FC-12H Series
※本製品は、現在販売しておりません。(2005年9月末日販売終了)
CPUにIntel(R) Celeron(R)プロセッサ (1.2GHz)を搭載 デスクトップ型 ファクトリコンピュータ
出荷開始時期:2002年6月下旬
供給終了時期:2005年9月末日
保守終了時期:2012年9月末日
仕様
項目 | Windows(R) 2000Professional WindowsNT(R) Workstation 4.0 プリインストールモデル |
OS未添付モデル | |||
---|---|---|---|---|---|
モデル名 | ミラーリング機能 搭載モデル |
シングルディスク モデル | |||
型名 | FC-12H model S2M FC-12H model SN/M |
FC-12H model S2 FC-12H model SN |
FC-12H modelSB | ||
型番 | FC-12H/S2M FC-12H/SN/M |
FC-12H/S2 FC-12H/SN |
FC-12H/SB | ||
CPU | Intel(R) Celeron(R)プロセッサ (1.2GHz) | ||||
キャッシュ メモリ |
一次 | 32KB(CPU内蔵) | |||
二次 | 256KB(CPU内蔵) | ||||
システムバス | 100MHz(メモリバス:100MHz) | ||||
チップセット | Intel(R) 815E Chipset | ||||
メモリ | 標準 | 256MB [SDRAM-DIMM×1 ECC機能なし] ※1 | |||
増設 | 増設RAMサブボード※2により増設可能(最大512MB) ※3 [DIMMスロット×2(内1スロットに256MBメモリ実装済)] | ||||
表 示 機 能 |
ビデオRAM | 7~12MB(メインメモリを使用、表示機能として使用されるのは一部) | |||
グラフィック アクセラレータ |
Intel(R) 815E Chipsetに内蔵 | ||||
グラフィック表示 ※4※5 | 640× 480ドット (1677万色、65536色、256色) 800× 600ドット (1677万色、65536色、256色) 1024× 768ドット (1677万色、65536色、256色) 1280×1024ドット (1677万色、65536色、256色) 1600×1200ドット (256色) | ||||
AGPスロット | 1スロット(ハーフサイズ)※6 | ||||
サウンド機能 | YAMAHA社製 YMF743搭載 PCM録音再生機能内蔵(ステレオ、量子化8ビット/16ビット、サンプリングレート 8~48KHz) 全二重対応(モノラル、量子化8ビット時) | ||||
入力装置 | キ | ボ | ド |
USB ※7 | [オプションまたは市販品] PK-KB010:109キーレイアウト、PC-VP-KB06:小型キーボード | ||
PS/2 | [オプションまたは市販品]
| ||||
マウス | [オプションまたは市販品]
| ||||
補 助 記 憶 装 置 |
フロッピィディスクドライブ | [標準実装] 3.5型フロッピィディスクドライブ(3モード[1.44MB/1.2MB/720KB]対応)※8×1 | |||
CD-ROMドライブ | [標準実装] 24倍速CD-ROMドライブ×1 | ||||
コンパクトフラッシュ(R) | 未サポート | サポート | |||
固 定 デ ィ ス ク ド ラ イ ブ |
標準 実装 |
フロントアクセスタイプドライブベイ用固定ディスクドライブ(40GB以上) 2台標準実装 (ミラーリング仕様) |
フロントアクセスタイプドライブベイ用固定ディスクドライブ(40GB以上) 1台標準実装 | オプション | |
5型ファイルベイ※9※10 | [実装済] CD-ROMドライブ [オプション] CD-ROMドライブ下の空きエリアに、MOドライブディスク(FC-MO640/FC-MO1300)実装可能 |
[実装済] CD-ROMドライブ [オプション] CD-ROMドライブ下の空きエリアに、MOドライブディスク(FC-MO640/FC-MO1300)または、コンパクトフラッシュ(R)用インタフェースユニット(FC-CF001)※11が実装可能 | |||
フロントアクセスタイプドライブベイ1 ※10 | [実装済] 40GB以上 固定ディスクドライブ |
[空き] 固定ディスクドライブ(40GB:FC-HD40KHF/Sまたは、フロントアクセスドライブベイアダプタ(FC-FA002)に実装した市販の3.5型固定ディスクドライブ実装可能 | |||
フロントアクセスタイプドライブベイ2 ※10 | [実装済] 40GB以上 固定ディスクドライブ |
[空き] 固定ディスクドライブ(40GB:FC-HD40KHF/Sまたは、フロントアクセスドライブベイアダプタ(FC-FA002)に実装した市販の3.5型固定ディスクドライブ実装可能 | |||
ミラーリング機能/ホットスワップ機能 | [標準] サポート |
[オプション] 固定ディスクドライブ(40GB:FC-HD40KHF/S)およびミラーリングインタフェースボード(専用スロット用:FC-UG-X005)の増設必要 | |||
イ ン タ フ ェ | ス |
USB※7※12 | 4(本体前面×1/背面×3) | |||
パラレル | D-sub25ピン (本体背面) | ||||
シリアル | CH1 | 最大 115,200bps、D-sub9ピン×1 (本体背面) | |||
CH2 | 最大 115,200bps、D-sub9ピン×1 (本体背面) | ||||
キーボード(PS/2) | ミニDIN6ピン×1 (本体背面) | ||||
マウス(PS/2) | ミニDIN6ピン×1 (本体背面) | ||||
ディスプレイ | アナログRGB | ミニDIN6ピン×1 (本体背面) | |||
デジタルRGB | DVI-D 24ピン (本体背面) | ||||
サウンド関連 | ライン入出力(ステレオ、ミニジャック)、マイク入力(モノラル、ミニジャック) | ||||
ネットワーク機能 | Intel(R) 82559 Chip 100BASE-TX/10BASE-T、RJ45(100BASE-TX/10BASE-T)LANコネクタ、Remote Power ON機能※13サポート | ||||
拡張スロット | 6スロット [PCI専用スロット×1、PCI/ISA兼用スロット×4、ISA専用スロット(ハーフサイズ)×1]※14 | ||||
セキュリティ機能 | ユーザパスワード機能、スーパバイザパスワード機能、I/Oロック機能(シリアル/パラレルポート制御、FDD/HDD制御)※15、ハードディスクパスワード機能 | ||||
RAS機能 | [オプション] RASボード(FC-UG-X001/X001R/X006)を拡張スロットに実装可能※16 | ||||
電源リモート コントロール機能 |
[標準装備] | ||||
19インチラック取付金具 | [オプション] 19インチラック取付金具(FC-RK002R)装着可能 | ||||
規格等 | VCCI classA 適合 EMC指令(EN55022、EN61000-6-2)* および低電圧指令(EN60950)* の規格に基づいた設計 UL60950の規格に基づいた電源設計 *CEマーキングに必要な規格です | ||||
防塵対策 | [標準]本体全面の防塵フィルタ添付 [オプション]防塵フィルタ(FC-FL005)装着可能 | ||||
カレンダ時計 | 電池によるバックアップ(ユーザ交換可能) | ||||
スピーカ | モノラルスピーカ内蔵 | ||||
省電力機能 | 内蔵FDD/内蔵HDDのモータON/OFF制御、省エネ対応ディスプレィの制御※17 | ||||
消費電力 (最大拡張時) |
約102W (最大約300W) |
約90W (最大約300W) |
約81W (最大約300W) | ||
エネルギー消費効率 (本体) |
R区分0.027 | R区分0.025 | R区分0.025 | ||
外形寸法 | 420(W)×418(D)×163(H)mm (コネクタ部は除く、ゴム足含む) | ||||
質量 | 約14.1Kg | 約13.1Kg | 約12.5Kg | ||
インストールOS※18※19 |
|
なし | |||
ソフト占有量 |
|
なし | |||
主な添付品※18 |
|
電源ケーブル(約2m)、防塵フィルタ、フィルタおさえ、USBコネクタキャップ、AGPブラケット、ゴム足、ノイズ除去部品、ユーザーズマニュアル、お客様登録申込書、バックアップCD-ROM(OSを除く)〔CD-ROM×1〕、バックアップCD-ROM(OSを除く)用インストールディスク〔FD×1〕、マネジメント機能インストールディスク〔FD×1〕※22 |
- ※1: 7~12MBをビデオRAMとして使用します。
- ※2:増設RAMサブボードとして、FC-UG-M002(256MB)またはFC-UG-M006(256MB)がご利用できます。
- ※3:FC-UG-M002(256MB)またはFC-UG-M006(256MB)を増設した場合。
- ※4:本機のもつ解像度および表示色の能力であり、接続するディスプレイによっては表示できないことがあります。
- ※5:Windows(R) Millennium Editionをご使用になる場合、セットアップ時に800×600ドット以上の解像度のディスプレイが必要となります。
- ※6:市販のAGPボードを使用される場合は、添付のゴム足を装置底面に貼り付ける必要があります。
- ※7:接続する周辺機器および装置を利用するソフトウェアが、本インタフェースに対応している必要あります。
FC-12H modelS2M・SN/M・S2・SNのキーボード設定は出荷時PS/2インタフェースとなっています。
USBキーボードを使用する場合はユーザーズマニュアルに記載のセットアップが必要となります。 - ※8:Windows(R)XP、Windows(R)2000、Windows(R)Millennium Editionでの1.2MBへの対応はドライバ(本体添付)のセットアップが必要となります。
1.2MBはWindows(R) Millennium Edition上でのフォーマットはできません。Windows(R)XPでは1.44MB以外(1.2MB/720KB/640KB)はフォーマットできません。 - ※9:PC型番および市販のファイルを内蔵した場合、設置環境条件は増設したオプションの設置環境条件となります。なお、固定ディスクドライブの一部機種では実装できないものがありますので注意してください。
- ※10:標準実装のCD-ROMドライバを外すことにより、市販の5型ベイ用ファイル装置が利用可能です。
- ※11:コンパクトフラッシュ(R)カードは別売です。市販品をご利用ください。
- ※12:FC-12H modelSNM/SNではUSBキーボード/USBハブ付きLCD以外のUSB関連拡張機器は利用できません。
- ※13:市販のソフトウェアを利用することにより本機能利用可能です。
- ※14:ISAスロットは、バスマスタ、DMA転送を行う拡張ボードは動作しません。
- ※15:Windows(R)XP、Windows(R) 2000、WindowsNT(R)4.0、Windows(R) Millennium Edition利用時に使用できます。
- ※16:RASボード(FC-UG-X001/X001R/X006)では、以下の機能をサポートしています。
電源断検出機能、ウォッチドッグタイマ機能、温度上昇検出機能、外部アラーム入力機能(2点)、リモートリスタート機能、外部デジタル入出力機能(各4点)、通電時間計測機能、セルフリスタート機能、外部通知機能、ロギング機能
なお、RASボード(Low Profile PCI用:FC-UG-X004)は使用できません。 - ※17:Windows(R)XP、Windows(R) 2000、WindowsNT(R)4.0、Windows(R) Millennium Edition利用時に使用できます。 ただし、省電力機能に対応していないディスプレイでは本機能は使用できません。
- ※18:プリインストールおよび添付のソフトウェアのバージョンや詳細機能などは、予告なく変更する場合があります。それに伴い一部機能に制限が生じる場合があります。
- ※19:本機にインストールされているMicrosoft(R) Windows(R)2000 Professional Operating System (Service Pack2)およびMicrosoft(R) WindowsNT(R) Workstation Operating System (Service Pack6a)は別売のパッケージ商品と一部異なるところがありますので、再インストールする場合は必ず本体添付のリカバリCD-ROMをご利用ください。なお、本機にインストールされているOSは、Microsoft社製品のアップグレード対象製品ではありませんので注意してください。
- ※20:標準実装の固定ディスクは、4GBがFAT16、残りは未フォーマットです。
なお、リカバリCD-ROMによる再インストール時、第1パーティション(4GB)の容量およびFORMAT形式の変更はできません。 - ※21:標準実装の固定ディスクは、4GBがFAT16、残りは未フォーマットです。
なお、リカバリCD-ROMによる再インストール時、第1パーティション(4GB)の容量およびFORMAT形式の変更はできません。 - ※22:Windows(R)XP、Windows(R) 2000、WindowsNT(R) 4.0、Windows(R) Millennium Editionを利用する際に、本機の機能を全て有効にするための各種ドライバをインストールするためのディスクです。
- ※23:添付のアプリケーションソフトウェアをインストールするためのディスクです。
設置環境条件※1
FA環境において誤動作を引き起こすこともありますので、下記設置環境条件に十分配慮して使用する必要があります。
項目 | FC-12H model S2M・SN/M・S2・SN・SB | FC-12Hmodel SBで FDD/CD-ROM非動作時 (HDD非内蔵) FC-CF001動作時※2 | |
---|---|---|---|
FDD/HDD/ FC-CF001動作時 (CD-ROM非動作時) |
FDD/HDD/MO /CD-ROM動作時 | ||
周囲温度※3 | 5~45℃ (5~40℃) | 5~35℃ (5~30℃) | 0~50℃ (0~45℃) |
保存温度※4 | -20~60℃ | -20~65℃(5~40℃) | |
湿度(非結露) | 20~80% | 20~90% | |
保存湿度 (非結露) | 20~80% | 20~90% | |
浮遊塵埃 | 特にひどくないこと (簡易防塵可能)[0.3mg/ m3] JEIDA-63 class B 導電性および吸湿性の塵埃はなきこと。 | ||
腐食性ガス | ないこと JEIDA-63 class A | ||
耐震性(16.7Hz XYZ各30分) | 4.9m/S2 | 1.96m/S2 | 15.68m/S2 |
耐衝撃性 (XYZ各方向3回) |
98m/S2 | 19.6m/S2 | 98m/S2 |
電源電圧 | AC100~240V +10% -15%(AC85~264V) | ||
電源周波数 | 50/60Hz±3Hz | ||
電源雑音 | 1KVP-P 50ns~1μsパルス | ||
絶縁抵抗値 | 20MΩ (DC500V) | ||
絶縁耐圧 | AC1.5KV 1分間 | ||
漏洩電流 | 1mA以下 | ||
静電気耐力 | 4KV | ||
瞬時停電 | 30ms以下(定格電圧) | ||
接地 | D種 |
- ※1:PC型番および市販のファイル装置を内蔵した場合、設置環境条件は増設したオプションの設置環境条件となります。周囲温度0℃以下の所で保存する場合、本体内の時計がずれる場合がありますので、使用する際に再設定をおこなってください。
- ※2:内蔵FDD/CD-ROMを常に使用しない場合(FC-12H modelS2M・SN/M・S2・SNを除く)
- ※3:()内は、添付の防塵フィルタ(前面用)または別売の防塵フィルタ(FC-FL005)装着時
- ※4:別売のキーボードの保存温度は、FC-KB001:-20~50℃、FC-KB002:-10~60℃となります。
セレクション
世代番号
FC98-NXシリーズでは、長期供給/サポートのご要望にお応えするため、ロングライフ部品を選定し採用しております。しかし、パソコンのキーコンポーネンツ(チップセット/グラフィックボード/固定ディスクドライブ/CD-ROMドライブなど)は技術進歩による最新テクノロジー品への移行が加速されています。 したがって、今後も装置としての長期供給/サポートを継続する上で、装置仕様の互換を維持した中での部品変更を行うことが予想されますので、あらかじめご承知おきいただけますようお願い致します。
本世代番号は、各製品の装置銘板および保証書に記載の”型名”に付加し、保守/サポートの際にもお客様でご使用されている製品の構成情報が世代番号により判断でき円滑に対応が可能となります。
【補足事項】
- 世代番号変更の際、装置仕様としては互換性を維持します。
FC-12Hシリーズ 世代番号情報
世代番号 | 変更内容 | 適用時期 |
---|---|---|
B | マザーボード変更 (部品実装に鉛フリーはんだを使用) |
2005年3月以降 生産品より適用予定 |
A | Windows2000 プリインストールモデル Service Packバージョン変更 (Service Pack2 → Service Pack4) |
2004年10月以降 生産品より適用予定 |
無印 | 初期設定 |
最新情報
- 2005年1月12日2005年9月末日で販売を終了いたします。
- (受注終了:2005年6月末日 供給終了:2005年9月末日)
- 2005年3月生産品より世代番号が変更となります。
- (マザーボード変更(部品実装に鉛フリーはんだを使用))
- 2004年7月5日新規オプションが利用可能となりました。
- (RASボード[FC-UG-X006]、RASボード用端子台セット[FC-TB001]、LANボード[FC-UG-X007]、MOディスクドライブ[FC-MO1300])
- 2004年6月18日個別セレクションモデルの対応台数を変更し5台以上/ロットからの対応が可能となりました。
- 2004年3月26日2004年10月生産品よりWindows2000 プリインストールモデル(modelS2M/S2)のService Packバージョンが変更(SP2→SP4)となります。
- ※ Service Pack4の削除およびService Pack2、Service Pack3へのダウングレードはできませんのでご注意ください。
- 2003年12月3日『Intel LANDesk Client Manager』は、2003年12月生産品より製品添付を中止します。
- 2003年4月15日2003年5月生産品より”ミラーリング機能付 WindowsNT(R)4.0プリインストールモデル(modelSNM)”の型番が”modelSN/M”に変更となります。
- カタログを改版しました。
- 個別セレクションの注文番号が変更となりました。
- 2003年1月22日個別セレクションモデルを追加しました。
- 2002年5月20日新商品”FC-12HmodelS2M・SN/M・S2・SN・SB”を5月20日発表(出荷開始6月下旬)
- 本機種のWindows2000モデルにて、Microsoft社のMediaPlayerを24時間継続運転すると、メモリ・リークによる動作不具合が発生する可能性があります。MediaPlayerを継続運用する場合は、2週間に一度程度、定期的にリセットを行うような運用形態として頂くようお願い致します
- 本体添付のリカバリCD-ROMを用いて再セットアップをおこなった場合、ハードディスクは工場出荷時と同じ状態に強制的に戻されます。
- 本機にインストールされているOSは、Microsoft社のアップグレード/ダウングレード対象製品ではありませんのでご注意ください。
- プリインストールモデルにインストールされているService Packの削除およびダウングレードはできませんのでご注意ください。
- 各種拡張機器/OS/アプリケーションソフトの動作確認については、各メーカにご確認ください。
- 本商品(ソフトウェアを含む)は日本国内でのみ販売するものであり、当社では海外の保守サービスおよび技術サポートをおこなっておりません。