講演録
IoT時代の社会価値創造 ~社会インフラを支えるIoT~
[2015年8月25日付 日本経済新聞朝刊掲載「世界ICTカンファレンス2015」広告企画より抜粋]
NEC 取締役 執行役員常務 兼
CMO
(チーフマーケティングオフィサー)
清水 隆明
第4次産業革命を引き起こすと言われているIoT。NECはIoT時代においても、ICTの価値を最大限に引き出し、お客様やパートナー様と共に新たな社会価値を創造し続けるべく取り組んでいる。
既に海外での大規模なIoT活用の事例もある。アルゼンチンのティグレ市は、当社の世界最高水準の高速・高精度な顔認証技術を生かした街中監視システムを導入。スペインのサンタンデール市には、ごみ収集の効率化ソリューションを提供した。
NECは6月にIoTを活用した次世代ものづくりを支える製造業向けソリューション「NEC Industrial IoT」を発表。これを皮切りに、セーフティ、交通・都市インフラ、スマートエネルギー、流通・物流の各分野で、IoTソリューションを新たに提供していく。
拡大するNECのIoTソリューション
NECは豊富なIoTシステム構築とオープンかつ信頼性の高いシステム構築の知見を活かし、IoTの共通アーキテクチャとして「NEC IoTアーキテクチャ 5層モデル」を整備した。これによって社会インフラを支えるシステムの信頼性・柔軟性・拡張性を実現していく。
今後も、お客様の課題解決のためのソリューションプロバイダー、クラウドやビッグデータ、ネットワーク、セキュリティなどの技術・製品を提供するイネーブラー、そしてお客様やパートナー様との共創によって新たな価値を生み出すオーケストレーターとして社会ソリューション事業に注力し、様々な社会課題の解決を通して、豊かで明るい未来の創造を実現していきたい。