FC-B14F Series
※本製品は、現在販売しておりません。(2013年9月末日販売終了)
必要な機能をコンパクトに凝縮。 インテル(R) Pentium(R)M プロセッサー 低電圧版 738 (1.40GHz)搭載 組込み用ボックスFC
出荷開始時期 : 2006年12月
供給終了時期 : 2013年09月
保守終了時期 : 2020年09月予定
- ※ 保守受付期間3年延長登録の場合
保守終了時期:2023年9月末日
仕様
項目 | 型名 | FC-B14F ※1※2 | ||
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モデル | シングルディスクモデル | ディスクレスモデル | ||
CPU※3 | インテル(R) Pentium(R) M プロセッサー低電圧版738(拡張版Intel SpeedStep(R) テクノロジー※4搭載)【1.4GHz】 | |||
キャッシュメモリ | 一次 | インストラクション用32KB / データ用32KB(CPU内蔵) | ||
二次 | 2048KB(CPU内蔵) | |||
システムバス | 400MHz(メモリバス:333MHz) | |||
チップセット | インテル(R) 855GME チップセット ICH4 | |||
メモリ※5 | 最大1GB DIMMスロット×1 DDR-SDRAM(PC-2700〈DDR-333〉) ECC機能なし | |||
表示機能※6 | インテル(R) 855GME チップセット内蔵 VRAM:64MB(メインメモリを使用)、 最大解像度1600×1200ドット(UXGA1677万色)、デュアルディスプレイ機能サポート | |||
補 助 記 憶 装 置 ※7 |
光学系ドライブ | [オプション]FC-DV002UA接続可能(USB接続) | ||
固定ディスクドライブ | 80GB 1台標準実装 | [オプション] ※8 (空きエリア×1) | ||
コンパクトフラッシュ(R)※9 | 標準 | 2スロット(スロット(1)BOOT可能) | ||
オプション | [未サポート] | FC-CF002R内蔵可能 | ||
シリコンディスクドライブ | [未サポート] | [オプション] FC-SD4K内蔵可能 | ||
イ ン タ フ ェ | ス ※7 |
USB ※10 | 4(前面)、USB 2.0対応 | ||
シリアル | 標準 | 最大115,200bps D-sub9ピン×1(オス:前面) | ||
オプション | 増設シリアルコネクタ(FC-SR001)実装により1ch追加可能 | |||
PS/2 | ミニDIN6ピン×2(PS/2キーボード/マウス用:前面) | |||
ディスプレイ | アナログRGB:ミニD-sub 15ピン(メス)、デジタルRGB:DVI-D 24ピン(メス) | |||
ネットワーク | RJ45( 1000BASE-T / 100BASE-TX / 10BASE-T) LANコネクタ×1 、RJ45(100BASE-TX / 10BASE-T) LANコネクタ×1、Remote Power ON機能サポート | |||
サウンド関連 | ライン入力(ステレオ、ミニジャック)、ライン出力(ステレオ、ミニジャック) | |||
拡張スロット(PCI)※7 | 2スロット[32bit / 33MHz / 5V仕様]、ショート〈174.63(W)×106.68(D)mm〉サイズ PCIバス適合規格 Rev2.2 | |||
RAS機能 | [標準]※11 | |||
電源リモートコントロール機能 | [標準] | |||
規格等 | RoHS指令対応、VCCI class A 適合、 EMC指令(EN55022、EN61000-6-2) および低電圧指令(EN60950-1)規格に基づいた設計、UL60950-1の規格に基づいた電源設計 | |||
消費電力 | 約43W (最大 約123W) |
約36W (最大 約123W) | ||
皮相電力 | 約50VA (最大 約132VA) |
約42VA (最大 約132VA) | ||
エネルギー消費効率 (2011年度省エネ達成率) ※12※13 |
I 区分 6.428 (-) ※14 | |||
発熱量 | 約156kJ(最大約444kJ) | 約128kJ(最大約444kJ) | ||
外形寸法 | 240(W)×280(D)×110(H)mm(コネクタ部は除く) | |||
質量 | 約5.6kg | 約4.8kg |
- ※1:型番・型名については、セレクションメニュー表をご参照ください。
- ※2:サポートOSは、Windows(R) XP Professional(日本語版 / 英語版)、Windows(R) 2000 Professional(日本語版 / 英語版)、PC-DOS 2000(日本語版 / 英語版)です。Server 系OS、Windows(R) 7、Windows Vista(R)には対応しておりませんのでご注意ください。
- ※3:使用環境や負荷によりCPU動作をダイナミックに変化させる制御を搭載しています。
- ※4:プリインストールOS以外のOS環境では、拡張版Intel SpeedStep(R)機能が使用できない場合があります。
- ※5:搭載メモリはセレクションメニューで256MB/512MB/1GB の中から選択可能です。増設RAMボードとしてFC-UG-M005(512MB,PC-2700)、FC-UG-M007(1GB,PC-2700)が利用できます。
- ※6:本機のもつ解像度および表示色の能力であり、接続するディスプレイによっては表示できないことがあります。
- ※7:市販品のご利用にあたっては、事前にお客様にてご評価・ご確認をお願い致します。
- ※8:固定ディスクドライブ(80GB:FC-HD80KH/R、FC-HD80KH/RS)、コンパクトフラッシュ(R)用インタフェースユニット(FC-CF002R)、シリコンディスクドライブ(FC-SD4K)または、フロントアクセスドライブベイアダプタ(FC-FA004R)に実装した市販の3.5型固定ディスクドライブが空きフロントアクセスドライブベイに実装可能です。
- ※9:コンパクトフラッシュ(R)カードは別売です。市販品をご利用ください。
- ※10:接続する周辺機器および装置を利用するソフトウェアが、本インタフェースに対応している必要があります。
- ※11:ご利用いただく際には添付ソフトウェアのインストールが必要となります。RAS機能では、ハードウェア(温度 / 電圧 / ファン / バッテリ等)状態監視機能・ウォッチドッグタイマ機能・SMART監視機能・外部デジタル入出力機能(各1点)・通電時間計測機能・ロギング機能・異常通知機能をサポートしています。なお、RASボード(FC-UG-X009 / FC-UG-X006 / FC-UG-X004)は利用できません。
- ※12:OS未添付モデルのエネルギー消費効率は、お客様でご利用されるOSがサスペンド(S3)をサポートしていることが前提となります。
- ※13:エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定した消費電力を省エネ法で定める複合理論性能(単位:ギガ演算)で除したものです。省エネ基準達成率の表示語AAAは達成率500%以上、AAは達成率200%以上500%未満、Aは達成率100%以上200%未満、-は達成率100%未満を示します。
- ※14:本製品は、省エネ法(2011年度基準)を未達成(100%未満)となります。
設置環境条件※1
FA環境において誤動作を引き起こすこともありますので、下記設置環境条件に十分配慮して使用する必要があります。
項目 | 固定ディスクドライブ 搭載時 |
固定ディスクドライブ 非搭載時 | |
---|---|---|---|
周囲温度 | ファン無し | 5~35℃ | 0~40℃ |
ファン有り | 5~45℃ | 0~50℃ | |
保存温度※2 | -20~60℃ | -20~65℃ | |
湿度(非結露) | 20~80% | 20~90% | |
保存湿度 (非結露) | 20~80% | 20~90% | |
浮遊塵埃※3 | 特にひどくないこと[0.3mg/m3] JEITA IT-1004 class B 導電性および吸湿性の塵埃はなきこと。 | ||
腐食性ガス | ないこと JEITA IT-1004 class A | ||
耐震性※4 | 連続:2m/S2 短時間:4.9m/S2 JEITA IT-1004 class B |
連続:4.9m/S2 短時間:9.8m/S2 JEITA IT-1004 class S1 | |
耐衝撃性※4 (XYZ各方向3回) |
通電:19.6m/S2 非通電:98m/S2 | ||
電源電圧※5 | AC100~240V +10% -15%(AC85~264V) | ||
電源周波数 | 50/60Hz±3Hz | ||
電源雑音 | 1KVP-P 50ns~1μsパルス | ||
絶縁抵抗値 | 20MΩ (DC 500V) | ||
絶縁耐圧 | AC1.5KV 1分間 | ||
漏洩電流 | 1mA以下 | ||
静電気耐力 | ±6KV(接触放電)、±8KV(気中放電) EN61000-4-2 Level3 | ||
瞬時停電 | 30ms以下(定格電圧時) | ||
接地 | D種 |
- ※1:PC型番および市販のファイル装置を内蔵した場合、設置環境条件は増設したオプションの設置環境条件となります。周囲温度0℃以下の所で保存する場合、本体内の時計がずれる場合がありますので、使用する際に再設定をおこなってください。
- ※2:-20~-15℃にて保存される場合、本製品添付のAC電源ケーブルに衝撃や振動、圧力等の外力を加えたりしないで本製品購入時の梱包箱での保管をお勧めします。
また、 別売りのキーボード/マウスの保存温度はFC-KB001R / FC-KB005:-20~60℃ / FC-KB006:-5~50℃ / FC-MS003:-20~60℃ / FC-DV002UA:-20~60℃となります。 - ※3:塵埃の多い場所あるいは金属粉・オイルミスト・腐食性ガスなどがある環境で使用される場合は、防塵ラックや密閉筐体などに収容してご使用ください。
- ※4:本体の固有周波数と近接した場合に生じる共振現象における耐力を保証するものではありません。
- ※5:本機に搭載の電源ユニットは、力率改善電源です。短形波出力タイプのUPS(無停電電源装置)は利用できません。
設置方向
FC-B14Fシリーズを安全且つ安定的にお使いいたくためにも、以下の条件を守って設置してください。
本体周辺の空間について
本体には温度上昇を防ぐための通風孔が開けてあります。 通風孔エリアおよびケーブル接続エリアを確保するために、本体前面側、上面側、左側面側、背面側を他機器などから離して設置してください。
世代番号
世代番号 | 変更内容 | 適用時期 |
---|---|---|
B | 固定ディスクドライブをSATA仕様に変更。 (SATA→IDE 変換アダプタ付) |
2010年10月以降 生産品より |
A | 初期設定 |
寿命品・消耗品
本体には、消耗品/寿命品が含まれています。消耗品/寿命品は、使用頻度、使用条件あるいは経過年数により消耗や劣化します。使用頻度や使用条件に合わせて定期的に交換することをお勧めします。
消耗品/寿命品の購入や交換については、お買い求めの販売店またはNEC フィールディング株式会社にご相談ください。
- 【注意】本データは周囲温度25℃の標準状態における計算値であり、弊社が推奨する交換時期を記載しております。保証値ではありませんのでご注意ください。
消耗品
使用頻度や使用量により消耗の進行が異なります。本体の保障期間内であっても部品代は有償となります。
部品名 | 推奨交換周期の目安 | 交換用部品 |
---|---|---|
カレンダ用バッテリ | 10年(無通電放置) | FC-BT001 ※1 |
- ※1:販売店から購入して、お客様で交換が可能な部品です。
寿命品
使用頻度や経過時間、使用環境によって磨耗、劣化の進行に大きな差が生じ、修理による再生ができなくなる部品です。本体の保障期間内であっても部品代は有償となる場合があります。部品名 | 推奨交換周期の目安 | 備考 |
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電源ユニット | 5年 (ファンレス運転時) | ※1ファン使用時は10年 |
HDD | 4年または20,000POH※2(通電時間)の短い方 | FC-HD80KH/R ※3 FC-HD80KH/RS ※3 |
SSD | 10年または書き換え寿命※2 ※4の短い方 | FC-SD4KS ※3 |
空冷用ファン | 10年 | FC-FN002 ※3 |
キーボード | 打鍵1000万回以内 | FC-KB001R ※3 FC-KB005 ※3 FC-KB006 ※3 |
マウス | 打鍵300万回以内 | FC-MS002 ※3 FC-MS003 ※3 |
外付3.5型フロッピィディスクドライブ | 4年 | FC-FD002U ※3 |
外付CD-R/RW with DVD-ROMドライブ | 4年 | FC-CW002U ※3 |
外付DVDスーパーマルチドライブ | 4年 | FC-DV002U ※3 FC-DV002UA ※3 |
- ※1:部品の販売はおこなっておりません。NECフィールディング株式会社での修理、交換となります。
- ※2:20,000POH(通電時間)の目安
- 24 時間連続運転の場合 : 8,760時間/年間 (約2年間)
- 1日12時間/毎日運転の場合 : 4,380時間/年間 (約4年間)
- 1日12時間/週5日運転の場合 : 3,120時間/年間 (約6年間)※
- 1日8時間/毎日運転の場合 : 2,920時間/年間 (約6年間)※
- 1日8時間/週5日運転の場合 : 2,080時間/年間 (約9年間)※
- ※3:販売店から購入して、お客様で交換が可能な部品です。
- ※4:本部品の書き換え寿命については、お客様の使用条件(メモリ容量、書き換えファイルサイズ、書き換え頻度)によって異なります。
書き換え寿命の計算式については、シリコンディスクドライブに添付の『組み立て取り扱いの手引き』を参照してください。
最新情報
- 2013年08月12日カタログを更新しました。
- 2013年02月15日販売終了をご案内(受注停止:2013年6月28日,出荷停止:2013年9月30日)
- 2012年07月27日供給・保守期間を延長(供給期間:2013年3月→2013年9月、保守期間: 2020年3月→2020年9月)
- 2011年06月15日供給・保守期間を延長(供給期間:2011年11月→2013年3月、保守期間: 2018年11月→2020年3月)
- 15型 液晶ディスプレイ(FC-LD15WZ/FC-LD15WT)のカタログを掲載しました。
- 2011年03月29日表示解像度を掲載しました。
- 新商品発表(FC-LD15WZ、FC-LD15WT)をご案内(受注開始:2011年3月29日、出荷開始:2011年4月6日)
- 2010年06月28日COAラベル変更のお知らせ
- 2010年04月27日部品変更に伴い一部仕様が変更となります。(世代番号が変更となりました)
- オプション商品(FC-FD002U,FC-CW002U,FC-DV002U)販売集約をご案内(受注停止:2010年10月29日 出荷停止:2010年12月28日)
- 新商品発表(FC-DV002UA)をご案内(受注開始:2010年7月1日 出荷開始:2010年11月1日)
- Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
- インテル、Intel、Pentium、Celeron、Intel SpeedStepは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるインテルコーポレーションまたはその子会社の商標または登録商標です
- Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
- MIRACLE LINUXの名称およびロゴはミラクル・リナックス株式会社が使用許諾を受けている登録商標です。
- PS/2は、IBM社が所有している商標です。
- コンパクトフラッシュ(CompactFlash(R))は、米国サンディスク社の登録商標です。
- スタンバイレスキュー、スタンバイレスキューLite、Standby Rescue、Standby Rescue Liteは、株式会社ネットジャパンの商標です。
- Corel、Corel ロゴ、Roxio CreatorおよびRecordNow は、カナダ米国、およびその他の国における Corel Corporation とその子会社の商標または登録商標です。
- 記載されている商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 本体添付のリカバリCD-ROMを用いて再セットアップをおこなった場合、ハードディスクは工場出荷時と同じ状態に強制的に戻されます。
- 本機にインストールされているOSは、Microsoft社のアップグレード/ダウングレード対象製品ではありませんのでご注意ください。
- 本製品には、有寿命部品(バッテリ、ハードディスク、冷却用ファン等)が含まれています。使用頻度や条件により異なりますが、有寿命部品の交換時期の目安は、マニュアル等に記載されていますのでご参照ください。
- 各種拡張機器/OS/アプリケーションソフトの動作確認については、各メーカにご確認ください。
- 本商品(ソフトウェアを含む)は日本国内でのみ販売するものであり、当社では海外の保守サービスおよび技術サポートをおこなっておりません。