FC-86J Series
※本製品は、現在販売しておりません。(2004年6月末日販売終了)
Intel(R) Pentium(R)Ⅲプロセッサ(866MHz)を搭載 デスクトップ型ファクトリコンピュータ
出荷開始時期:2001年3月
供給終了時期:2004年6月末日
保守終了時期:2011年6月末日
仕様
項目 | Windows(R)2000Professional WindowsNT(R)Workstation 4.0 プリインストールモデル |
OS未添付モデル | |||
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モデル名 | ミラーリング機能 搭載モデル |
シングルディスク モデル | |||
型名 | FC-86J model S2M FC-86J model SN/M |
FC-86J model S2 FC-86J model SN |
FC-86J model SB | ||
型番 | FC-86J/S2M FC-86J/SN/M |
FC-86J/S2 FC-86J/SN |
FC-86J/SB | ||
CPU | Intel(R) Pentium(R)Ⅲ プロセッサ (866MHz) | ||||
キャッシュメモリ | 一次 | 32KB(CPU内蔵) | |||
二次 | 256KB(CPU内蔵) | ||||
システムバス | 133MHz(メモリバス:100MHz) | ||||
チップセット | Intel(R) 810E Chipset | ||||
メモリ | 標準 | 128MB [SDRAM-DIMM(PC100)×1 ECC機能なし] ※1 | 64MB [SDRAM-DIMM(PC100)×1 ECC機能なし] ※1 | ||
増設 | 増設RAMサブボード※2により増設可能(最大512MB) ※3 [DIMMスロット×2(内1スロットに128MBまたは64MBメモリ実装済)] | ||||
表 示 機 能 |
ディスプレイキャッシュ | 4MB | |||
ビデオRAM | 8~11MB(メインメモリを使用) | ||||
グラフィック アクセラレータ |
Intel(R) 810E Chipsetに内蔵 | ||||
グラフィック表示※4※5 | 640× 480ドット (1677万色、65536色、256色) 800× 600ドット (1677万色、65536色、256色) 1024× 768ドット (1677万色、65536色、256色) 1280×1024ドット (1677万色、65536色、256色) 1600×1200ドット (256色) | ||||
サウンド機能 | Intel(R) 810E Chipsetに内蔵 PCM録音再生機能内蔵(ステレオ、量子化8ビット/16ビット、サンプリングレート 8~48KHz) 全二重対応(モノラル、量子化8ビット時) | ||||
入 力 装 置 |
キ | ボ | ド |
USB ※6 | [オプション] PK-KB010:109キーレイアウト、PK-KB029:小型キーボード | ||
PS/2 | [オプションまたは市販品]
| ||||
マウス | [オプションまたは市販品]
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補 助 記 憶 装 置 |
フロッピィディスクドライブ | [標準実装] 3.5型フロッピィディスクドライブ(3モード[1.44MB/1.2MB/720KB]対応)※8×1 | |||
CD-ROMドライブ | [標準実装] 40倍速CD-ROMドライブ×1 |
[オプション] 市販のCD-ROMドライブまたは、コンパクトフラッシュ(R)インタフェースユニット(FC-CF001)※9が5型ファイルベイに排他で実装可能 | |||
コンパクトフラッシュ(R) | 未サポート | ||||
固 定 デ ィ ス ク ド ラ イ ブ |
標準実装 | フロントアクセスタイプドライブベイ用固定ディスクドライブ(20GB以上) 2台標準実装 | フロントアクセスタイプドライブベイ用固定ディスクドライブ(20GB以上) 1台標準実装 | すべてオプション | |
5型ファイルベイ ※10 |
[実装済] 24倍速CD-ROMドライブ |
[空き] CD-ROMドライブなど市販の5型ベイ用ファイル装置または、コンパクトフラッシュ(R)インタフェースユニット(FC-CF001)が実装可能 | |||
フロントアクセスタイプドライブベイ1 ※10 | [実装済] 20GB以上 固定ディスクドライブ |
[空き] 固定ディスクドライブ(20GB : FC-HD20KHF)または、フロントアクセスドライブベイアダプタ(FC-FA002)に実装した市販の3.5型固定ディスクドライブが実装可能 | |||
フロントアクセスタイプドライブベイ2 ※10 | [実装済] 20GB以上 固定ディスクドライブ |
[空き] 固定ディスクドライブ(20GB : FC-HD20KHF)または、フロントアクセスドライブベイアダプタ(FC-FA002)に実装した市販の3.5型固定ディスクドライブが実装可能 | |||
ホットスワップ機能 | サポート | サポート (ミラーリングインタフェースボード[FC-UG-X003]実装時のみ) | |||
イ ン タ フ ェ | ス |
USB ※6※11 | 2(本体前面/背面 各1) | |||
パラレル | D-sub25ピン | ||||
シリアル | CH1 | 最大115.200bps D-sub9ピン | |||
CH2 | 最大 57.600bps D-sub9ピン※12 | ||||
PS/2 | ミニDIN6ピン×2(キーボード/マウス用 各1) | ||||
ディスプレイ | アナログRGB | ミニD-sub15ピン | |||
デジタルRGB | DFP20ピン (TMDS仕様) | ||||
サウンド関連 | ライン入出力(ステレオ、ミニジャック) | ||||
ネットワーク機能 | Intel(R) 82559 Chip(AOL2対応) 100BASE-TX/10BASE-T、RJ45LANコネクタ、Remote Power ON機能※13サポート | ||||
拡張スロット | 6スロット PCI専用スロット×1,PCI/ISA兼用スロット×4,ISA専用スロット(ハーフサイズ)×1※14 PCIバス適合規格 Rev. 2.2 ※ミラーリング機能搭載モデル(FC-86JmodelSN/M)では、PCI/ISA兼用スロットをミラーリングインタフェースボードで占有済 | ||||
セキュリティ機能 | ユーザパスワード機能、スーパバイザパスワード機能、I/Oロック機能※15 (シリアル/パラレルポート制御、FDD/HDD制御) | ||||
RAS機能 | [オプション] RASボード(FC-UG-X001R)※16をPCI専用(RASボード兼用)スロットに実装 | ||||
電源リモート コントロール機能 |
[標準装備] | ||||
19インチラック取付機構 | [オプション] 19インチラック取付金具(FC-RK002R)が利用可能 | ||||
規格等 | VCCI classA 適合 EMC指令(EN55022、EN61000-6-2)* および低電圧指令(EN60950)* の規格に基づいた設計 UL60950の規格に基づいた電源設計 *CEマーキングに必要な規格です | ||||
防塵対策 | [標準] 本体前面用防塵フィルタ添付 [オプション] 本体背面用防塵フィルタ(FC-FL003)装着可能 | ||||
カレンダ時計 | 電池によるバックアップ(ユーザ交換可能) | ||||
スピーカ | モノラルスピーカ内蔵 | ||||
省電力機能 | 内蔵FDD/内蔵HDDのモータON/OFF制御、省エネ対応ディスプレィの制御※17 | ||||
消費電力 (最大拡張時) |
約97W (最大約300W) |
約92W (最大約300W) |
約70W (最大約300W) | ||
エネルギー消費効率 (本体) |
R区分0.0210 | R区分0.0201 | R区分0.0280 | ||
外形寸法 | 420(W)×418(D)×163(H:ゴム足含む)mm | ||||
質量 | 約14.4Kg | 約13.6Kg | 約12.0Kg | ||
インストールOS※18※19 |
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なし | |||
ソフト占有量 |
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なし | |||
主な添付品※18 |
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電源ケーブル(2m)、防塵フィルタ、フィルタおさえ、USBコネクタキャップ、CD信号ケーブル、CDオーディオケーブル、ユーザーズマニュアル、お客様登録申込書、バックアップCD-ROM(OSを除く)〔CD-ROM×1〕、バックアップCD-ROM(OSを除く)用インストールディスク〔FD×1〕、マネジメント機能インストールディスク〔FD×1〕※23 |
- ※1:8~11MBをビデオRAMとして使用します。
- ※2:増設RAMサブボードとして、FC-UG-M001(128MB)がご利用できます。
- ※3:本体標準実装の増設RAMサブボードを取り外し、市販の増設RAMサブボード(256MB)を2枚実装した場合。
- ※4:本機のもつ解像度および表示色の能力であり、接続するディスプレイによっては表示できないことがあります。
- ※5:Windows(R) Millennium Editionをご使用になる場合、セットアップ時に800×600ドット以上の解像度のディスプレイが必要となります。
- ※6:接続する周辺機器および装置を利用するソフトウェアが、本インタフェースに対応している必要あります。
FC-86JmodelS2M・SN/M・S2・SNのキーボード設定は出荷時PS/2インタフェースとなっています。
USBキーボードを使用する場合はインストールされているOSの再インストールおよびBIOSの設定が必要です。 - ※7:キーボードはFC/PC-9800シリーズとは異なります。
- ※8:1.2MBはWindows(R) Millennium Edition、Windows(R) 98 Second Edition上でのフォーマットはできません。
Windows(R) Millennium Edition、WindowsR 2000での1.2MBへの対応は、ドライバ(本体添付)のセットアップが必要となります。 - ※9:コンパクトフラッシュ(R)カードは別売りです。
- ※10:PC型番および市販のファイル装置を内蔵した場合、設置環境条件は増設したオプションの設置環境条件となります。
- ※11:FC-86JmodelS2M・SN/M・S2・SNでは、USBキーボード゙およびUSBハブ付LCD以外のUSB関連拡張機器は利用できません。
- ※12:パラレルポートのモード設定を”ECPモード”で使用する場合、シリアルポート2は使用できません。
- ※13:市販のソフトウェアを利用することにより本機能利用可能です。
- ※14:ISA バス用拡張スロットは、バスマスタ、DMA 転送を行なう拡張ボードは動作しません。
- ※15:Windows(R) Millennium Edition、Windows(R) 2000、Windows(R) 98 Second Edition、WindowsNT(R) 4.0利用時に使用可能。
- ※16:RASボード(FC-UG-X001R)では、以下の機能をサポート。
電源断検出機能、ウォッチドッグタイマ機能、温度上昇検出機能、ファン停止検出機能、外部アラーム入力機能(2点)、リモートセット機能、デジタル入出力機能(各4点)、通電時間計測機能、セルフリセット機能、外部通知機能、ロギング機能 - ※17:Windows(R) Millennium Edition、Windows(R) 2000、Windows(R) 98 Second Edition利用時に使用可能。
- ※18:予告なくインストールOSを変更する場合があります。
- ※19:本機にインストールされているMicrosoft(R) Windows(R)2000 Professional Operating System (Service Pack2)およびMicrosoft(R) WindowsNT(R) Workstation Operating System (Service Pack6a)は別売のパッケージ商品と一部異なるところがありますので、再インストールする場合は必ず本体添付のリカバリCD-ROMをご利用ください。
なお、本機にインストールされているOSは、Microsoft社製品のアップグレード対象製品ではありませんので注意してください。 - ※20:標準実装の固定ディスクは、4GBがFAT32、残りは未フォーマットです。
なお、リカバリCD-ROMによる再インストール時、第1パーティションの容量およびFORMAT形式の変更は可能です。 - ※21:標準実装の固定ディスクは、4GBがFAT16、残りは未フォーマットです。
なお、リカバリCD- ROMによる再インストール時は第1パーティション(4GB)の容量およびFORMAT形式の変更は出来ません。。 - ※22:Windows(R) Millennium Edition、Windows(R)2000、Windows(R)98 Second Edition、WindowsNT(R)4.0を使用する際に、本機の機能を全て有効にするための各種ドライバをインストールするためのディスクです。
- ※23:添付のアプリケーションソフトウェアをインストールするためのディスクです。
設置環境条件
FA環境において誤動作を引き起こすこともありますので、下記設置環境条件に十分配慮して使用する必要があります。
項目 | FC-86Jmodel S2M・SN/M FC-86Jmodel S2・SN |
FC-86Jmodel SB | ||
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FDD/HDD動作時 (CD-ROM非動作時) |
FDD/HDD/CD-ROM動作時 | FDD/HDD/コンパクトフラッシュ(R)用インタフェースユニット動作時 | FDD非動作時(HDD非内蔵)※1 コンパクトフラッシュ(R)用インタフェースユニット動作時 | |
周囲温度※2 | 5~45℃ (5~40℃) |
5~35℃ (5~30℃) |
5~45℃ (5~40℃) |
0~50℃ (0~45℃) |
保存温度※3 | -20~60℃ | -20~65℃ | ||
湿度(非結露) | 20~80% | 20~90% | ||
保存湿度 (非結露) | 20~80% | 20~90% | ||
浮遊塵埃 | 特にひどくないこと(簡易防塵可能)[0.3mg/m3] JEIDA-63 class B | |||
腐食性ガス | ないこと JEIDA-63 class A | |||
耐震性(16.7Hz XYZ各30分) | 4.9m/S2 |
19.6m/S2 |
4.9m/S2 | 15.68m/S2 |
耐衝撃性(XYZ各方向3回) | 98m/S2 | 19.6m/S2 | 98m/S2 | |
電源電圧 | AC100~240V+10%-15% (AC85~264V) | |||
電源周波数 | 50/60Hz±3Hz | |||
電源雑音 | 1KVP-P 50ns~1μsパルス | |||
絶縁抵抗値 | 20MΩ (DC500V) | |||
絶縁耐圧 | AC1.5KV 1分間 | |||
漏洩電流 | 1mA以下 | |||
静電気耐力 | 4KV | |||
瞬時停電 | 30ms以下 | |||
接地 | D種 |
- ※1:内蔵FDDを常に使用しない場合(FC-86JmodelS2M・SN/M・S2・SNを除く)
- ※2:()内は、添付の防塵フィルタ(前面用)または別売の防塵フィルタ装着時
- ※3:別売のキーボードの保存温度は、FC-KB001:-20~50℃、FC-KB002:-10~60℃となります。
- 注意:PC型番および市販のファイル装置を内蔵した場合、設置環境条件は増設したオプションの設置環境条件となります。
周囲温度0℃以下の所で保存する場合、本体内の時計がずれる場合がありますので、使用する際に再設定を行ってください。
最新情報
- 2003年12月3日『Intel(R) LANDesk(R) Client Manager』は、2003年12月生産品より製品添付を中止します。
- 2003年10月22日2004年6月末日で販売を終了いたします。
- (受注終了:2004年3月末日 供給終了:2004年6月末日)
- 2003年4月15日2003年5月生産品より”ミラーリング機能付 WindowsNT(R)4.0プリインストールモデル(modelSNM)”の型番が”modelSN/M”に変更となります。
- 2002年8月26日Windows XPのサポートを開始しました。
- 差分ドライバおよびインストール手順はFC User Loungeより入手できます。
- 2000年12月20日標準搭載のネットワークの他に、ネットワークボードを増設される場合、PK-UG-X006/006Eはご使用できません。PK-UG-X032をご使用ください。
- なお、概説書(冊子)に”PK-UG-X006E”が接続可能と記載がありますが誤りです。概説書をお持ちの方はご注意ください。
- 2000年12月20日パラレルポートのモード設定を”ECPモード”で使用する場合、シリアルポート2(COM2)は使用できません。
- ミラーリング機能搭載モデル(FC-86J/SN/M)およびWindowsNT(R)インストールモデル(FC-86J/SN)本体添付のリカバリCD-ROMを用いて再セットアップをおこなった場合、ハードディスクは工場出荷時と同じ状態に強制的に戻されます。
- 各種拡張機器/OS/アプリケーションソフトの動作確認については、各メーカにご確認ください。
- 本商品(ソフトウェアを含む)は日本国内でのみ販売するものであり、当社では海外の保守サービスおよび技術サポートをおこなっておりません。