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注意事項



ESMPRO/ServerManager Ver.7 注意事項

「ESMPRO/ServerManager Ver.7  インストレーションガイド」に注意事項の記載がありますので、そちらもご参照ください。


クローズド環境向けサーバ診断カルテサービスを使用する場合の注意事項

クローズド環境向けサーバ診断カルテサービスとサーバ診断カルテサービスを同時に使用することはできません。
サーバ診断カルテサービスについては以下のURLを参照してください。
  https://jpn.nec.com/pcserver/supportpack/karte/

ESMPRO/ServerManagerのログ容量に関する制限事項

ESMPRO/ServerManager関連の一部のログが肥大化する現象が発生する場合があります。
本現象が発生した場合、以下回避策を実施していただくことで、本現象を回避できます。
[発生条件]
 ESMPRO/SM Ver.7.00以降
 ※ バージョンの確認方法
     スタートメニューのプログラム>ESMPRO>バージョン情報をクリックし、バージョン情
     報確認ツールを起動します。
     マネージャの「カレントバージョン」に現在のESMPRO/ServerManagerの
     バージョンが表示されます。

[肥大化する可能性があるログファイル一覧]

  <<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\jslalert\
     - stderr.log
     - stdout.log
       
  <<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\jslcmn\
     - stderr.log
     - stdout.log
       
  <<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\jslem\
     - stderr.log
     - stdout.log
       
  <<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\jslweb\
     - stderr.log
     - stdout.log

[回避策]

  (1) ESMPRO/ServerManagerのサービス停止
      下記の順でサービスを停止してください。

      - ESMPRO/SM Web Service
      - ESMPRO/SM Task Service
      - ESMPRO/SM Web Container
      - ESMPRO/SM Event Manager
      - ESMPRO/SM Base AlertListener
      - ESMPRO/SM Common Component
      - ESM32BridgeService for AlertListener
      - ESM32BridgeService for NvAccessor
      - ESM32BridgeService for AlertListener
      - ESM32BridgeService for NvAccessor

  (2) ログファイルの削除
      上記の[肥大化する可能性があるログファイル一覧]に記載されている
      ログファイルを削除してください。

  (3) ログの出力停止設定
      以下の修正対象ファイルの内容を下記のように修正してください。

   [修正対象ファイル]
  ①<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\jslalert\jsl.ini
  ②<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\jslcmn\jsl.ini
  ③<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\jslem\jsl.ini
  ④<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\jslweb\jsl.ini

   [修正前の修正対象パラメータの設定内容]
  stderr=<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\<<XXX>>\stderr.log
  stdout=<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\<<XXX>>\stdout.log

  ※補足
    <<XXX>>部分には、修正対象ファイルによって以下の値が記載されています。
    ① jslalert, ② jslcmn, ③ jslem, ④ jslweb

   [修正後の修正対象パラメータの設定内容]
  stderr=
  stdout=

  ※補足
    stderr=, stdout= 以降をすべて削除してください。

  (4) ESMPRO/ServerManagerのサービス起動
      下記の順((1)と逆順)でサービスを起動してください。

      - ESM32BridgeService for NvAccessor
      - ESM32BridgeService for AlertListener
      - ESMPRO/SM Common Component
      - ESMPRO/SM Base AlertListener
      - ESMPRO/SM Event Manager
      - ESMPRO/SM Web Container
      - ESMPRO/SM Task Service
      - ESMPRO/SM Web Service

   ※注意
   クラスタ環境の場合、運用系装置と待機系装置のそれぞれに上記の操作を実施してください。

  (5) ログ出力停止の確認方法
      ESMPRO/ServerManagerのサービス起動後に
      上記の[肥大化する可能性があるログファイル一覧]に記載されている
      ログファイルが出力されていないことを確認してください。

※注意
ESMPRO/ServerManagerのバージョンアップを行うと、上記の[肥大化する可能性があるログファイル一覧]に記載されているログファイルの設定が初期化されます。バージョンアップ後、再度回避策を実施してください。

Express5800/T110k,T110k-Sを管理対象サーバとして登録する場合の注意事項

以下の機能が使用できません。
・リモート制御 - 電力管理 - ECO設定

ECO設定を使用する場合は、該当装置に以下のBMCファームウェア/システムBIOSが適用されている必要があります。
・BMCファームウェア 1.12

・システムBIOS F09以降
  以下の手順で確認をお願いします。
 1.型番・モデル名から探す [ ハードウェア ]
 2.ご使用のモデル名(例:T110k)を入力し、[モデル名で検索]ボタンをクリックしてください。
 3.検索結果からご使用のモデル名をクリックしてください。
 4.キーワードに「システムBIOS」を入力し、[絞り込み検索]ボタンをクリックしてください。
 5.検索結果から「システムBIOS F09」より新しいバージョンをクリックしてください。

iLO搭載装置のご使用環境における注意事項

ESMPRO/ServerManagerで、iLO5ファームウェアバージョンが1.20以降のiLO搭載装置を管理する場合、ESMPRO/ServerManagerの最新バージョンへのアップデートが必要です。
また、エクスプレス通報サービス(MG)をご利用の場合は、受信情報設定ファイルの最新バージョンへのアップデートも必要です。

以下の場合には、必ずiLO5ファームウェアバージョンを確認してください。
・新規にiLO搭載装置を導入する場合
 (同一装置でも出荷時期によってiLO5ファームウェアバージョンが異なる場合があります)
・iLO5ファームウェアのアップデートをした場合
・保守交換によりiLO5ファームウェア搭載のマザーボードを交換した場合

アップデートについては以下をご確認ください。

 ■ESMPRO/ServerManagerのアップデートについて
 以下の手順でESMPRO/ServerManagerをアップデートしてください。

【ESMPRO/ServerManager(Windows版)のアップデート】
  (1) 以下より最新版のESMPRO/ServerManagerをダウンロードします。
      https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010110069

  (2) 「ESMPRO/ServerManager Ver.7インストレーションガイド(Windows編)」の
      「2章 インストール」を参照してESMPRO/ServerManagerをアップデートします。

 ESMPRO/ServerManagerをアップデートしない場合、以下の機能に影響があります。
 ・構成タブ - サーバ状態
    ""SNMP通報設定"" が ""取得に失敗しました"" と表示される
 ・リモート制御タブ - iLO情報 - IMLの表示、IMLの保存
    IML情報の取得に失敗し、表示および保存ができない
 ・アラートビューア
    ファームウェアアップデートにともない追加されたハードウェアの障害が、
    アラートビューアに ""不明タイプ"" のアラートとして表示される
   
 ■エクスプレス通報サービス(MG)の受信情報設定ファイルのアップデートについて
 本アップデート作業はエクスプレス通報サービス(MG)をご利用されている方が対象です。

 以下の手順で受信情報設定ファイル(ilo_jp.mtb またはiml_jp.mtb)をアップデートしてください。
 ・ilo_jp.mtb : iLOから送信されるSNMP Trap を元にしたエクスプレス通報受信情報設定ファイル
 ・iml_jp.mtb:iLOに登録されるIMLを元にしたエクスプレス通報受信情報設定ファイル
【受信情報設定ファイルのアップデート】
  (1) 以下より最新版の受信情報設定ファイルをダウンロードします。
      https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010100096
      ※ilo_jp.mtb および iml_jp.mtbは MGMTB.zipに包含しています。

  (2) 「エクスプレス通報サービス(MG) インストレーションガイド(Windows編)」の
      「3.1.5 受信情報の設定」または「3.2.4 受信情報の設定」を参照して
      受信情報の設定画面で登録済みの受信情報を削除します。

  (3) (1)でダウンロードした最新版の受信情報設定ファイルを登録します。
      「エクスプレス通報サービス(MG) インストレーションガイド」は
      以下のURLからダウンロードしてください。
      https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010102124

 受信情報設定ファイルをアップデートしない場合、
 ファームウェアアップデートにともない追加されたハードウェアの障害を検知することができず、当該障害を通報することができません。
 また、受信情報設定ファイルをアップデートした場合であっても、ESMPRO/ServerManagerをアップデートしていないときは上記と同様に追加されたハードウェア障害の検知および通報ができません。  

ESXiサーバにてWBEMプロバイダをアンインストールした場合の注意事項

ESXi 7以前のサーバにてWBEMプロバイダをアンインストールすると、ESMPRO/ServerManagerのRAIDシステム管理機能は動作しません。
WBEMプロバイダをアンインストールしたESXiサーバをESMPRO/ServerManagerで登録する場合、
 RAIDシステム管理機能を「無効」に設定してください。

Service Location Protocol (以下、SLPと呼称)サービス無効における注意事項

VMware ESXi 7.0 Update 2c以降におきまして、SLPサービスが既定で無効となります。

VMware ESXi 7.0 Update 2c リリースのお知らせ
https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010109820

SLPサービスが無効化されている場合、新たにESXiサーバの監視登録および接続チェックが実施できなくなります。
ESMPRO/ServerManagerで監視対象サーバとして、ESXiサーバを登録および接続チェックを行う場合、
SLPサービスの動作およびファイアウォールの設定が必要です。

新たにESXiサーバの監視登録および接続チェックを行う場合は、
以下の手順を実施してください。

1.ESXiホストでSLPサービスを開始する
     ファイアウォールの設定とSLPサービスの有効化およびSLPサービスを開始します。
 ・ファイアウォールでSLPサービスのルールセットを有効にします。
   # esxcli network firewall ruleset set -r CIMSLP -e 1
 ・SLPサービス自動起動が無効(off)になっていた場合は有効にします。
   # chkconfig slpd on
 ・SLPサービスが停止していた場合は起動します。
   # /etc/init.d/slpd start
 ・CIM エージェントを無効にしてから有効にします。次のコマンドを実行します。
   # localcli system wbem set -e 0
 ・VMware ESXi 7 ホスト上で CIM エージェントを再度有効にするには、次のコマンドを実行します。
   # localcli system wbem set -e 1

2.ESMPRO/ServerManagerで新たにESXiサーバを監視対象サーバとして登録、接続チェックを実施する

UPS,その他コンピュータ機器の管理に関する注意事項

UPS,その他コンピュータ機器を管理するために、ESMPRO/SM Task Service のアカウントを以下の手順で変更します。
1. 「コントロールパネル」の「管理ツール」より「サービス」を起動します。
2. ESMPRO/SM Web Serviceを停止します。
3. ESMPRO/SM Task Serviceを停止します。
4. ESMPRO/SM Task Serviceをダブルクリックしてプロパティ画面を表示します。
5. プロパティ画面の[ログオン]タブを選択し、「ローカルシステムアカウント」を「アカウント」に変更します。
6. 「アカウント」に管理者権限のあるアカウントとパスワードを入力し、「OK」をクリックします。
7. ESMPRO/SM Task Serviceを開始します。
8. ESMPRO/SM Web Serviceを開始します。

UPSの死活監視に関する注意事項

UPSのSNMPカードは、UPS本体が電源オフ状態でも電源接続がある場合、または、停電等により通電がない場合もUPS内のバッテリー残量がある限り、動作しています。
このため、SNMPカードが動作している限り、死活監視(Ping)は「正常」となります。


ESMPRO/ServerManager Ver.6 注意事項

インストレーションガイドに注意事項の記載もありますので、そちらもご参照ください。


ESXiサーバにてWBEMプロバイダをアンインストールした場合の注意事項

ESXi 7以前のサーバにてWBEMプロバイダをアンインストールすると、ESMPRO/ServerManagerのRAIDシステム管理機能は動作しません。
WBEMプロバイダをアンインストールしたESXiサーバをESMPRO/ServerManagerで登録する場合、
RAIDシステム管理機能を「無効」に設定してください。

Express5800/T110k,T110k-Sを管理対象サーバとして登録する場合の注意事項

以下の機能が使用できません。
・リモート制御 - 電力管理 - ECO設定

ECO設定を使用する場合は、該当装置に以下の
BMCファームウェア/システムBIOSが適用されている必要があります。
・BMCファームウェア 1.12

・システムBIOS F09以降
  以下の手順で確認をお願いします。
 1.型番・モデル名から探す [ ハードウェア ]
 2.ご使用のモデル名(例:T110k)を入力し、[モデル名で検索]ボタンをクリックしてください。
 3.検索結果からご使用のモデル名をクリックしてください。
 4.キーワードに「システムBIOS」を入力し、[絞り込み検索]ボタンをクリックしてください。
 5.検索結果から「システムBIOS F09」より新しいバージョンをクリックしてください。

Service Location Protocol (以下、SLPと呼称)サービス無効における注意事項

VMware ESXi 7.0 Update 2c以降におきまして、SLPサービスが既定で無効となります。
VMware ESXi 7.0 Update 2c リリースのお知らせ
https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010109820
SLPサービスが無効化されている場合、新たにESXiサーバの監視登録および接続チェックが実施できなくなります。
ESMPRO/ServerManagerで監視対象サーバとして、ESXiサーバを登録および接続チェックを行う場合、SLPサービスの動作およびファイアウォールの設定が必要です。
新たにESXiサーバの監視登録および接続チェックを行う場合は、以下の手順を実施してください。
1.ESXiホストでSLPサービスを開始する
  ファイアウォールの設定とSLPサービスの有効化およびSLPサービスを開始します。
  ・ファイアウォールでSLPサービスのルールセットを有効にします。
   # esxcli network firewall ruleset set -r CIMSLP -e 1
  ・SLPサービス自動起動が無効(off)になっていた場合は有効にします。
   # chkconfig slpd on
  ・SLPサービスが停止していた場合は起動します。
   # /etc/init.d/slpd start
  ・CIM エージェントを無効にしてから有効にします。次のコマンドを実行します。
   # localcli system wbem set -e 0
  ・VMware ESXi 7 ホスト上で CIM エージェントを再度有効にするには、次のコマンドを実行します。
   # localcli system wbem set -e 1
2.ESMPRO/ServerManagerで新たにESXiサーバを監視対象サーバとして登録、接続チェックを実施する

特定の連携ソフトウェアのインストール時の注意事項

[内容]
 以下の連携ソフトウェアのインストール時に、ESMPRO/ServerManagerのサービス再起動が実施されます。
 このとき、ESMPRO/ServerManagerの関連サービスが意図しない順序で起動され、
 ESMPRO/ServerManagerのサービスが正常に起動せず、SNMP通報及びPET通報を受信してもアラートビューアに表示されない現象が発生します。
 
[対象連携ソフトウェア]
 - WebSAM AlertManager
 - Windows版 エクスプレス通報サービス(HTTPS)
 - ESMPRO/ServerManager,ESMPRO/ServerAgent,ESMPRO/ServerAgentService(Windows版) 通報モジュール(アラートマネージャ)アップデートパッケージ
 - エクスプレス通報サービス(Updateモジュール)

[対象バージョン]
 ESMPRO/ServerManager v6.00~

[発生内容]
 SNMP通報、及びPET通報を受信してもアラートビューアに表示されない。

[回避方法]
 1.もしくは2.のいずれかの対策を実施することで本現象を回避できます。
 
 1. 対象ソフトウェアのインストール後に、OSの再起動を実施してください。
 2. 対象ソフトウェアのインストール後に、ESMPRO/ServerManagerのインストレーションガイドに記載されているサービス開始/停止順序に従ってESMPRO/ServerManagerのサービスを再起動してください。

[恒久対策]
以下のURLよりパッチを適用してください。
https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010108729

ESMPRO/ServerManagerのログ容量に関する制限事項(Ver.6.40以降)

ESMPRO/ServerManager関連の一部のログが肥大化する現象が発生する場合があります。

本現象が発生した場合、以下回避策を実施していただくことで、本現象を回避できます。

[発生条件]
 ESMPRO/SM Ver.6.40以降
 
 ※ バージョンの確認方法
    スタートメニューのプログラム>ESMPRO>バージョン情報を
    クリックし、バージョン情報確認ツールを起動します。
    マネージャの「カレントバージョン」に
    現在のESMPRO/ServerManagerのバージョンが表示されます。

 

[肥大化する可能性があるログファイル一覧]

  <<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\jslalert\
     - stderr.log
     - stdout.log
        
  <<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\jslcmn\
     - stderr.log
     - stdout.log
        
  <<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\jslem\
     - stderr.log
     - stdout.log
        
  <<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\jslweb\
     - stderr.log
     - stdout.log


[回避策]

  (1) ESMPRO/ServerManagerのサービス停止
      下記の順でサービスを停止してください。

      - ESMPRO/SM Web Container
      - ESMPRO/SM Event Manager
      - ESMPRO/SM Base AlertListener
      - ESMPRO/SM Common Component
      - ESM32BridgeService for AlertListener
      - ESM32BridgeService for NvAccessor

  (2) ログファイルの削除
      上記の[肥大化する可能性があるログファイル一覧]に記載されている
      ログファイルを削除してください。


  (3) ログの出力停止設定
      以下の修正対象ファイルの内容を下記のように修正してください。

   [修正対象ファイル]
  ①<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\jslalert\jsl.ini
  ②<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\jslcmn\jsl.ini
  ③<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\jslem\jsl.ini
  ④<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\jslweb\jsl.ini

   [修正前の修正対象パラメータの設定内容]
  stderr=<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\<<XXX>>\stderr.log
  stdout=<<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\log\<<XXX>>\stdout.log
  
  ※補足
    <<XXX>>部分には、修正対象ファイルによって以下の値が記載されています。
    ① jslalert, ② jslcmn, ③ jslem, ④ jslweb

   [修正後の修正対象パラメータの設定内容]
  stderr=
  stdout=

  ※補足
    stderr=, stdout= 以降をすべて削除してください。

  (4) ESMPRO/ServerManagerのサービス起動
      下記の順((1)と逆順)でサービスを起動してください。

      - ESM32BridgeService for NvAccessor
      - ESM32BridgeService for AlertListener
      - ESMPRO/SM Common Component
      - ESMPRO/SM Base AlertListener
      - ESMPRO/SM Event Manager
      - ESMPRO/SM Web Container

   ※注意
   クラスタ環境の場合、運用系装置と待機系装置のそれぞれに上記の操作を実施してください。

 (5) ログ出力停止の確認方法
      ESMPRO/ServerManagerのサービス起動後に
      上記の[肥大化する可能性があるログファイル一覧]に記載されている
      ログファイルが出力されていないことを確認してください。

※注意
ESMPRO/ServerManagerのバージョンアップを行うと、上記の[肥大化する可能性があるログファイル一覧]に記載されているログファイルの設定が初期化されます。バージョンアップ後、再度回避策を実施してください。

 

ESMPRO/ServerManager Ver.6.40以降をインストールする場合の注意事項

ESMPRO/ServerManagerが包含している OpenJDKのバイナリが64bitのみの提供となるため、Ver.6.40以降のESMPRO/ServerManagerは64bit OS環境にのみインストール可能で、32bit OSには対応いたしません。
32bit OSでお使い頂けるESMPRO/ServerManagerは、Ver.6.37までとなります。

  ESMPRO/ServerManager Ver.6.37はこちら

ESMPRO/ServerManagerでハードウェア監視を行う場合の注意事項

BMC(EXPRESSSCOPEエンジン)の管理を行わない場合、装置によってはESMPRO/ServerManagerからハードウェア監視を行えない場合があります。装置ごとの詳細については自動登録結果画面もしくは接続チェック結果画面を参照してください。

ESMPRO/ServerManagerでEXPRESSSCOPEエンジンシリーズへのログインを使用する場合の注意事項

BMCのネットワーク設定の変更後または、BMCリセット直後に「EXPRESSSCOPEエンジンシリーズへのログイン」に失敗することが極稀にあります。その場合、再度ログインを試してください。

WebSAM SigmaSystemCenter利用時の注意事項

下記のESMPRO/ServerAgentService注意事項もご確認ください。


ESMPRO/ServerManager Ver.6.01~6.02で「ExpressUpdate管理機能」、もしくは「RAIDシステム管理機能」を登録<有効>にした状態において、WebSAM SigmaSystemCenterから「リソース割り当て処理」、「マスタマシン登録処理」の実行を行った場合、ESMPRO/ServerManagerのシステム管理(SNMP)機能が登録<有効>にならない場合があります。

ESMPRO/ServerManager Ver.6.03で上記不具合を修正していますのでWebSAM SigmaSystemCenterと連携する場合は、ESMPRO/ServerManager Ver.6.03以降をご使用ください。

ESMPRO/ServerManager Ver6.05 を使用する場合は、必ず以下の修正モジュールを適用してください。

【ESMPRO/ServerManager】

WebSAM SigmaSystemCenter から ESMPRO/ServerManager にサーバ登録すると、システム管理機能でのサーバ監視ができなくなる不具合の対応

https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010104108

なお、ESMPRO/ServerManager Ver6.06 で上記の不具合を修正しています。

WebSAM SigmaSystemCenter における N+1 リカバリ機能について

ESMPRO/ServerManager Ver.6.12~6.13 で WebSAM SigmaSystemCenter と連携する場合、WebSAM SigmaSystemCenter から「N+1 リカバリ」機能が実行されたときにESMPRO/ServerManager で管理しているマシンの置換処理に失敗するため「N+1 リカバリ」機能が正しく作動しません。

ESMPRO/ServerManager Ver.6.14 で 上記不具合を修正していますので
WebSAM SigmaSystemCenter と連携する場合は、ESMPRO/ServerManager Ver.6.10、もしくは Ver.6.14 以降をご利用ください。

SigmaSystemCenter との共存について

SigmaSystemCenterのバージョンによっては、共存できるESMPRO/ServerManagerのバージョンに制限があります。以下をご確認ください。

  • SigmaSystemCenter 3.0 以前
    • ESMPRO/ServerManager Ver.6 を使用できません。
  • SigmaSystemCenter 3.1 ~ 3.4
    • ESMPRO/ServerManager Ver. 6.03~6.08 を使用してください。
  • SigmaSystemCenter 3.5 以降
    • ESMPRO/ServerManager Ver. 6.10 もしくは Ver.6.14 以降を使用してください。

ESMPRO/ServerManager で VMware ESXi サーバのRAIDコントローラを監視する場合の注意事項について

以下のURLを参照してください。

https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3170100215
 ※VMware ESXi 8.0ではRAIDシステムの管理はできません。

ESMPRO/ServerManager でアラートログ自動保存機能を利用する場合の注意事項

Windows 10 に ESMPRO/ServerManager Ver6.05 をインストールする場合の注意事項

以下のURLを参照してください。

http://www.support.nec.co.jp/View.aspx?NoClear=on&id=3140102968

グループ消費電力制御機能を利用する場合の制限事項

ESMPRO/ServerManager Ver.5.54~6.16 で [サーバ一括操作]タブー[電力管理]ー[ECO設定]ー[消費電力制御] を選択した場合に、コンポーネント電力値の「現在値」と「平均値」が「XXXX」と表示される場合があります。
「XXXX」と表示されたコンポーネントの電力値については、右ペインの「コンポーネント名」のリンクをクリックしたときに表示されるコンポーネント単体の「現在値」と「平均値」を参照してください。

本現象の修正モジュールを以下のサイトで公開しました。 (2017年03月03日 追記)
https://www.support.nec.co.jp/view.aspx?id=9010106582

ESMPRO/ServerManagerのアラート受信に関する制限事項

以下の条件1~3のいずれかを満たす場合、ESMPRO/ServerManagerに通知されたアラートがアラートビューアに表示されません。また、トラップ転送ができません。

 [条件1]
 ・SNMP/TCP-IPアラートのイベントIDが、"0xc000000c"または"0x4000000b" である。
 ・ESMPRO/ServerManagerのVersionが、Ver6.00~Ver6.16であり、上記イベントIDの
  アラートを送信する装置をESMPRO/ServerManagerでWS-Man管理している。
 [条件2]
 ・SNMP/TCP-IPアラートのイベントIDが、"0xc0000016"または"0x40000015"である。
 ・ESMPRO/ServerManagerのVersionが、Ver6.06~Ver6.16である。
 [条件3]
 ・SNMP/TCP-IPアラートのイベントIDが、"0xc0000020"または"0x4000001f"である。
 ・ESMPRO/ServerManagerのVersionが、Ver6.12~Ver6.16である。

但し、WebSAM AlertManager、エクスプレス通報サービス(MG)との通報連携には影響ありません。

□最新アラートの表示について

ESMPRO/ServerManager に通知された最新アラートがアラートビューアに表示されない場合があります。
この事象が発生した場合は、以下の手順で ESMPRO/ServerManager のサービスを再起動してください。

[サービス再起動手順]
(1) Windows を起動し、管理者権限を持つユーザーでログインしてください。

(2) [コントロールパネル] - [管理ツール] - [サービス] をクリックし、
  以下のサービスを順に停止します。
        1. ESMPRO/SM Web Container
        2. ESMPRO/SM Event Manager
        3. ESMPRO/SM Base Alert Listener
        4. ESMPRO/SM Common Component

(3) (2)で停止したサービスを以下の順に開始します。
        1. ESMPRO/SM Common Component
        2. ESMPRO/SM Base Alert Listenter
        3. ESMPRO/SM Event Manager
        4. ESMPRO/SM Web Container

ESMPRO/ServerManager でフォールト・トレラント・サーバを管理する場合の注意事項

ESMPRO/ServerManager Ver.6.00~6.16 において、
[構成]タブ-[サーバ状態/構成情報]-[構成情報]-[ft システム]の[CPU モジュール] もしくは [PCI モジュール] を選択し、以下のオペレーションを実行した際の実行結果画面から [前に戻る] リンクをクリックすると、「Agent と接続できない状態です。」が表示されます。
本現象は画面表示上の問題で、機能上は問題ありません。
本メッセージが表示された場合は、構成情報の任意の項目をクリックして画面の表示を復旧してください。

〈オペレーション〉
・ファームウェア更新
・ボード切り替え
・起動
・停止
・ダンプ採取
・MTBF クリア
・診断

iLO搭載装置のご使用環境における注意事項

ESMPRO/ServerManagerで、iLO5ファームウェアバージョンが1.20以降のiLO搭載装置を管理する場合、ESMPRO/ServerManagerの最新バージョンへのアップデートが必要です。
また、エクスプレス通報サービス(MG)をご利用の場合は、受信情報設定ファイルの最新バージョンへのアップデートも必要です。

以下の場合には、必ずiLO5ファームウェアバージョンを確認してください。
・新規にiLO搭載装置を導入する場合
 (同一装置でも出荷時期によってiLO5ファームウェアバージョンが異なる場合があります)
・iLO5ファームウェアのアップデートをした場合
・保守交換によりiLO5ファームウェア搭載のマザーボードを交換した場合

アップデートについては以下をご確認ください。

ESMPRO/ServerManagerのアップデートについて

以下の手順でESMPRO/ServerManagerをアップデートしてください。

【ESMPRO/ServerManager(Windows版)のアップデート】
  (1) 以下より最新版のESMPRO/ServerManagerをダウンロードします。
      https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010103524

  (2) 「ESMPRO/ServerManager Ver.6インストレーションガイド(Windows編)」の
      「2章 インストール」を参照してESMPRO/ServerManagerをアップデートします。

ESMPRO/ServerManagerをアップデートしない場合、以下の機能に影響があります。
・構成タブ - サーバ状態
    "SNMP通報設定" が "取得に失敗しました" と表示される
・リモート制御タブ - iLO情報 - IMLの表示、IMLの保存
    IML情報の取得に失敗し、表示および保存ができない
・アラートビューア
    ファームウェアアップデートにともない追加されたハードウェアの障害が、
    アラートビューアに "不明タイプ" のアラートとして表示される

エクスプレス通報サービス(MG)の受信情報設定ファイルのアップデートについて

本アップデート作業はエクスプレス通報サービス(MG)をご利用されている方が対象です。

以下の手順で受信情報設定ファイル(ilo_jp.mtb またはiml_jp.mtb)をアップデートしてください。
 ・ilo_jp.mtb : iLOから送信されるSNMP Trap を元にしたエクスプレス通報受信情報設定ファイル
 ・iml_jp.mtb:iLOに登録されるIMLを元にしたエクスプレス通報受信情報設定ファイル

【受信情報設定ファイルのアップデート】
  (1) 以下より最新版の受信情報設定ファイルをダウンロードします。
      https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010100096
      ※ilo_jp.mtb および iml_jp.mtbは MGMTB.zipに包含しています。


  (2) 「エクスプレス通報サービス(MG) インストレーションガイド(Windows編)」の
      「3.1.5 受信情報の設定」または「3.2.4 受信情報の設定」を参照して
      受信情報の設定画面で登録済みの受信情報を削除します。

  (3) (1)でダウンロードした最新版の受信情報設定ファイルを登録します。

      「エクスプレス通報サービス(MG) インストレーションガイド」は
      以下のURLからダウンロードしてください。
      https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010102124

受信情報設定ファイルをアップデートしない場合、
ファームウェアアップデートにともない追加されたハードウェアの障害を検知することができず、当該障害を通報することができません。
また、受信情報設定ファイルをアップデートした場合であっても、ESMPRO/ServerManagerをアップデートしていないときは上記と同様に追加されたハードウェア障害の検知および通報ができません。

ESMPRO/ServerManager で ECO 設定の Suspend Periods 設定を行う場合の注意事項

ESMPRO/ServerManager で監視対象サーバの消費電力制御をサスペンドする時間帯のスケジュールは、[Suspend Periods 設定] にて設定することができます。この機能で設定する時刻は、監視対象サーバの BIOS で設定した時刻に合わせる必要があります。

・対象装置
  ESMPRO/ServerManager の監視対象装置の内、EXPRESSSCOPE エンジン
  またはベースボードマネージメントコントローラ(BMC)を搭載したサーバ。
 
・BIOS 時刻が UTC +0 で設定されているサーバについて
  ESXi の場合、サーバの BIOS 時刻は UTC+0 で設定されています。
  また、Linux についても、UTC+0 で設定されている場合があります。
  このようなサーバに Suspend Periods 設定をする際は、-9時間した時間を設定します。
  
  [設定例]
    日本時刻(ローカルタイム):18:00~20:00
    Suspend Periods           :  9:00~11:00

・BIOS 時刻がローカルタイムで設定されているサーバについて
  Windows をインストールしたサーバなど、BIOS 時刻がローカルタイムで設定されて
  いるサーバに Suspend Periods 設定をする際は、前述のように時刻を補正する必要は
  ありません。

・サーバ一括操作について
  BIOS の時刻が UTC+0 やローカルタイムのサーバが混在する環境において、
  サーバ一括操作で Suspend Periods を行う場合は、タイムゾーンごとにグループを
  分けてください。  


  • ESMPRO/ServerManager Ver.5 注意事項

    ※ESMPRO/ServerManager Ver.5は、サポートを終了しています。

    インストレーションガイドに注意事項の記載もありますので、そちらもご参照ください。


    SigmaSystemCenterと共存する場合の注意・制限事項

    SigmaSystemCenter3.0におけるN+1リカバリ機能について

    ESMPRO/ServerManager Ver5で提供している以下の機能のいずれかを有効にした状態で、

    - Universal RAID Utility管理機能
    - Express Update管理機能
    - マネージメントコントローラ管理機能

    SigmaSystemCenterの「N+1リカバリ」機能等によりマシンの切り替えが行われた場合にESMPRO/ServerManagerの管理画面上において置換前サーバ(稼働マシン)、および置換先サーバ(予備マシン)の構成情報が正しく表示されず、Universal RAID Utility管理機能、ExpressUpdate管理機能、マネージメントコントローラ管理機能に関する機能が利用できなくなります。
    ハードウェア障害等により、「N+1リカバリ」機能が実行され、マシンの置換処理が完了した後、ESMPRO/ServerManagerの管理画面にログインし、こちらのサイトで掲載している対処手順に従って、対応をお願いします。

    SigmaSystemCenterとの共存について

    SigmaSystemCenterのバージョンによっては、共存できるESMPRO/ServerManagerのバージョンに制限があります。以下をご確認ください。

    • SigmaSystemCenter 2.1以前
      • ESMPRO/ServerManager Ver5を使用できません。
    • SigmaSystemCenter 3.0
      • ESMPRO/ServerManager Ver. 5.52以降を使用できません。
    • SigmaSystemCenter 3.1以降
      • ESMPRO/ServerManager Ver. 5.52以降を使用してください。

    SigmaSystemCenter3.1以降との共存について

    SigmaSystemCenter3.1以降との共存環境においては、ESMPRO/ServerManager Ver5のWindows GUI(Ver4相当機能)で自動発見、および設定変更を行わないでください。 Windows GUIで設定変更を行った場合、Web GUIとWindows GUIの管理情報に差異が発生し、正しく動作しない可能性があります。また、ESMPRO/ServerManager Ver. 5 にバージョンアップを行った場合は、ESMPRO/ServerManagerのWeb GUIで自動登録が必要となります。

    定常的自動発見について

    Windows GUIのオペレーションウィンドウから設定できる "定常的な自動発見" はSigmaSystemCenterと連携する場合使用しないでください。

    ESMPRO/ServerManagerでESMPRO/ServerAgentを監視する場合の注意事項

    サーバの構成変更について

    サーバ状態/構成情報を表示した状態でサーバ構成の変更(ハードディスクの挿抜など)を行った場合、サーバ状態/構成情報にサーバの構成変更が反映されません。
    構成変更を行った場合は、グループまたは筐体ツリーに表示されている対象サーバのアイコンをクリックし、サーバ状態/構成情報の再表示を行ってください。

    ESMPRO/ServerManager PXE Serviceを使用する場合の注意事項

    ESMPRO/ServerManager PXE Serviceを使用してBMCのコンフィグレーションを行う場合、以下の管理対象サーバは未サポートです。

    Express5800/120Ei
    Express5800/120Gd
    Express5800/120Rh-1
    Express5800/120Rj-2
    Express5800/T120Rc-1
    Express5800/120Lj

    ESMPRO/ServerManagerでリモートコンソールを使用する場合の注意事項

    リモートコンソールはIPMI準拠のSerial Over LAN(SOL)機能とBIOSのSerial Redirection機能を使って実現しています。リモートコンソール経由で操作する管理対象サーバのファームウェア(BIOS等)/ソフトウェアがVT100端末エニュレータ(ハイパーターミナル等)で制御できないキーコードを期待している場合リモートコンソールからも操作できません。詳細は、各ファームウェア・ソフトウェアのマニュアルをご参照ください。

    ESMPRO/ServerManager Ver5(WebGUI)の表示項目について

    「構成情報」-「ソフトウェアコンポーネント」-「ドライバ」-「BMC Firmware」を選択すると、以下のエラーメッセージを表示をする場合があります。

    「サーバのWBEMサービスとの通信に失敗しました。」

    このとき、BMC Firmwareの詳細情報であるBMC Firmwareのバージョン情報を表示できませんが、VMware ESXi5サーバのマネージメントコントローラ管理を登録<有効>にした場合、以下の画面で、BMC FWのバージョン情報を確認できます。

    • サーバ状態画面
    • IPMI情報-コントローラ情報

    ESMPRO/ServerManagerでInternet Explorer バージョン9を利用した場合の注意事項

    Internet Explorer バージョン9 を利用したESMPRO/ServerManager Ver. 5の操作は未サポートです。Internet Explorer バージョン9 を利用した場合以下の問題があります。

    [問題]
    Internet Explorer バージョン9 を利用してESMPRO/ServerManager Ver. 5にログインし操作を行った場合(*)Internet Explorerのメモリ使用量が増加します。
    (1時間当たり約7MB増加。操作により異なります)。

    (*)ESMPRO/ServerManager Ver.5にログインしている間のみメモリ使用量は増加します。
    ESMPRO/ServerManager Ver.5からログアウトする、30分無操作が続き自動的にセッションが切断された場合はメモリ使用量の増加はありません。

    [回避策]
    Internert Explorerを閉じることにより、使用していたメモリは解放されます。
    長時間操作を行う場合は、定期的にブラウザを閉じる操作を行ってください。

    ESMPRO/ServerManagerでInternet Explorer バージョン10を利用した場合の注意事項

    Internet Explorer バージョン10 を利用しESMPRO/ServerManager(Ver5.63~Ver5.66)を操作する場合以下の問題があります。

    [問題]
    Internet Explorer10を利用した場合、ESMPRO/ServerManagerの「コンポーネント一覧」画面の右フレームのフレーム拡大ボタンをクリックしてもフレームが拡大しません。

    [回避策]
    ESMPRO/ServerManager の「コンポーネント一覧」画面をInternet Explorer 10の互換表示設定で表示すると、フレーム拡大ボタンのクリックにより、フレームが拡大します。

    ESMPRO/ServerManagerのグループリモートバッチ機能を利用する場合の注意・制限事項

    ESMPRO/ServerManagerのグループリモートバッチ機能を利用する場合、以下の現象となります。

    [現象]
    登録済みのグループリモートバッチスケジュールの変更において以下のすべての条件を満たす場合、変更後のリモートバッチスケジュールがスケジュール画面に表示されなくなります。
    (条件)

    • リモートバッチ項目が「電力測定」である。
    • リモートバッチタイプが「毎週」または「毎月」である。
    • 開始時刻を現在時刻より過去の時刻に変更する。

    [回避策]

    • 開始時刻を現在時刻より過去の時刻に変更する場合は、一旦リモートバッチスケジュールを削除した後、新規にリモートバッチスケジュールを登録してください。
    • 変更したリモートバッチスケジュールが表示されなくなった場合は、以下の手順で再設定してください。

    (手順)
    1)新規にグループを作成してください。
    2)問題が発生したグループの下のすべてのコンポーネントを新規グループに移動してください。
    3)問題が発生したグループを削除してください。
    4)新規グループにグループリモートバッチを再設定してください。

    ESMPRO/ServerManagerでEXPRESSSCOPEエンジン 3搭載サーバを管理する場合の注意・制限事項

    ESMPRO/ServerManagerでEXPRESSSCOPEエンジン 3搭載サーバに対して、BMC設定-リセット機能を実行した場合、以下の現象となる場合があります。(2013年3月末解除予定)

    [現象]
    設定タブの「BMC設定」-「リセット」機能を実行すると、以下のメッセージを出力してエラー終了する場合があります。
      「BMCのリセットに失敗しました。」

    [原因]
    「BMC設定」-「リセット」機能を実行すると、一時的にEXPRESSSCOPエンジン 3との通信が切断します。ESMPRO/ServerManagerが、一定時間以内に通信の回復を確認できなかったときに、上記のエラーが発生します。

    [回避策]
    以下の回避策があります。

    • ESMPRO/ServerManagerで、EXPRESSSCOPEエンジン 3搭載サーバの構成タブ-「サーバ状態」画面を表示してください。電源状態、STATUSランプ、仮想LCDが正しく表示されている場合、通信が回復しています。
    • ESMPRO/ServerManager以外に、EXPRESSSCOPEエンジン 3のリモートマネージメント機能を使用して「BMC設定」-「リセット」機能を実行することができます。

    (手順)
    1)ESMPRO/ServerManager上でEXPRESSSCOPEエンジン 3搭載サーバをクリックしてください。
    2)「リモート制御」タブをクリックしてください。
    3)「EXPRESSSCOPEエンジンシリーズへのログイン」をクリックしてください。EXPRESSSCOPEエンジン 3のリモートマネージメント機能を操作するウィンドウが開きます。
    4)「設定」タブで「リセット」をクリックしてください。

    ESMPRO/ServerManagerでSafe Power Capping機能を利用する場合の注意・制限事項

    ESMPRO/ServerManager の ECO設定 - 消費電力制御設定画面に、Safe Power Capping機能がありますが、以下に示す装置では、この機能をサポートしておりません。これらの該当装置に対してESMPRO/ServerManager Ver.5.53 ~ Ver.5.66を使用する場合は、Safe Power Capping機能を「有効」に設定しないでください。

    [Safe Power Capping未サポート装置]

    - Express5800/E120d-M
    - Express5800/E120d-1

    Safe Power Capping未サポート装置において、Safe Power Capping機能を「有効」に設定した場合、以下の条件でサーバの性能が低下することがあります。
    - BMCリセットスイッチ押下時
    - 各種ユーティリティ(*1)によるBMCリセット実行時
    - BMCファームウェアアップデート後のBMC再起動時

    Safe Power Capping未サポート装置において、Safe Power Capping機能を「有効」に設定した場合は、「無効」に戻して頂きますようお願いします。また、万一、Safe Power Capping未サポート装置で「有効」に設定後に、Safe Power Cappingの設定項目が表示されずに「無効」に戻すことができない場合、以下の手順で項目を再表示してください。

    1. 以下のサービスをこの順番で停止する。
      - ESMPRO/SM Common Component (*2)
      - ESMPRO/SM Web Container
    2. 以下のサービスをこの順番で開始する。
      - ESMPRO/SM Web Container
      - ESMPRO/SM Common Component
      - ESMPRO/SM Event Manager
    • (*1) EXPRESSCOPEエンジン 3 のWebコンソール、ESMPRO/ServerManager、BMC Configuration
    • (*2) 本サービスを停止するとESMPRO/SM Event Managerも停止します。

    ESMPRO/ServerManagerで上書きインストールする場合の注意事項

    以下の環境からESMPRO/ServerManager Ver.5.63~5.65 を上書きインストールする場合は、上書きインストール前にSNMPトラップ受信方法を"SNMPトラップサービスを使用する"に変更してください。

    • ESMPRO/ServerManager Ver.5.63~5.65 を新規インストール
    • SNMPトラップ受信方法を"SNMPトラップサービスを使用する"から"独自方式を使用する"へ変更

    "独自方式を使用する"を選択し上書きインストールした場合、ESMPRO/ServerManager起動時に "SNMP TRAPポートバインド不可" のアラートが発生しSNMP Trap を受信できなくなります。アラートが登録された場合は、以下の対処を行ってください。

    [対処方法]
    1) SNMPトラップ受信方法を"SNMPトラップサービスを使用する"に変更(*)してOKボタンを押します。
    (*)WebGUIの場合:

    [アラートビューア] - [アラート受信設定] - [SNMPトラップ受信設定]
    オペレーションウィンドウの場合:
    [オプション] - [カスタマイズ] - [自マネージャ] - [SNMPトラップ受信設定]
    2) システムを再起動せず、再度SNMPトラップ受信方法を"独自方式を使用する"に変更してOKボタンを押します。
    3) システムを再起動します。

    ESMPRO/ServerManager Ver.5 使用時の注意事項

    ESMPRO/ServerManager Ver. 5ではWeb GUIでの操作がメインとなりますが、互換性維持のためにWindows GUI(Ver.4相当機能)も同梱しております。
    Web GUIとWindows GUIを並行して使用した場合、管理情報に差異が発生し、正しく動作しない可能性がありますので、自動登録(*1)、設定変更等は基本的にWeb GUIで行い、Windows GUIは情報参照(*2)でご利用ください。
    ただし、Web GUIで提供していない機能(*3)については、Windows GUIをご使用ください。

    • (*1) Web GUIで自動登録を行った場合、Web GUIのサポート対象外機器(ESMPRO/ServerAgent Ver. 4.1未満等)はWeb GUIに表示されませんが、Windows GUIには登録されます。
    • (*2) アラートビューアに表示されるアラートは、Web GUIの表示有無に関係なく、Web GUI、Windows GUIで同じ情報となります。

    ESMPRO/ServerManagerでVMware ESXi 5サーバのOSシャットダウンを実行する場合の注意事項

    ESMPRO/ServerManager(対象バージョン:5.6~5.73) からESXi 5ホストを登録(システム管理機能を有効)した状態で、リモート制御よりESXi5サーバの 「OSシャットダウン」及び「OSシャットダウンリブート」を実行した場合、シャットダウンの直前にESXi5サーバはメンテナンスモードへ移行します。再起動後もメンテナンスモードのままとなり、ゲストOSは起動状態となりません。

    監視対象がftサーバ(vSphere5対応モデル)の場合は、上記影響によりft管理アプライアンスが起動しないため、再起動後はftサーバの二重化が解除された状態となります。

    回避策としては、以下を実施してください。

    • vSphere Client からシャットダウンを実行してください。
    • ESMPRO/ServerManager からシャットダウンを実行した際はvSphere Client からメンテナンスモードを解除してください。
    • 再起動後、ftサーバの二重化が解除されている場合は、装置添付のメンテナンスガイドを参照し、二重化となるように設定してください。

    VMware ESXi 4/5 環境にてEXPRESSSCOPEエンジンからのSNMP通報を利用する場合の注意事項

    VMware ESXi 5(以降ESXi 5と記載)、またはVMware ESXi 4(以降ESXi 4と記載)環境において、ESXi 4/5から行われるEXPRESSSCOPEエンジンへの IPMIアクセスが競合することにより、EXPRESSSCOPEエンジンからのSNMP通報(*)が行われない場合があります。
    回避策についてはこちらをご参照ください。

    ESMPRO/ServerManagerでVMware ESXi 5.5を監視する場合の注意事項

    VMware ESXi 5.5においてハードウェアの構成(多数のHDDを接続しているような大規模構成)によっては、ESMPRO/ServerManagerの構成情報ツリーが一時的に「不明/通信エラー」の状態を示す場合があります。

    [現象]
    以下の条件に合致する場合、ESMPRO/ServerManagerの構成情報ツリーが一時的に「不明/通信エラー」(*)の状態を示す場合があります。

    • 管理対象サーバがVMware ESXi 5.5である。
    • RAIDシステム管理が有効になっている。

    (*)通報機能には影響ありません。

    [原因]、[回避策]
    以下のURLを参照してください。
    https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3140101810

    ESMPRO/ServerManagerでExpressUpdate機能を使用する場合の注意事項

    ExpressUpdate画面の表示について

    Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition がインストールされた管理対象サーバでExpressUpdate機能を有効にして管理している場合に、以下の現象が発生する場合があります。

    [現象]
    管理対象サーバのExpressUpdate画面を表示した場合、「システムBIOS」及び「BMC ファームウェア」の「現在のバージョン」が「Unknown」と表示されます。

    アプリケーションログ画面を表示した場合、
    「バージョン情報の取得に失敗しました。(システム BIOS: 致命的エラーが発生しました。) 」
    「バージョン情報の取得に失敗しました。(BMC ファームウェア: 致命的エラーが発生しました。)」
    のログが表示されます。

    [原因]、[回避策]
    以下のURLを参照してください。
    https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3140101690

    更新パッケージのダウンロードについて

    ESMPRO/ServerManager Ver5.73でExpressUpdate機能を使用していた場合、以下の現象が発生する場合があります。

    [現象]
    以下の条件で「更新パッケージのダウンロード」操作を行った場合に、更新パッケージのダウンロード処理が失敗する場合があります。

    • ESMPRO/ServerManager Ver5.73を利用している。
    • 更新パッケージ配布サーバまでのネットワーク回線が混雑している。

    ダウンロード処理に失敗した場合は、「リポジトリの更新に失敗しました。(リポジトリの処理中に不明なエラーが発生しました。)」のメッセージがアプリケーションログに表示されます。

    [原因]、[回避策]
    以下のURLを参照してください。
    https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3140101819

    ESMPRO/ServerManagerが動作するOSのシステム時刻変更についての注意事項

    ESMPRO/ServerManager Ver. 5.6~5.62を使用してVMware ESXi 5サーバの監視を行っている場合、ESMPRO/ServerManagerが動作するOSのシステム時刻が進むと、以下の問題が発生することがあります。

    [現象]

    • VMware ESXi 5サーバの状態が不明となる
    • RAIDシステム管理を行っている場合VMware ESXi 5サーバからのアラートが受信できない
    • RAIDシステム管理を行っている場合RAIDシステムの情報が正しく表示されない

    [回避策]
    ESMPRO/ServerManagerの以下のサービス再起動、または、システムの再起動を行ってください。

    • ESMPRO/SM Common Component
    • ESMPRO/SM Event Manager
    • ESMPRO/SM Web Container

    ESMPRO/ServerManager Ver. 5.63にて本問題に対応しております。

    ESMPRO/ServerManagerでiStorageTシリーズの監視を行っている場合の注意事項

    ESMPRO/ServerManager Ver. 5.71以降でiStorage TシリーズからのSNMPトラップ受信に対応しています。

     -ESMPRO/ServerManager Ver. 5.71未満を使用している
     -iStorage Tシリーズの通報をアラートビューアに表示するためにアラート定義ファイルを設定している

    上記条件を満たしており、ESMPRO/ServerManager Ver.5.71以降へのアップデートインストールを行った場合、ESMPRO/ServerManagerが新規にインストールするアラート定義ファイルと定義が重複し、iStorage Tシリーズからの通報が正しく表示されないことがあります。
    対象となる下記のエンタープライズのアラート定義を作成している場合はアップデート前に定義ファイルの削除を行い、OS を再起動してください。

    また、ESMPRO/ServerManagerで設定するアラート定義のアラートタイプは、"Tape Library"となります。
    すでに設定しているアラート定義に記載したアラートタイプ(既定値は"SNMP Trap")と異なる場合、WebSAM AlertManagerを使用してアラートタイプごとの監視を行っている環境では、通報設定の再設定が必要となりますのでご注意ください。

    [アラート定義ファイルの格納先]
    %NVWORK%\public\trap
    %NVWORK% は、下記のレジストリで確認できます。

    キー: (32bit OS)HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE
    (64bit OS)HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\NVBASE
    名前: WorkDir

    [iStorage Tシリーズのエンタープライズ]

    対象装置 エンタープライズ 対象Ver
    T30A 1.3.6.1.4.1.119.1.83.1.31 Ver.5.71~
    T60A 1.3.6.1.4.1.119.1.83.1.41 Ver.5.71~
    T100A 1.3.6.1.4.1.211.4.1.1.126.3.5 Ver.5.71~
    T700A 1.3.6.1.4.1.211.4.1.1.126.3.2 Ver.5.71~
    T700A2 1.3.6.1.4.1.221.4.1.1.126.3.6 Ver.6.05~

    WebクライアントにJava7 Update 51を適用する場合の注意事項

    オラクル コーポレーション社が2014/1/14より提供を開始したJava7 Update 51をESMPRO/ServerManagerを操作するWebクライアントに適用した場合、JavaアプレットおよびJava Web Startから起動されるJavaアプリケーションが正常に起動されない現象が発生する可能性があります。
    詳細については以下のURLをご確認ください。
    http://support.express.nec.co.jp/care/techinfo/java7u51.html

    グループ消費電力制御機能を利用する場合の制限事項

    ESMPRO/ServerManager Ver.5.54~6.16 で [サーバ一括操作]タブー[電力管理]ー[ECO設定]ー[消費電力制御] を選択した場合に、コンポーネント電力値の「現在値」と「平均値」が「XXXX」と表示される場合があります。
    「XXXX」と表示されたコンポーネントの電力値については、右ペインの「コンポーネント名」のリンクをクリックしたときに表示されるコンポーネント単体の「現在値」と「平均値」を参照してください。

    本現象の修正モジュールを以下のサイトで公開しました。(2017年03月03日 追記)
    https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010106582


    ESMPRO/ServerAgentService 注意事項

    WebSAM SigmaSystemCenter 利用について

    ESMPRO/ServerAgentService は WebSam SigmaSystemCenter と連携することができません。そのため、WebSAM SigmaSystemCenter で ESMPRO/ServerAgentService をサポートする装置を管理する場合、別途 WebSAM SigmaSystemCenter 専用の ESMPRO/ServerAgent を導入する必要があります。

    以下のWeb サイトから
    https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010103509
    「WebSAM SigmaSystemCenter 向け ESMPRO/ServerAgent」
    モジュールをダウンロードしてご利用ください。
    モジュールインストール時には上記コンテンツの
     ■対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法
     ■対処が正しく適用されていることを確認する方法
     ■対象機種
     ■捕捉
    を必ずご確認ください。


    ESMPRO/ServerAgent 注意事項

    インストレーションガイドに注意事項の記載がありますので、そちらをご参照ください。


    ESMPRO/ServerManager,ServerAgent共通注意事項

    各インストレーションガイドに注意事項の記載もありますので、そちらもご参照ください。

    OSシャットダウン中のサーバアイコンの表示についての注意事項

    ESMPRO/ServerAgentがインストールされているOSをシャットダウンすると、ESMPRO/ServerManagerのサーバアイコンが一時的に黄色(警告)となることがありますが、システムの運用に問題ありません。

    ESMPRO/ServerManager,ESMPRO/ServerAgentをインストールする際の環境変数Pathに関する注意事項

    ESMPRO/ServerManager,ESMPRO/ServerAgentをインストールする直前の環境変数Pathの 設定値の文字列長が1024バイト以上の場合に、環境変数Pathの値が不正になることがあります。

    【ESMPRO/ServerAgent】
    現在、ESMPRO/ServerAgentをインストールする直前の環境変数Pathの設定値の文字列長が1024バイト以上の場合に、環境変数Pathの値が不正になる問題を確認しております。
    環境変数Pathの設定値の条件により以下のような結果となります。

    1) 2バイト文字を含まない場合、1025バイト目以降を消去してしまう。
    ※既にESMPRO/ServerManagerがインストール済みの場合は、環境変数が設定済みであるため、当該現象は発生しません。
    2) 2バイト文字を含む場合、Path の設定値をすべて消去してしまう。

    [回避策]
    環境変数Pathの長さが1024Byteを超えている、あるいは、1024Byteに近い場合は、ESMPRO/ServerAgentのインストール時に、以下の操作を実施していただけますようお願いします。

    1) 既存の環境変数Pathの値を控えてください。
    2) インストールを実行してください。
    3) 1)のPathの値を戻してください。
    4) Pathの値に「%ESMDir%;(ESMPRO/ServerAgentのインストール先)\AlertMan\Program」を追加してください。
    ※インストール先を既定値から変更した場合は、(ESMPRO/ServerAgentのインストール先)の部分をそのフォルダに合わせてください。

    上記の操作を行うツールを以下のサイトで公開しています。
    https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3140101968

    【ESMPRO/ServerManager】
    現在、ESMPRO/ServerManagerをインストールする直前の環境変数Pathの設定値の文字列長が1024バイト以上の場合に、環境変数Pathの値が不正になる問題を確認しております。
    環境変数Pathの設定値の条件により以下のような結果となります。

    1) 1025バイト目以降を消去してしまう。
    ※既にESMPRO/ServerAgentがインストール済みの場合は、環境変数が設定済みであるため、当該現象は発生しません。
    2) すでに設定されているPath、または、ESMPRO/ServerManagerのインストール先に2バイト文字を含む場合、Pathに「(ESMPRO/ServerManagerのインストール先)\ESMSM\BIN」が追加されない。

    [回避策]
    環境変数Pathの長さが1024Byteを超えている、あるいは、1024Byteに近い場合は、
    ESMPRO/ServerManagerインストール時に、以下の操作を実施していただけますようお願いします。

    1) 既存の環境変数Pathの値を控えてください。
    2) インストールを実行してください。
    3) 1)のPathの値を戻してください。
    4) Pathの値に
    「(ESMPRO/ServerManagerのインストール先)\NVBASE\bin」
    「(ESMPRO/ServerManagerのインストール先)\ESMSM\BIN」
    「(ESMPRO/ServerManagerのインストール先)\AlertMan\Program」を追加してください。

    また、インストールされたESMPRO/ServerManager のバージョンが、Ver5.31以前の場合、上記に加えて以下のパスを追加する必要があります。
    Ver5.4以降の場合は追加不要です。
    「(ESMPRO/ServerManagerのインストール先)\ESMWEB」

    ESMPRO/ServerManagerのバージョンは、以下の方法で確認可能です。
    [スタート]→[プログラム]→[ESMPRO]→[ServerManager]→[バージョン情報]
    * [マネージャ] タブの カレントバージョンを確認してください。


    ESMPRO/ServerAgent for VMware 注意事項

    ユーザーズガイドに記載している[注意事項]をご参照してください。


    ESMPRO/ServerAgent for Guest OS、
    他社機版 ESMPRO/ServerAgent 注意事項

    インストレーションガイドに注意事項の記載もありますので、そちらもご参照ください。

    Windows 10, Windows 11 上でESMPRO/ServerAgentを使用する場合の注意事項

    SNMPのインストール手順は下記を参照してください。
           https://docs.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/windows-client/networking/cannot-install-snmp-wmisnmpprovider

    Windows Server 2019 上で ESMPRO/ServerAgent を使用する場合の注意事項

    ESMPRO/ServerAgent をインストールしたシステムの OS が Windows Server 2019 の場合、ESMPRO/ServerManager の[サーバー状態/構成情報]-[構成情報]-[I/Oデバイス]に[キーボードデバイス]と[マウスデバイス] が表示されません。

    ESMPRO/ServerAgent for Guest OS の CPU が警告状態になる

    CPU が警告状態となる場合、CPU のホットプラグを有効に設定している可能性があります。 ESXi上の仮想マシンで CPUソケットがホットプラグ可能な状態の場合にESMPRO/ServerManager の構成タブの[構成情報]-[ハードウァア]-[CPU]-[CPソケット]-[CPU情報]の状態が警告状態になる場合があります。

    ESXi上の仮想マシンの場合、ESMPRO/ServerManager の[構成情報]-[ハードウェア]-[CPU]ツリーに表示されるCPUソケットの個数は仮想マシン1台あたりの仮想CPU数の上限がソケット数として表示されます。

    ESMPRO/ServerAgent for GuestOS は ESXi が生成する SMBIOS の値から CPUソケットの状態を監視しますが、CPUソケットがホットプラグ可能な状態の場合、ESXi は実装していない仮想CPU の SMBIOS値を警告値にします。
    回避手順は下記を参照してください。

           https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3150110408

    Windows 2000 Server上でESMPRO/ServerAgent を使用する場合の注意事項

    Windows 2000 Server上でESMPRO/ServerAgent を使用する場合

    C:\winnt\system32

    ディレクトリにmsvcp60.dllが存在しない場合、自動発見に失敗します。
    msvcp60.dllはWindows 2000 Server のCD-ROMの下記ファイルに含まれています。

    (CD:)\SUPPORT\TOOLS\SUPPORT.CAB

    同フォルダにあるSETUP.EXEを実行しインストールしてください。

    ESMPRO/ServerAgent for Guest OSのストレージ監視機能について

    仮想OS上ではESMPRO/ServerAgent for Guest OSのストレージ監視機能は未サポートとなります。
    運用の際はESMStorageServiceのサービスが起動しないよう、スタートアップの種類を「自動」から「無効」に設定変更してください。


    機能追加モジュール注意事項

    HDDアクセス不可監視モジュールを利用する場合の注意事項

    ■概要
    ESXではLUNの追加・削除等の操作をした場合、デバイスの構成が変更され、マウントポイントとデバイス名の紐づけが変わります。
    その結果、HDDアクセス不可監視モジュールはESMPRO/ServerAgentが動作しているデバイスとは異なるデバイスを監視対象として動作してしまいます。
    回避策に従って、HDDアクセス不可監視モジュールの設定ファイルの修正、または再インストールを行ってください。

    ■詳細
    HDDアクセス不可監視モジュールはインストール後、最初のesmpro_diskmonサービス起動時に既定値として、ESMPRO/ServerAgentが動作しているデバイス(/dev/sdxx)を監視対象とします。

    <例>
    デバイス名    マウントポイント    監視対象デバイス
    /dev/sda1    /opt/nec             なし
    ↓HDDアクセス不可監視モジュールをインストールし、OSを再起動する。
    /dev/sda1    /opt/nec             /dev/sda1

    ESMPRO/ServerAgentは/opt/necで動作しますので、HDDアクセス不可監視モジュールは
    /dev/sda1を監視します。

    ESXではLUNの追加・削除等の操作をした場合、デバイスの構成が変更され、マウントポイントとデバイス名の紐づけが変わります。
    その結果、HDDアクセス不可監視モジュールはESMPRO/ServerAgentが動作しているデバイスとは異なるデバイスを監視対象として動作してしまいます。

    <例>
    デバイス名    マウントポイント    監視対象デバイス
    /dev/sda1    /opt/nec             なし
    ↓HDDアクセス不可監視モジュールをインストールし、OSを再起動する。
    /dev/sda1    /opt/nec             /dev/sda1
    ↓デバイスの構成を変更(LUNの追加)する。
    /dev/sda1    (RDM)                /dev/sda1
    /dev/sdb1    /opt/nec

    LUNの追加により、デバイスの構成が変更され、/dev/sda1のマウントポイントが/opt/nec
    とは別のものに変更されます。
    その結果、HDDアクセス不可監視モジュールはESMPRO/ServerAgentが動作している
    マウントポイントと異なるデバイスを監視してしまいます。

    回避策に従って、HDDアクセス不可監視モジュールの設定ファイルの修正、または再インストールを行ってください。

    ■回避策
    以下のいずれかの回避策を実施してください。

    • /opt/nec/esmpro_diskmon/esmpro_diskmon.confに定義しているデバイスファイル(devfile=)をESMPRO/ServerAgentが動作(/opt/nec) しているデバイスファイルの名前に修正して、HDDアクセス不可監視モジュールを再起動する。
      # vi /opt/nec/esmpro_diskmon/esmpro_diskmon.conf
      ★devfile=/dev/sdb1
      interval=180
      timeout=60
      size=4096
      processes=snmpd
      # /etc/init.d/esmpro_diskmon restart
    • HDDアクセス不可監視モジュールを再インストールをする。
      # rpm -e esmpro_diskmon
      # rpm -ivh (RPM格納先)/esmpro_diskmon-*.i386.rpm