FC-56H Series
※本製品は、現在販売しておりません。(2006年3月末日販売終了)
Intel(R) Celeron(R)プロセッサ(566MHz)を搭載 低価格 デスクトップ型ファクトリコンピュータ
出荷開始時期:2001年3月
供給終了時期:2006年3月末日
保守終了時期:2013年3月末日
仕様
モデル名 | Windows(R) 2000 Professional プリインストールモデル |
WindowsNT(R) Workstation 4.0 プリインストールモデル |
OS未添付モデル | ||
---|---|---|---|---|---|
型名 | FC-56HmodelS2 | FC-56HmodelSN | FC-56HmodelSB | ||
型番 | FC-56H/S2 | FC-56H/SN | FC-56H/SB | ||
CPU | Intel(R) Celeron(R) プロセッサ (566MHz) | ||||
キャッシュメモリ | 一次 | 32KB(CPU内蔵) | |||
二次 | 256KB(CPU内蔵) | ||||
システムバス | 66MHz(メモリバス:100MHz) | ||||
チップセット | Intel(R) 810E Chipset | ||||
メモリ | 標準 | 128MB[SDRAM-DIMM(PC100)×1 ECC機能なし]※1 | 64MB[SDRAM-DIMM(PC100)×1 ECC機能なし] ※1 | ||
増設 | 増設RAMサブボード※2により増設可能(最大512MB)※3 [DIMMスロット×2(内1スロットに128MBまたは64MBメモリ実装済)] | ||||
表示機能 | ディスプレイ キャッシュ |
4MB | |||
ビデオRAM | 8~11MB(メインメモリを使用) | ||||
グラフィック アクセラレータ |
Intel(R) 810E Chipsetに内蔵 | ||||
グラフィック表示 ※4※5 | 640× 480ドット (1677万色、65536色、256色) 800× 600ドット (1677万色、65536色、256色) 1024× 768ドット (1677万色、65536色、256色) 1280×1024ドット (1677万色、65536色、256色) 1600×1200ドット (256色) | ||||
サウンド機能 | Intel(R) 810E Chipsetに内蔵(YAMAHA製 YMF752) PCM録音再生機能内蔵(ステレオ、量子化ビット8ビット/16ビット、サンプリングレート 8~48KHz) 全二重対応(モノラル、量子化8ビット時) | ||||
入 力 装 置 |
キ | ボ | ド |
USB ※6 |
[オプションまたは市販品] PK-KB010:109キーレイアウト、PC-VP-KB06:小型キーボード | ||
PS/2 | [オプションまたは市販品]
| ||||
マウス | [オプションまたは市販品]
| ||||
補 助 記 憶 装 置 |
フロッピィディスクドライブ | [標準] 3.5型フロッピィディスクドライブ(3モード[1.44MB/1.2MB/720KB]対応) ※8×1 | |||
CD-ROMドライブ | [標準] 40倍速CD-ROMドライブ×1 |
[オプション] 市販のCD-ROMドライブまたは、コンパクトフラッシュ(R)インタフェースユニット(FC-CF001)※9が5型ファイルベイに排他で実装可能 | |||
コンパクトフラッシュ(R) | 未サポート | ||||
固 定 デ ィ ス ク ド ラ イ ブ |
標準実装 | フロントアクセスタイプドライブベイ用固定ディスクドライブ(20GB以上) 1台標準実装 | すべてオプション | ||
5型ファイルベイ※10 | [実装済] 24倍速CD-ROMドライブ |
[空き] CD-ROMドライブなど市販の5型ベイ用ファイル装置または、コンパクトフラッシュ(R)インタフェースユニット(FC-CF001)が実装可能 | |||
フロントアクセスタイプドライブベイ1※10 | [実装済] 20.4GB以上 固定ディスクドライブ |
[空き] 固定ディスクドライブ(20GB : FC-HD20KHF)または、フロントアクセスドライブベイアダプタ(FC-FA002)に実装した市販の3.5型固定ディスクドライブが実装可能 | |||
フロントアクセスタイプドライブベイ2※10 | [空き] 固定ディスクドライブ(20GB : FC-HD20KHF)または、フロントアクセスドライブベイアダプタ(FC-FA002)に実装した市販の3.5型固定ディスクドライブが実装可能 | ||||
ホットスワップ機能 | 未サポート | ||||
イ ン タ フ ェ | ス |
USB ※6 ※11 | 2(本体前面/背面 各1) | |||
パラレル | D-sub25ピン | ||||
シリアル | CH1 | 最大115.200bps D-sub9ピン | |||
CH2 | 最大 57.600bps D-sub9ピン※12 | ||||
PS/2 | ミニDIN6ピン×2(キーボード/マウス用各1) | ||||
マウス(PS/2) | ミニDIN6ピン×1 (本体背面) | ||||
ディスプレイ | アナログRGB | ミニD-sub15ピン | |||
デジタルRGB | DFP20ピン (TMDS仕様) | ||||
サウンド関連 | ライン入出力(ステレオ、ミニジャック) | ||||
ネットワーク機能 | Intel(R) 82559 Chip (AOL2対応) 100BASE-TX/10BASE-T、RJ45 LANコネクタ、Remote Power ON機能※13サポート | ||||
拡張スロット | 6スロット PCI専用スロット×1,PCI/ISA兼用スロット×4,ISA専用スロット(ハーフサイズ)×1※14 PCIバス適合規格 Rev. 2.2 | ||||
セキュリティ機能 | ユーザパスワード機能、スーパバイザパスワード機能、I/Oロック機能※15 (シリアル/パラレルポート制御、FDD/HDD制御) | ||||
RAS機能 | [オプション] RASボード[FC-UG-X001/X001R/X006]※16をPCI専用(RASボード兼用)スロットに実装可能 | ||||
電源リモート コントロール機能 |
[標準装備] | ||||
19インチラック取付金具 | [オプション] 19インチラック取付金具(FC-RK002R)が利用可能 | ||||
規格等 | VCCI クラスA 適合 EMC指令(EN55022、EN61000-6-2)* および低電圧指令(EN60950)* の規格に基づいた設計 UL60950の規格に基づいた電源設計 *CEマーキングに必要な規格です | ||||
防塵対策 | [標準] 本体前面用防塵フィルタ添付 [オプション] 本体背面用 防塵フィルタ[FC-FL003]装着可能 | ||||
カレンダ時計 | 電池によるバックアップ(ユーザ交換可能) | ||||
スピーカ | モノラルスピーカ内蔵 | ||||
省電力機能 | 内蔵FDD/内蔵HDDのモータON/OFF制御、省エネ対応ディスプレィの制御※17 | ||||
消費電力 (最大拡張時) |
約 82W (最大 約 290W) | 約 60W (最大 約 290W) | |||
エネルギー消費効率(本体) | R区分 0.0289 | R区分 0.0372 | |||
外形寸法 | 420(W)×418(D)×163(H:ゴム足含む)mm | ||||
質量 | 約 13.4Kg | 約 11.8Kg | |||
インストールOS※18※19 | Microsoft(R) Windows(R)2000 Professional Operating System (Service Pack2) | Microsoft(R) WindowsNT(R) Workstation Operating System (Service Pack6a) | なし | ||
ソフト占有量 | 約 1.4GB※20 | 約 1GB※21 | なし | ||
主な添付品※19 | 電源ケーブル(2m)、防塵フィルタ、フィルタおさえ、USBコネクタキャップ、ユーザーズマニュアル、お客様登録申込書、リカバリCD-ROM〔CD-ROM×1〕、リカバリCD-ROMインストールディスク〔FD×1〕、バックアップCD-ROM(OSを除く)〔CD-ROM×1〕、バックアップCD-ROM(OSを除く)用インストールディスク〔FD×1〕※22、マネジメント機能インストールディスク〔FD×1〕※23 | 電源ケーブル(2m)、防塵フィルタ、フィルタおさえ、USBコネクタキャップ、CD信号ケーブル、CDオーディオケーブル、ユーザーズマニュアル、お客様登録申込書、バックアップCD-ROM(OSを除く)〔CD-ROM×1〕、バックアップCD-ROM(OSを除く)用インストールディスク〔FD×1〕、マネジメント機能インストールディスク〔FD×1〕※23 |
- ※1:8~11MBをビデオRAMとして使用します。
- ※2:増設RAMサブボードとして、FC-UG-M001(128MB)がご利用できます。
- ※3:本体標準実装の増設RAMサブボードを取り外し、市販の増設RAMサブボード(256MB)を2枚実装した場合。
- ※4:本機のもつ解像度および表示色の能力であり、接続するディスプレイによっては表示できないことがあります。
- ※5:Windows(R) Millennium Editionをご使用になる場合、セットアップ時に800×600ドット以上の解像度のディスプレイが必要となります。
- ※6:接続する周辺機器および装置を利用するソフトウェアが、本インタフェースに対応している必要あります
FC-56HmodelS2/SNのキーボード設定は出荷時PS/2インタフェースとなっています。
USBキーボードを使用する場合はインストールされているOSの再インストールおよびBIOSの設定が必要です。 - ※7:キーボードはFC/PC-9800シリーズとは異なります。
- ※8:1.2MBはWindows(R) Millennium Edition、Windows(R) 98 Second Edition上でのフォーマットはできません。
Windows(R) Millennium Edition、Windows(R) 2000での1.2MBへの対応は、ドライバ(本体添付)のセットアップが必要となります。 - ※9:コンパクトフラッシュ(R)カードは別売りです。
- ※10:PC型番および市販のファイル装置を内蔵した場合、設置環境条件は増設したオプションの設置環境条件となります。
- ※11:FC-56HmodelSNでは、USBキーボード゙およびUSBハブ付LCD以外のUSB関連拡張機器は利用できません。
- ※12:パラレルポートのモード設定を”ECPモード”で使用する場合、シリアルポート2は使用できません。
- ※13:市販のソフトウェアを利用することにより本機能利用可能です。
- ※14:ISA バス用拡張スロットは、バスマスタ、DMA 転送を行なう拡張ボードは動作しません。
- ※15:Windows(R) Millennium Edition、Windows(R) 2000、Windows(R) 98 Second Edition、WindowsNT(R) 4.0利用時に使用可能。
- ※16:RASボード(FC-UG-X001/X001R/X006)では、以下の機能をサポート。
電源断検出機能、ウォッチドッグタイマ機能、温度上昇検出機能、ファン停止検出機能、外部アラーム入力機能(2点)、リモートセット機能、デジタル入出力機能(各4点)、通電時間計測機能、セルフセット機能、外部通知機能、ロギング機能 - ※17:Windows(R) Millennium Edition、Windows(R) 2000、Windows(R) 98 Second Edition利用時に使用可能。
- ※18:予告なくインストールOSを変更する場合があります。
- ※19:本機にインストールされているMicrosoft(R) Windows(R) 2000 Professional Operating SystemおよびMicrosoft(R) WindowsNT(R) Workstation Operating System Version 4.0は、別売りのパッケージ商品と一部異なるところがありますので、再インストールする場合は必ず本体添付のリカバリCD-ROMをご利用ください。
- ※20:標準実装の固定ディスクは、4GBがFAT32、残りは未フォーマットです。
なお、リカバリCD-ROMによる再インストール時、第1パーティションの容量およびFORMAT形式の変更は可能です。 - ※21:標準実装の固定ディスクは、4GBがFAT16、残りは未フォーマットです。
なお、リカバリCD-ROMによる再インストール時、第1パーティション(4GB)の容量およびFORMAT形式の変更はできません。 - ※22:Windows(R) Millennium Edition、Windows(R)2000、Windows(R)98 Second Edition、WindowsNT(R)4.0を使用する際に、本機の機能を全て有効にするための各種ドライバをインストールするためのディスクです。
- ※23:添付のアプリケーションソフトウェアをインストールするためのディスクです。
設置環境条件
FA環境において誤動作を引き起こすこともありますので、下記設置環境条件に十分配慮して使用する必要があります。
項目 | FC-56HmodelS2/SN | FC-56HmodelSB | ||
---|---|---|---|---|
FDD/HDD動作時(CD-ROM非動作時) | FDD/HDD/CD-ROM動作時 | FDD/HDD/コンパクトフラッシュ(R)用インタフェースユニット動作時 | FDD非動作時(HDD非内蔵)※1 コンパクトフラッシュ(R)用インタフェースユニット動作時 | |
周囲温度※2 | 5~45℃ (5~40℃) |
5~35℃ (5~30℃) |
5~45℃ (5~40℃) |
0~50℃ (0~45℃) |
保存温度※3 | -20~60℃ | -20~65℃ | ||
湿度(非結露) | 20~80% | 20~90% | ||
保存湿度 (非結露) | 20~80% | 20~90% | ||
浮遊塵埃 | 特にひどくないこと (簡易防塵可能)[0.3mg/m3] JEIDA-63 class B | |||
腐食性ガス | ないこと JEIDA-63 class A | |||
耐震性(16.7Hz XYZ各30分) | 4.9m/S2 | 1.96m/S2 | 4.9m/S2 | 15.68m/S2 |
耐衝撃性 (XYZ各方向3回) |
98m/S2 | 1.96m/S2 | 98m/S2 | |
電源電圧 | AC100~240V +10% -15%(AC85~264V) | |||
電源周波数 | 50/60Hz±3Hz | |||
電源雑音 | 1KVP-P 50ns~1μsパルス | |||
絶縁抵抗値 | 20MΩ (DC500V) | |||
絶縁耐圧 | AC1.5KV 1分間 | |||
漏洩電流 | 1mA以下 | |||
静電気耐力 | 4KV | |||
瞬時停電 | 30ms以下(定格電圧) | |||
接地 | D種 |
- ※1:内蔵FDDを常に使用しない場合(FC-56HmodelSNを除く)
- ※2:()内は、添付の防塵フィルタ(前面用)または別売の防塵フィルタ装着時
- ※3:別売のキーボードの保存温度は、FC-KB001:-20~50℃、FC-KB002:-10~60℃となります。
- 注意:PC型番および市販のファイル装置を内蔵した場合、設置環境条件は増設したオプションの設置環境条件となります。
周囲温度0℃以下の所で保存する場合、本体内の時計がずれる場合がありますので、使用する際に再設定を行ってください。
世代番号
FC98-NXシリーズでは、長期供給/サポートのご要望にお応えするため、ロングライフ部品を選定し採用しております。しかし、パソコンのキーコンポーネンツ(チップセット/グラフィックボード/固定ディスクドライブ/CD-ROMドライブなど)は技術進歩による最新テクノロジー品への移行が加速されています。 したがって、今後も装置としての長期供給/サポートを継続する上で、装置仕様の互換を維持した中での部品変更を行うことが予想されますので、あらかじめご承知おきいただけますようお願い致します。
本世代番号は、各製品の装置銘板および保証書に記載の”型名”に付加し、保守/サポートの際にもお客様でご使用されている製品の構成情報が世代番号により判断でき円滑に対応が可能となります。
【補足事項】
- 世代番号変更の際、装置仕様としては互換性を維持します。
FC-56Hシリーズ 世代番号情報
世代番号 | 変更内容 | 適用時期 |
---|---|---|
A | Windows2000 プリインストールモデル Service Packバージョン変更 (Service Pack2 → Service Pack4) |
2004年10月以降 生産品より適用予定 |
無印 | 初期設定 |
最新情報
- 2005年5月18日2006年3月末日で販売を終了いたします。
- (受注終了:2005年12月28日 供給終了:2006年3月末日)
- 2004年7月5日新規オプションが利用可能となりました。
- (RASボード[FC-UG-X006]、RASボード用端子台セット[FC-TB001]、LANボード[FC-UG-X007])
- 2004年3月26日2004年10月生産品よりWindows2000 プリインストールモデル(modelS2)のService Packバージョンが変更(SP2→SP4)となります。
- Service Pack4の削除およびService Pack2、Service Pack3へのダウングレードはできませんのでご注意ください。
- 2003年12月3日『Intel LANDesk Client Manager』は、2003年12月生産品より製品添付を中止します。
- 2003年8月6日供給期間を延長 (2004年2月末日→2005年12月末日)
- 2002年8月26日Windows XPのサポートを開始しました。
- 差分ドライバおよびインストール手順はFC User Loungeより入手できます。
- 2000年12月20日標準搭載のネットワークの他に、ネットワークボードを増設される場合、PK-UG-X006/006Eはご使用できません。PK-UG-X032をご使用ください。
- なお、概説書(冊子)に”PK-UG-X006E”が接続可能と記載がありますが誤りです。概説書をお持ちの方はご注意ください。
- 2000年12月20日パラレルポートのモード設定を”ECPモード”で使用する場合、シリアルポート2(COM2)は使用できません。
- 本体添付のリカバリCD-ROMを用いて再セットアップをおこなった場合、ハードディスクは工場出荷時と同じ状態に強制的に戻されます。
- 本機にインストールされているOSは、Microsoft社のアップグレード/ダウングレード対象製品ではありませんのでご注意ください。
- プリインストールモデルにインストールされているService Packの削除およびダウングレードはできませんのでご注意ください。
- 各種拡張機器/OS/アプリケーションソフトの動作確認については、各メーカにご確認ください。
- 本商品(ソフトウェアを含む)は日本国内でのみ販売するものであり、当社では海外の保守サービスおよび技術サポートをおこなっておりません。