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FontAvenue UniAssist 辞書同期 - 特長/機能
機能概要
FontAvenue UniAssist 辞書同期(以下、辞書同期)は、複数クライアントPC間でMicrosoft IME(以下、MS-IME)で使用するオープン拡張辞書(以下、辞書)同期するためのツールです。

辞書同期は、辞書の管理向けの「辞書同期 Manager」と、辞書の利用者向けの「辞書同期 Agent」の2つの製品から構成されます。
辞書同期 Manager:辞書の編集と、辞書の配付用ファイル(以下、配付ファイル)の作成を行います。
辞書同期 Agent:配布ファイルの更新を検知し、配付ファイルの内容にしたがってクライアントPCの辞書を更新します。
辞書の種類
次の3つの辞書を扱えます。
姓名辞書
「渡辺」「斉藤」のような、姓名を入力するための辞書です。
住所辞書
「東京都」「葛飾区」のような地名や、「東京都葛飾区青戸1丁目」のような住所を入力するための辞書です。
その他辞書
姓名辞書、住所辞書には分類できない単語を入力するための辞書です
利用の流れ
一般的な利用の流れは次のとおりです。
- 辞書同期 Managerで、辞書を編集し、配布ファイルを作成します。
- 配布ファイルを辞書同期 Agentからアクセス可能なフォルダーに格納します。※
- 辞書同期 Agentが配布ファイルの更新を自動で検知し、クライアントPC上の辞書を更新します。
※辞書同期には配布ファイルを受け渡す機能はありません。ファイルの受け渡しには、Windowsの共有フォルダーやファイル配信製品を利用してください。
詳しくはファイルの配付方法をご覧ください。
特長
辞書同期 Manager
操作性
辞書同期 Managerの操作は非常に簡単です。
操作性に迷わないユーザーインターフェース
分かりやすさと使いやすさを追求した、シンプルなユーザーインターフェースです。


Excelライクな編集機能
Excelライクなスプレッドシート上で辞書を編集します。

編集機能
姓名辞書、住所辞書について、それぞれの辞書が持つ特性や既存資産などをふまえ、辞書の種類にあわせた最適な編集機能を提供します。
外字・異体字を含む単語を検索して登録
異体字検索機能を利用して、外字を含む姓名を辞書に簡単に登録できます。

既存の住所ファイルから辞書を作成
ユーザーの保有する既存の住所ファイルから、地名や住所を辞書に登録できます。
辞書同期 Agent
辞書を即座に同期
配布ファイルを定期的に監視して、更新された場合は即座に辞書を更新します。
設定により「ログイン時に更新」「手動で更新」に変更することも可能です。
辞書の利用
「MS-IME標準の変換」と「辞書同期を利用した変換」の違いは次のとおりです。

すべてのユーザー権限で利用可能
辞書同期 Agentを利用するユーザーの権限に関係なく、辞書を更新することが可能です。
参考
オープン拡張辞書とは?
MS-IMEで利用可能なXML形式の辞書です。クライアントPCにインストールするとインストールしたユーザーでのみ使用可能な辞書として登録されます。(ユーザー辞書とは異なります)
単語を変換候補に表示するだけでなく、単語に任意の情報を付与して変換候補で参照/入力することが可能です。
また、オープン拡張辞書のインストールが、既存のシステム辞書やユーザー辞書に影響を及ぼすことはありません。
オープン拡張辞書の詳細な情報についてはMicrosoftのホームページをご覧ください。
辞書をまとめた配布ファイルをクライアントPCに配布するために、「共有フォルダー」を利用する方法と、「ファイル配信製品」を利用する方法があります。
共有フォルダ―
共有フォルダーを利用してファイルを受け渡します。

- 辞書同期Managerで作成した配付ファイルを、ファイルサーバー上の共有フォルダ―に置きます。
- 辞書同期Agentは、共有フォルダ―上の配付ファイルを参照し、辞書を更新します。
ファイル配信製品
ファイル配信製品と連携してファイルを受け渡します。

- 辞書同期 Managerで作成した配布ファイルを、ファイル配信サーバー上の所定のフォルダーに置きます。
- ファイル配信製品間でファイルを配信します。配布ファイルはクライアントPCのローカルフォルダーに置かれます。
- 辞書同期 Agentは、ローカルフォルダーの配布ファイルを参照し、辞書を更新します。