NEC Advanced Analytics - インバリアント分析 - 特長/機能

特長/機能

 インバリアント分析技術は、システムの振る舞いを自動学習/監視し異常予兆を検知することにより、安全で効率的なシステム操業を可能にします。「NEC Advanced Analytics - インバリアント分析」は、このインバリアント分析技術を、システム稼働状況を監視する用途に向けてパッケージ化したソフトウェア製品です。

過去のセンサデータからシステムの振る舞いを自動的にモデル化

 本ソフトウェアでは、プラントや工場などのシステムから収集されたセンサデータからシステムの稼動状態を自動的にモデル化できます。また、リアルタイムで収集されるセンサデータを正常時のモデルと比較・分析することで、異常予兆を早期に検知し、発生個所および影響範囲とともに表示します。このような分析結果は、障害対処の用途だけでなく、製品設計へのフィードバックにも活用することができます。

システムの稼働状況の監視用途向けにパッケージ化して提供

 センサ間の不変的な関係性や分析結果(異常予兆検知や異常影響範囲)を専用画面で見える化する機能とともに、AIエンジン(インバリアント分析技術)をソフトウェア製品としてパッケージ化し提供します。これにより、利用者自身で過去データ(時系列数値のCSVファイルなど)を用いた標準的な分析や動作評価が可能となり、既設の監視制御システムにAIエンジンを追加導入しやすくなります。

導入・初期運用を支援するサポートサービスも提供

 本ソフトウェアの操作レクチャ、インストール支援、問合せ対応を行うサポートサービス(スターターパック)もあわせて提供します。本技術の利用が初めての場合や、種々のAI分析に慣れたデータ解析者がいない場合でも、この初期支援により導入・活用を進めることができます。

※バージョンアップ履歴


V2.4:
 ・新しい分析機能が検証可能になりました。
  モデルフリー分析β版※は、ディープラーニングを活用して数値データ
  の特徴を抽出/照合することで、システムの状態判別ができます。
  固定的な数理モデルを前提としないため、モデルチューニングの手間
  を削減しつつ、現在のシステム状態が過去の「あのときと似ている」
  といった監視員による判断を自動化できます。
 ・キャパシティシミュレーターβ版※の使いやすさ向上の強化を行いました。
  分析精度値表示、シミュレーション毎のデータ取得期間対応、重要度
  高の優先表示機能、デザイン改善(包括シミュレーション、ボタン)、
  蓄積連携/サポート機能強化、など

 ※注:上記β版機能はDVD媒体には収録されません。別途ご提供となります。

 ・品質要因分析機能(QFA)の使いやすさ向上の強化を行いました。
  インバリアント分析との表示/用語整合、利便性強化、など。
 ・インバリアント分析の使いやすさ向上の強化を行いました。
  Web画面からの計測データアップロード/設定一括取込対応、モデル
  上書き/生成条件によるコマンド自動実行、ログインユーザ表示/
  アラーム確認権限追加、異常度グラフの長時間表示/監視定義表示
  高速化、など。
 ・その他不具合の累積修正/エラーチェック強化、PF拡大を行いました。

V2.3:
 ・新しい分析機能※が検証可能になりました。
  キャパシティシミュレーターβ版は、インバリアントモデルに含まれる
  1つのセンサについて値を設定し、その計測項目と関係する他の複数の
  センサ値の変化をシミュレーションできます(what-if分析)。
  単調増加/減少しているセンサがある場合、現在のシステム稼働状態を
  続けると、影響を受けたどのセンサがいつ頃許容量をオーバするかを
  確認できれば、事前にリソース増強計画を立てることができます。
  ※注:β版のためDVD媒体には収録されません。別途ご提供となります。
 ・品質要因分析機能(QFA)の使いやすさ向上の強化を行いました。
  インバリアント分析アラーム回復時にQFA自動実行、定義設定の保存、
  影響度の高いスコアの強調表示、コマンドによるファイルアップロード
  や分析、Python API、Safari対応など。
 ・インバリアント分析の使いやすさ向上の強化を行いました。
  蓄積非連携時のモデル切替とイベント契機/スケジュール契機の統合、
  一覧のCSV出力や検索機能強化、モデル引用登録、監視定義一括取込、
  アラームコメント追加、過去分析でのモデル自動切換え、その他
  データ送受信のサンプルツール拡充、など。
 ・その他不具合の累積修正、エラーチェック強化を行いました。

V2.2:
 ・新しい分析エンジンが同梱されました(単独利用も可能)。
  品質要因分析機能(QFA)は、製造品質の悪い時間帯を指定すると、
  その時間帯に特徴に違いがあるセンサを原因候補としてランキング
  します。インバリアント分析で収集したセンサデータや異常検知結果
  と連携することで、振る舞い異常を防止するための対処ポイントを
  探す手間が削減されます。
 ・インバリアント分析の使いやすさ向上の強化を行いました。
  インポートCSVの形式拡充(列がセンサ、行が時系列に対応)、
  ユーザロール編集への対応、スケジュールによるモデル切替、
  オンデマンド分析の複数モデル対応、アップデート/WebUI追加
  インストールへの対応、など。
 ・その他不具合の累積修正、エラーチェック強化を行いました。
  詳細はリファレンスガイドをご参照ください。

V2.1:
 ・新規リリースしました。
 ・提供機能はリファレンスガイドをご参照ください。

図
【追加導入イメージと見える化画面】