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FontAvenue UniAssist JIPS文字セット - 特長/機能
「FontAvenue UniAssist JIPS文字セット」は、JIS X 0213:2004に対応したJIPS G0/G1/G2集合文字を一つのTrueTypeフォントとして提供することで、一般のアプリケーションにおいてもJIPS G0/G1/G2集合文字を利用することが可能になります。
本製品には、従来提供していたJIPS G0/G1集合文字を収録したTrueTypeフォントも含んでいます。
特長
Ver3.0以降(JIPS G0/G1/G2集合)
Ver2.0以前(JIPS G0/G1集合)
従来、JIPS G0/G1集合文字をWindowsで扱うためには、「FontAvenue JIS78/90文字セット」および「FontAvenue JIPS拡張文字セット」が必要であり、かつ、ETOSJXなどの専用アプリケーションが必要でした。
この仕組みは、JIPS G0集合フォントとJIPS G1集合フォントをそれぞれ収録した二つのTrueTypeフォント(FA 明朝、FA 明朝拡張L)を専用アプリケーション側が意識することで実現してきましたが、下記のような問題がありました。
- ACOSの人名データをExcelなどの一般のWindowsアプリケーションで扱えない。
- JIPS G0/G1集合の外字すべてをWindowsで扱えない。
- G1集合文字の入力に特殊な操作([Ctrl]+[G])が必要であり面倒である。
- 専用のIME(NECAI)が必要であり、標準のIMEが使えない。
本製品は、JIPS G0/G1集合文字を一つのTrueTypeフォントとして提供することで、上記問題を解決します。(JIPSデータを利用するためには、別製品「ETOSJX for Unicode」のCOMI-2パスファイル転送を使って、Unicodeデータに変換する必要があります。)
製品構成
Ver3.0以降(JIPS G0/G1/G2集合)
JIPS G0/G1/G2集合文字フォント
JIPS標準文字セット(JIPS G0集合に定義されている文字)、JIPS拡張文字セット(JIPS G1/G2集合に定義されている文字)を格納したTrueTypeフォントです。
明朝体(FA JIPS明朝)とゴシック体(FA JIPSゴシック)を収録しています。
コード変換ライブラリ
JIPSコードとUnicode、UnicodeとUnicode(*1)を相互に変換するライブラリです。本製品に対応した製品が利用します。
単漢字検索ツール
「FA JIPS明朝」、「FA JIPSゴシック」で利用可能な文字をUnicode、JIPSコードで表示し検索することができます。
外字環境設定ツール
1台のコンピュータに複数のユーザがログオンする場合に、あらかじめ管理者が設定した外字環境をすべてのログオンユーザに対して適用します。
コード変換テーブル作成ツール
ユーザが独自にJIPSコードとUnicode、UnicodeとUnicode(*1)のコードマッピングを定義するためのツールです。
- (*1)JIS X 0213:2004に対応したUnicodeと、従来、JIPS G0/G1集合フォントで提供していたUnicodeとのデータ連携などを想定しています。
Ver2.0以前(JIPS G0/G1集合)
JIPS G0/G1集合文字フォント
JIPS標準文字セット(JIPS G0集合に定義されている文字)、JIPS拡張文字セット(JIPS G1集合に定義されている文字)のみを格納したTrueTypeフォントです。
明朝体(FA JIPS明朝)とゴシック体(FA JIPSゴシック)を収録しています。
コード変換ライブラリ
JIPSコードとUnicodeを相互に変換するライブラリです。本製品に対応した製品が利用します。
JIPS文字検索ツール
「FA JIPS明朝」、「FA JIPSゴシック」で利用可能な文字をJIPSコードベースで表示し検索することができます。
外字環境設定ツール
1台のコンピュータに複数のユーザがログオンする場合に、あらかじめ管理者が設定した外字環境をすべてのログオンユーザに対して適用します。
コード変換テーブル作成ツール
ユーザが独自にJIPSコードとUnicodeのコードマッピングを定義するためのツールです。