
|
6名
|
326
|
平成16年度において、当社および連結子会社が新日本監査法人およびアーンスト アンド ヤング・グローバル・リミティドの提携法人と締結した監査契約に基づく監査証明にかかる報酬額は、882百万円であり、それ以外の報酬額は、299百万円です。