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O3プロジェクト シンポジウム 2016

~総務省委託研究「ネットワーク仮想化技術の研究開発」成果報告~

【本イベントは終了いたしました】


~快適で豊かな未来を築く、SDNは次のステージへ

日本電気株式会社、日本電信電話株式会社、NTTコミュニケーションズ株式会社、富士通株式会社、株式会社日立製作所は、通信事業者が提供するモバイルネットワークやインターネットなど広域ネットワークインフラの総合的なSDN化を目指す世界初の研究開発プロジェクト「Open Innovation over Network Platform」(プロジェクト愛称:O3(オースリー)プロジェクトを、総務省の「ネットワーク仮想化技術の研究開発」委託研究として、2013年6月から5社共同で推進してまいりました。

今回のシンポジウムでは、3年間に渡る本委託研究成果の最終イベントとして、単なる研究成果の紹介・デモを行うだけではなく、招待講演ならびにパネルディスカッションの場において、社会課題を解決する様々な領域に広域SDN技術を展開していくにあたり、応用領域における研究・技術開発の状況やSDNを含むネットワークの課題と期待に関して議論する場にしたく思っております。

そのため、招待講演やパネルディスカッションでは“SDN技術利用サイド”として、医療、放送、教育、街づくり、セキュリティ業界の皆様にご登壇いただきますので、是非ともこの機会に将来のSDNユーザの声を直接聴くことができる貴重な機会でもありますので、ふるってご参加ください。

*SDN : Software-Defined Networking

開催概要

会期
2016年3月23日(水) 11:00-17:00
会場
アキバ・スクエア(秋葉原UDXビル2階)
主催
O3プロジェクト
参加費
無料、事前登録制
※社外サイトからのご登録となります。

講演プログラム

11:00~ 展示&デモンストレーション 研究成果の展示およびデモンストレーションをご覧ください。
13:00~13:10 開会挨拶 総務省(調整中)
13:10~13:40 招待講演1 「高速ネットワーク上での医療情報通信実験とSDNへ向けて」
はこだて未来大学 教授
藤野雄一氏
13:40~14:10 招待講演2 「UHDの大画面ビジネスの可能性」
NHKメディア企画室 特別主幹
吉沢章氏
14:10~14:40 招待講演3 「スマートIoT社会の実現に向けた取組みと今後の展望」
慶應義塾大学/大学院 教授
徳田英幸氏
14:40~15:20 研究成果発表 総務省委託研究「ネットワーク仮想化技術の研究開発」成果報告
日本電気株式会社 クラウドシステム研究所 主幹研究員
桐葉佳明氏
15:20~15:30 ~休憩(10分)~  
15:30~16:30 パネルディスカッション 「(仮)快適で豊かな未来を築く、SDNは次のステージに」
■モデレータ
 株式会社三菱総合研究所 政策・公共部門副部門長
 中村秀治氏
■パネラー
 はこだて未来大学 教授
 藤野雄一氏
 (調整中)
 一般社団法人 沖縄オープンラボラトリ
 Service Design Study Group
 櫻井智明氏
 富士通株式会社 SDNソリューション事業部
 第1ビジネス部 部長付
 山田亜紀子氏
 日本OpenStackユーザ会・ボードメンバー
 沖縄オープンラボラトリ 主査
 鳥居隆史氏
~17:30 展示&デモンストレーション 研究成果の展示およびデモンストレーションをご覧ください。

※本内容は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。

展示内容

【関連デモ1】

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「多様なネットワークサービス実現を可能とする仮想ネットワーク構築・制御技術」

IoT時代を迎え、広域のネットワークサービスに対する要求も多様化しています。様々な要求に応えるためには、物理ネットワークを持たないサービスプロバイダでも、通信事業者から借り受けた仮想ネットワーク上で独自の付加価値を付けたネットワークサービスを実現する技術が必要です。そのため我々は、高性能・高機能SDNソフトウェアスイッチ技術、広域SDN向けOAM技術および共通制御フレームワーク技術を連携させた仮想ネットワーク構築・制御技術を開発しました。サービスプロバイダは、本技術により通信事業者が構築した仮想ネットワークを使うことで、独自のネットワークサービスが実現できます。
本デモンストレーションでは、サービスプロバイダが、ロードバランスやパケットフィルタといった独自のネットワークサービスを、通信事業者が提供する仮想ネットワークを制御するソフトウェアを用意するだけで、簡単に実現できる様子をご覧いただきます。

【関連デモ2】

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「サービスと連携容易な広域トランスポートネットワーク技術」

広域ネットワークを支えるトランスポートネットワークは、パケットと光の各レイヤを個別に運用管理しており、構築や変更に時間を要するという課題があります。本課題を解決するため、パケットネットワークリソース管理技術および複数の上位レイヤと連携した光コアネットワークリソース管理技術を開発し、サービスプロバイダが提供するサービスとパケット光トランスポートネットワークのシームレスな連携を実現しました。
本デモンストレーションでは、物理ネットワークを持たないサービスプロバイダでも、仮想ネットワークの構築や変更に必要な各種パス(WAN最適化、光直収等)をソフトウェアからの要求により簡単かつオンデマンドに利用出来る様子をご覧頂きます。

【関連デモ3】

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「SDNを用いたネットワークアプリケーションサービス環境の構築」

O3プロジェクトの成果である共通制御フレームワーク(ODENOS)を用いたSDNの構築により、ICTの専門知識を有しないアプリケーションサービス事業者であっても、スピーディに独自の高可用ICTインフラを構築することが可能となります。
本デモンストレーションでは、函館の魅力あるコンテンツや会場内のライブ映像を使い、映像配信事業者が、その場でODENOSを介した独自の高可用配信ネットワークを構築して、撮影カメラの設置から皆様の端末(例えば、お持ちのスマートフォン)へ配信するまでの工程をいかに簡略化できたかをご覧いただきます。

【各社展示】日本電気株式会社

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「マルチレイヤ・マルチドメイン対応共通制御フレームワークとその応用」

当社ではプロジェクト開始以来3年間、マルチレイヤ、マルチドメインの様々なネットワークを、リンク・ノード・フローから構成されるオブジェクト指向モデルで表現し、スクリプト言語から操作を行うことで、複雑・多様化するネットワークの設定・管理・制御のシンプル化を可能とするフレームワークの研究を推進してまいりました。
今回、当社ブースでは本フレームワークを応用し、網自身の機能としてQoS機能を備えていない無線トランスポート網を想定したドメイン間QoS統合制御のデモンストレーションをお見せします。具体的には、悪天候等の外部要因で無線トランスポート網のリンク容量が一時的に劣化した際に、各サービスの要件を考慮しながら、上流のトランスポートドメインにて帯域制御を行うことで、リンク容量の劣化にかかわらず、高優先のサービス品質を維持できる様子になります。

【各社展示】NTTコミュニケーションズ株式会社

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「広域SDNの運用に必要なOAM機能」

広域ネットワークにSDNを適用し、効率的な運用を行う上で不可欠なOAM機能について、基本的な機能の開発とその実証実験を行いました。これにより、ネットワークのトポロジーの把握や、フロー単位の正常性確認、異常の検知や、故障個所の特定等の運用上、生じる様々な状況に対応できる基本技術の確立の見通しが立ちました。
デモンストレーションでは分かり易いGUIを用意し、OAM機能についてご理解頂ける工夫をしています。

【各社展示】日本電信電話株式会社

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「高性能・高機能SDNソフトウェアスイッチの研究開発」

広域ネットワークへの適用も可能とする性能・機能を備えたSDNソフトウェアスイッチの研究開発を行ってきました。性能面では100万フロールール、数十Gbpsの転送性能を達成しました。また機能面では、広域ネットワークで利用される各種プロトコルへの対応や、柔軟にマネージメントインターフェースを追加できる統合マネージメントデータストア、トンネルプロトコルを含むプログラマブルなパケットヘッダの処理にも対応しました。

【各社展示】富士通株式会社

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「パケットアウェアな光パスを提供する光コアノード技術」

現状の光トランスポートネットワークは、固定的な帯域(1 or 10Gbps)の光パスを提供していますが、SDN時代の光トランスポートネットワークには、サービスの要求に応じてフレキシブルな帯域の光パスを効率よく提供し光コアノードリソースの使用効率を上げることが求められています。
本デモンストレーションでは、OpenFlowによるODUflex回線の制御を用いて、サービスが必要とする最適な帯域(1.25xnGbps)の光パスをタイムリーに提供するとともに、光コアノードリソースの使用効率を上げることにより、サービス収容効率を高める様子をご覧頂きます。

【各社展示】株式会社日立製作所

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「次世代パケットトランスポートネットワーク向け運用管理技術」

O3プロジェクトで日立はパケットトランスポートネットワークにSDNを適用するための研究に取組んでいます。本展示では、研究成果であるパケットトランスポートネットワークの抽象管理技術を適用したSDNアプリケーションの利用例をデモンストレーションによりご覧頂きます。

【各社展示】株式会社三菱総合研究所

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(調整中)

※本内容は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめ、ご了承ください。

お問い合わせ

O3プロジェクト
jimukyoku@o3sympo.com

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