FC-85H/E Series
※本製品は、現在販売しておりません。(2004年12月末日販売終了)
高性能/高信頼性・メンテナンス性を凝縮した 低価格 省スペース型ファクトリコンピュータ
出荷開始時期:2001年10月下旬
供給終了時期:2004年12月末日
保守終了時期:2011年12月末日
仕様
項目 | Windows(R)2000Professional WindowsNT(R)Workstation 4.0 プリインストールモデル |
OS未添付モデル | |||
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モデル名 | ミラーリング機能 搭載モデル |
シングルディスク モデル | |||
型名 | FC-85H/E model S2M FC-85H/E model SN/M |
FC-85H/E model S2 FC-85H/E model SN |
FC-85H/E model SB | ||
型番 | FC-85H/E/S2M FC-85H/E/SN/M |
FC-85H/E/S2 FC-85H/E/SN |
FC-85H/E/SB | ||
CPU | Intel(R) Celeron(R) プロセッサ (850MHz) | ||||
キ ャ ッシ ュメモリ |
一次 | 32KB(CPU内蔵) | |||
二次 | 128KB(CPU内蔵) | ||||
システムバス | 100MHz(メモリバス:100MHz) | ||||
チップセット | Intel(R) 815E Chipset | ||||
メモリ | 標準 | 128MB [SDRAM-DIMM(PC100)×1 ECC機能なし]※1 | 64MB [SDRAM-DIMM(PC100)×1 ECC機能なし]※1 | ||
増設 | 増設RAMサブボード※2により増設可能(最大512MB)※3 [DIMMスロット×2(内1スロットに128MBまたは64MBメモリ実装済)] | ||||
表 示 機 能 |
ビデオRAM | 7~12MB(メインメモリを使用、表示機能として使用されるのは一部) | |||
グラフィック アクセラレータ |
Intel(R) 815E Chipsetに内蔵 (DVMアーキテクチャ採用) | ||||
グラフィック表示※4※5 | 640× 480ドット (1677万色、65536色、256色) 800× 600ドット (1677万色、65536色、256色) 1024× 768ドット (1677万色、65536色、256色) 1280×1024ドット (1677万色、65536色、256色) 1600×1200ドット (256色) | ||||
サウンド機能 | YAMAHA社製 YMF743搭載 PCM録音再生機能内蔵(ステレオ、量子化8ビット/16ビット、サンプリングレート 8~48KHz) 全二重対応(モノラル、量子化8ビット時) | ||||
入 力 装 置 |
キ | ボ | ド |
USB※6 | [オプションまたは市販品] PK-KB010:109キーレイアウト、PC-VP-KB06:小型キーボード | ||
PS/2 | [オプションまたは市販品]
| ||||
マウス | [オプション]
| ||||
補 助 記 憶 装 置 |
フロッピィディスクドライブ | [標準実装] 3.5型フロッピィディスクドライブ(3モード[1.44MB/1.2MB/720KB]対応)※8×1 | |||
CD-ROMドライブ | [標準実装] 24倍速CD-ROMドライブ×1 | ||||
コンパクトフラッシュ(R) | 未サポート | [オプション] フロントアクセスドライブベイアダプタ(FC-FA003)に、コンパクトフラッシュ(R)インタフェースユニット(FC-CF001)※9を実装し、フロントアクセスタイプドライブベイ1または2に実装可能 | |||
固 定 デ ィ ス ク ド ラ イ ブ |
標準実装 | フロントアクセスタイプドライブベイ用固定ディスクドライブ(40GB以上) 2台標準実装 (ミラーリング仕様) |
フロントアクセスタイプドライブベイ用固定ディスクドライブ(40GB以上) 1台標準実装 | すべてオプション | |
フロントアクセスタイプドライブベイ1※10 | [実装済] 40GB以上 固定ディスクドライブ |
[空き] 固定ディスクドライブ(40GB :FC-HD40KHF)または、フロントアクセスドライブベイアダプタ(FC-FA003)に実装した市販の3.5型固定ディスクドライブおよびコンパクトフラッシュ(R)用インタフェースユニット(FC-CF001)※9が実装可能 | |||
フロントアクセスタイプドライブベイ2※10 | [実装済] 40GB以上 固定ディスクドライブ |
[空き] 固定ディスクドライブ(40GB : FC-HD40KHF)または、フロントアクセスドライブベイアダプタ(FC-FA003)に実装した市販の3.5型固定ディスクドライブおよびコンパクトフラッシュ(R)用インタフェースユニット(FC-CF001)※9が実装可能 | |||
ミラーリング機能/ホットスワップ機能 | サポート(標準) | サポート(オプション) 固定ディスクドライブ(FC-HD40KHF)およびミラーリングインタフェースボード[FC-UG-X005]が必要 | |||
イ ン タ フ ェ | ス |
USB※6※11 | 4(本体前面×1/背面×3) | |||
パラレル | D-sub25ピン×1(本体背面) | ||||
シリアル | CH1 | 最大 115,200bps、D-sub9ピン×1 (本体背面) | |||
CH2 | 最大 115.200bps、D-sub9ピン×1 (本体背面)※12 | ||||
キーボード(PS/2) | ミニDIN6ピン×1(本体背面) | ||||
マウス(PS/2) | ミニDIN6ピン×1(本体背面) | ||||
ディスプレイ | アナログRGB | アナログRGBセパレート信号出力(75Ω アナログインタフェース)、ミニD-sub15ピン×1 (本体背面) | |||
デジタルRGB | デジタルフラットパネル信号出力(TMDS仕様)、DVI-D 24ピン×1 (本体背面) | ||||
サウンド関連 | ライン入力 | ステレオ、ミニジャック、入力インピーダンス10KΩ 、入力レベル最大 2Vrms、ゲイン 6db | |||
ライン出力 | ステレオ、ミニジャック、出力レベル最大 1Vrms (負荷インピーダンス 47KΩ ) | ||||
マイク入力 | モノラル、ミニジャック、入力インピーダンス10KΩ 、入力レベル最大100mVrms、ゲイン20db | ||||
ネットワーク機能 | IntelR 82559 Chip 100BASE-TX/10BASE-T、RJ45LANコネクタ、Remote Power ON機能※13サポート | ||||
拡張スロット | 3スロット 【PCI:ハーフサイズ】 (内1スロットは、Low Profile PCI用)、PCIバス適合規格 Rev. 2.2 | ||||
セキュリティ機能 | ユーザパスワード機能、スーパバイザパスワード機能、I/Oロック機能※14 (シリアル/パラレルポート制御、FDD/HDD制御)、ハードディスクパスワード | ||||
RAS機能 | [標準] Intel(R)LANDesk(R) Client Manager6(with NEC Extensions)により障害監視機能利用可能 (SMART機能、クライアントモニタリング機能、H/Wmoniter機能) |
[オプション] DMITOOL Ver8.2(pcAnywhere(TM)9.2EXホスト専用版付き[PS-DM/TL82H])により障害監視機能利用可能 (SMART機能、クライアントモニタリング機能、H/Wmoniter機能) | |||
[オプション] RASボード[FC-UG-X004]※15を拡張スロット(Low Profile PCI)に実装可能 | |||||
電源リモート コントロール機能 |
[オプション] RASボード[FC-UG-X004]でサポート | ||||
本体取付金具 | [オプション] 本体取付金具(FC-RK003)が利用可能 | ||||
規格等 | VCCI classA 適合 EMC指令(EN55022、EN61000-6-2)* および低電圧指令(EN60950)* の規格に基づいた設計 UL60950の規格に基づいた電源設計 *CEマーキングに必要な規格です | ||||
防塵対策 | [オプション] 防塵フィルタ[FC-FL004]装着可能 | ||||
カレンダ時計 | 電池によるバックアップ(ユーザ交換可能) | ||||
スピーカ | モノラルスピーカ内蔵 | ||||
省電力機能 | 内蔵FDD/内蔵HDDのモータON/OFF制御、省エネ対応ディスプレィの制御※16 | ||||
消費電力 (最大拡張時) |
約80W (最大約120W) |
約70W (最大約120W) |
約60W (最大約120W) | ||
エネルギー消費効率 (本体) |
R区分0.015 | R区分0.014 | R区分0.015※17 | ||
外形寸法※18 | 100(W)×335(D)×325(H)mm (縦置き用フット/縦置き用スタンド含まず) 212(W)×335(D)×340(H)mm (縦置き用スタンド含む) | ||||
質量 | 約8.9Kg | 約7.9Kg | 約7.1Kg | ||
インストールOS※19※20 |
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なし | |||
ソフト占有量 |
|
なし | |||
主な添付品※19 |
|
電源ケーブル(約2m)、USBコネクタキャップ、ユーザーズマニュアル、お客様登録申込書、バックアップCD-ROM(OSを除く)〔CD-ROM×1〕、バックアップCD-ROM(OSを除く)用インストールディスク〔FD×1〕、マネジメント機能インストールディスク〔FD×1〕※23 |
- ※1:7~12MBをビデオRAMとして使用します。
- ※2:増設RAMボードとして、FC-UG-M002(256MB)がご利用できます。
- ※3:本体標準実装の増設RAMサブボードを取り外し、市販の増設RAMサブボード(FC-UG-M002(256MB))を2枚実装した場合。
- ※4:本機のもつ解像度および表示色の能力であり、接続するディスプレイによっては表示できないことがあります。
- ※5:Windows(R) Millennium Editionをご使用になる場合、セットアップ時に800×600ドット以上の解像度のディスプレイが必要となります。
- ※6:接続する周辺機器および装置を利用するソフトウェアが、本インタフェースに対応している必要あります。
FC-85H/EmodelS2M・SN/M・S2・SNのキーボード設定は出荷時PS/2インタフェースとなっています。
USBキーボードを使用する場合はユーザーズマニュアルに記載のセットアップが必要となります。
- ※7:キーボードはFC/PC-9800シリーズとは異なります。
- ※8:1.2MBはWindows(R) Millennium Edition上でのフォーマットはできません。
Windows(R) Millennium Edition、Windows(R) 2000での1.2MBへの対応は、ドライバ(本体添付)のセットアップが必要となります。 - ※9:コンパクトフラッシュ(R)カードは別売りです。市販品をご利用ください。
- ※10:PC型番および市販のファイル装置を内蔵した場合、設置環境条件は増設したオプションの設置環境条件となります。
- ※11:FC-85H/EmodelS2M・SN/M・S2・SNでは、USBキーボード/USBハブ付LCD以外のUSB関連拡張機器は利用できません。
- ※12:DOS上での利用はできません。シリアルポートCH2は、使用するOSによってCOMポート番号の割当が以下のように固定されます。なお、COMポート番号の変更はできません。
WindowsNT(R):COM5 、 Windows(R)2000:COM3 、 Windows(R)Me:COM5 - ※13:市販のソフトウェアを利用することにより本機能利用可能。
- ※14:Windows(R) Millennium Edition、Windows(R) 2000、WindowsNT(R) 4.0利用時に使用可能。
- ※15:RASボード(FC-UG-X004)では、以下の機能をサポート。
電源断検出機能、ウォッチドッグタイマ機能、温度上昇検出機能、ファン停止検出機能、外部アラーム入力機能(2点)、リモートリスタート機能、デジタル入出力機能(各4点)、通電時間計測機能、セルフリセット機能、外部通知機能、ロギング機能、電源リモートコントロール機能
なお、従来のRASボード(FC-UG-X001)は使用できません。 - ※16:Windows(R) Millennium Edition、Windows(R) 2000、WindowsNT(R) 4.0利用時に使用可能です。
ただし、省電力機能に対応していないディスプレイでは本機能は使用できません。 - ※17:Windows(R) Millennium Edition、Windows(R) 2000使用時の値です。WindowsNT(R)4.0使用時は、R区分0.012となります。
- ※18:突起物(ゴム足含む)は含んでおりません。
- ※19:プリインストールおよび添付のソフトウェアのバージョンや詳細機能などは、予告なく変更する場合があります。それに伴い一部機能に制限が生じる場合があります。
- ※20:本機にインストールされているMicrosoft(R) WindowsNT(R)Workstaion Operating System Version4.0は別売のパッケージ商品と一部異なるところがありますので、再インストールする場合は必ず本体添付のリカバリCD-ROMをご利用下さい。
- ※21:標準実装の固定ディスクは、4GBがFAT32、残りは未フォーマットです。
なお、リカバリCD-ROMによる再インストール時、第1パーティションの容量およびFORMAT形式の変更は可能です。 - ※22:標準実装の固定ディスクは、4GBがFAT16、残りは未フォーマットです。
なお、リカバリCD-ROMによる再インストール時 第1パーティション(4GB)の容量およびFORMAT形式の変更は出来ません。 - ※23:Windows(R) Millennium Edition、Windows(R) 2000、WindowsNT(R)4.0を使用する際に、本機の機能を全て有効にするための各種ドライバをインストールするためのディスクです。
- ※24:添付のアプリケーションソフトウェアをインストールするためのディスクです。
設置環境条件※1
FA環境において誤動作を引き起こすこともありますので、下記設置環境条件に十分配慮して使用する必要があります。
項目 | 本体 |
---|---|
周囲温度※2 | 5~40℃ (5~35℃) |
保存温度※3 | -20~60℃ |
湿度(非結露) | 20~80% |
保存湿度 (非結露) | 20~80% |
浮遊塵埃※4 | 特にひどくないこと [0.3mg/m3] JEIDA-63 class B |
腐食性ガス | ないこと JEIDA-63 class A |
耐震性※5 | 1.96m/S2以上 |
耐衝撃性※5 | 19.6m/S2以上 |
電源電圧 | AC100~120V/AC200~240V±10% (AC90~132V/AC180~264V)AC入力電圧切り替えスイッチによる切替 |
電源周波数 | 50/60Hz±3Hz |
電源雑音 | 1KVP-P 50ns~1μsパルス |
絶縁抵抗値 | 20MΩ (DC500V) |
絶縁耐圧 | AC1.5KV 1分間 |
漏洩電流 | 1mA以下 |
瞬時停電 | 20ms以下 |
接地 | D種 |
- ※1:PC型番および市販のファイル装置を内蔵した場合、設置環境条件は増設したオプションの設置環境条件となります。周囲温度0℃以下の所で保存する場合、本体内の時計がずれる場合がありますので、使用する際に再設定をおこなってください。
- ※2:()内は、別売りの防塵フィルタ(FC-FL004)装着時
- ※3:別売のキーボードの保存温度は、FC-KB001:-20~50℃、FC-KB002:-10~60℃となります。
- ※4:塵埃の多い環境で使用される場合は、密閉筐体などをご使用ください。
- ※5:本体の固有周波数と近接した場合に生ずる共振現象における耐力を保証するものではありません。
セレクション
世代番号
FC98-NXシリーズでは、長期供給/サポートのご要望にお応えするため、ロングライフ部品を選定し採用しております。しかし、パソコンのキーコンポーネンツ(チップセット/グラフィックボード/固定ディスクドライブ/CD-ROMドライブなど)は技術進歩による最新テクノロジー品への移行が加速されています。 したがって、今後も装置としての長期供給/サポートを継続する上で、装置仕様の互換を維持した中での部品変更を行うことが予想されますので、あらかじめご承知おきいただけますようお願い致します。
本世代番号は、各製品の装置銘板および保証書に記載の”型名”に付加し、保守/サポートの際にもお客様でご使用されている製品の構成情報が世代番号により判断でき円滑に対応が可能となります。
【補足事項】
- 世代番号変更の際、装置仕様としては互換性を維持します。
FC-85H/Eシリーズ 世代番号情報
世代番号 | 変更内容 | 適用時期 |
---|---|---|
A | マザーボード バージョン変更 | 2003年8月以降 生産品より適用予定 |
無印 | 初期設定 |
最新情報
- 2004年7月5日新規オプションが利用可能となりました。
- (RASボード用端子台セット[FC-TB001]、LANボード[FC-UG-X007])
- 2004年6月18日個別セレクションモデルの対応台数を変更し5台以上/ロットからの対応が可能となりました。
- 2004年3月26日2004年12月末日で販売を終了いたします。
- (受注終了:2004年9月末日 供給終了:2004年12月末日)
- 2003年12月3日『Intel LANDesk Client Manager』は、2003年12月生産品より製品添付を中止します。
- 2003年8月6日FC-85H/E マザーボード バージョン変更に伴い、世代番号”A”となります
- 2003年4月15日2003年5月生産品より”ミラーリング機能付 WindowsNT(R)4.0プリインストールモデル(modelSNM)”の型番が”modelSN/M”に変更となります。
- カタログを改版しました。
- 個別セレクションの注文番号が変更となりました。
- 2003年1月22日個別セレクションモデルの販売を開始しました。
- 2002年8月26日Windows XPのサポートを開始しました。
- 差分ドライバおよびインストール手順はFC User Loungeより入手できます。
- 2001年9月10日シリアルポートCH2は、使用するOSによってCOMポート番号の割当が以下のように固定されます。なお、COMポート番号の変更はできません。
- WindowsNT(R):COM5 、 Windows(R)2000:COM3 、 Windows(R)Me:COM5
- 配布資料”FC-85H/EmodelS2M・SN/M・S2・SN・SB 製品情報”の裏面※8/※14/※16/※21に誤記があります。
- Windows(R)98 Second Editionは、本製品ではサポートしておりません。訂正願います。
- 本機種のWindows2000モデルにて、Microsoft社のMediaPlayerを24時間継続運転すると、メモリ・リークによる動作不具合が発生する可能性があります。MediaPlayerを継続運用する場合は、2週間に一度程度、定期的にリセットを行うような運用形態として頂くようお願い致します。
- 本体添付のリカバリCD-ROMを用いて再セットアップをおこなった場合、ハードディスクは工場出荷時と同じ状態に強制的に戻されます。
- 本機にインストールされているOSは、Microsoft社のアップグレード/ダウングレード対象製品ではありませんのでご注意ください。
- プリインストールモデルにインストールされているService Packの削除およびダウングレードはできませんのでご注意ください。
- 各種拡張機器/OS/アプリケーションソフトの動作確認については、各メーカにご確認ください。
- 本商品(ソフトウェアを含む)は日本国内でのみ販売するものであり、当社では海外の保守サービスおよび技術サポートをおこなっておりません。