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PowerChute Serial Shutdown for Business v1.1 FAQ詳細


構築/環境関連

Q1PowerChute Serial Shutdown for Businessを使用するマシンは、ネットワークに接続している必要がありますか?
A1

はい。
PowerChute Serial Shutdown for Businessでは、通信にTCP/IPによるネットワーク通信を使用しており、TCP/IPによるネットワーク接続が必要となります。
IPアドレス(ローカルホスト以外)に対しpingコマンドを実行し、TCP/IP通信が確立されていることを確認してください。

もし、TCP/IP通信が確立していない場合は、HUBなどを用意していただき、LANケーブルを接続するなどしTCP/IPの環境構築を行ってください。

  •  
  • デフォルトゲートウェイにIPアドレスが設定されており、そのデフォルトゲートウェイのIPアドレスにシステムがアクセス可能であること。
  • デフォルトゲートウェイにIPアドレスが設定されていない場合、システムからネットワーク上の他のマシン、機器へping 等のネットワークコマンドでアクセスが可能であること。

Q2UPSの冗長電源構成はサポートしていますか?
A2

UPSの冗長電源構成での使用はサポートしておりません。
また、サーバの電源を冗長化する場合は、シリアルケーブルを接続しているUPSからのみ電源供給するようにしてください。
なお、第5世代Smart-UPSを使用する場合は、同じコンセントグループから電源供給するようにしてください。


ライセンス/サポート関連

Q1PowerChute Serial Shutdown for Businessのライセンスは?
A1

UPS一台につき1ライセンスが必要です。
一台のUPSに複数のサーバを接続するようなマルチサーバ構成を構築する場合には、1ライセンスをご購入していただくことで、マスタ/スレーブの全てのサーバにインストールすることができます。

Q2UL型番のPowerChute Serial Shutdown for Businessは英語版OSに対応していますか?
A2

英語版OSには対応しておりません。
日本語環境でご使用ください。

Q3仮想化環境(Hyper-V、Xen、VMware環境など)での使用はサポートしていますか?
A3

PowerChute Serial Shutdown for Businessでは、Hyper-V環境 (ホストサーバ) へのPowerChute Serial Shutdown for Businessのインストールをサポートしております。

サポート対象の仮想化環境については、PowerChute Serial Shutdown for Business の対応OS一覧を参照してください。


運用

Q1システムのコンピュータ名ならびにIPアドレスを変更した場合、必要となる作業はありますか?
A1

PowerChute Serial Shutdown for Businessは必要な作業はありません。

Q2システム管理者のパスワードを変更する場合、必要となる作業はありますか?
A2

いいえ。
システム管理者のパスワードを変更しても特に必要となる作業はありません。

Q3ドメインを変更する場合、必要となる作業はありますか?
A3

いいえ。必要となる作業はありません。

Q4PowerChute Serial Shutdown for Business関連サービスの停止方法は?
A4

サービスの停止方法は以下の通りです。

<Windowsの場合>
サービスコントロールマネージャより、以下のサービスを停止してください。
PowerChute Serial Shutdownエージェント: APCBEAgent

<Linuxの場合>
以下のコマンドを実行してください。
      systemctl stop PBEAgent

Q5UPS装置を撤去する場合、必要となる作業はありますか?
A5

UPS装置を撤去する場合は、PowerChute Serial Shutdown for Businessをアンインストールしてください。

Q6PowerChute Serial Shutdown for BusinessからUPSの自動セルフテストの実行頻度を変更できますか?
A6

はい。
以下の方法にて、UPSの自動セルフテストの実行頻度を変更することができます。
(ただし、実行時刻を変更することはできません。)

[手順]
※WebUIでのアクセス方法は、各製品のインストールガイド「WebUIでの操作」に記載していますのでそちらを参照してください。
PowerChute Serial Shutdown for Businessのインストールガイド

<LCDパネル付きSmart-UPSを使用している場合>

  1. ["UPS機種名"]-[診断]を選択します。
  2. [セルフテストの予定の設定]-[セルフテスト実行] にてドロップダウンメニューより、以下のいずれかを選択してください。
    「UPS起動時、およびテスト後14日ごと」
    「UPS起動時、およびテスト後7日ごと」
    「UPS起動時、および起動日の後14日ごと」
    「UPS起動時、および起動日の後7日ごと」
    「UPS起動時」
    「しない」
<LCDパネルなしSmart-UPSを使用している場合>
  1. WebUIよりPowerChute Serial Shutdown エージェントにアクセスします。
  2. [デバイスモデル]-[診断]-[診断スケジュール]を選択してください。
  3. [セルフテストの実行]にてドロップダウンメニューより、以下のいずれかを選択してください。
    「UPS起動時、および起動日の後14日ごと」
    「UPS起動時、および起動日の後7日ごと」
    「UPS起動時」
    「しない」

Q7計画停電時のシャットダウン手順は?
A7

計画停電時のシャットダウン手順は下記ページを確認してください。

■NECサポートポータル
【ESMPRO/電源管理】計画停電時のシャットダウン手順について


トラブルシューティング

Q1OSのイベントビューア(システムログ)に「前回のシステムシャットダウン (**/**/** **:**:**) は、予期されていませんでした(ID:6008)」が記録されます。
A1

考えられる原因
上記イベントが記録される要因の1つとして、OSシャットダウン完了前にUPSからの電源供給が停止している場合が考えられます。

対策
以下の方法にて、OSシャットダウン開始からUPSからの電源供給が停止するまでの時間の設定値を見直してください。

WebUIより、[シャットダウン]-[シャットダウンの設定]-[OSとアプリケーションのシャットダウン]にて"OSがシャットダウンする時間"の設定値を確認してください。

※"OSシャットダウンに要する時間"は、実際に使用するシステム環境にてサーバのシャットダウンに要する時間を測定し、その結果を十分に越える値を設定してください。

Q2PowerChute Serial Shutdown for Business のイベントログに「AVR Trim有効」、「AVR Boost有効」のログが記録されます。
A2

考えられる原因
UPS装置が商用電圧を補正している状態であることが考えられます。
-AVR Trim
商用電源電圧が過電圧状態になり、UPS装置で補正を行っている状態を意味します。

-AVR Boost
商用電源電圧が低電圧状態になり、UPS装置で補正を行っている状態を意味します。

※詳細については、UPS装置に添付されている取扱説明書を参照してください。

対策
AVR Trim/AVR Boostとは、UPS装置で補正を行っている状態であり、1分間に2~3回またはそれ以上、あるいは、1日のうち5回以上切り替わる動作が日常的に記録されている状態でなければ特に問題ありません。
なお、この状態を回避するためには、まず「切り替え電圧(上限/下限)」の設定値を確認してください。
「切り替え電圧(上限/下限)」は、UPS装置がAVR Trim/AVR Boost状態に切り替わる閾値になります。
本設定値は、お客様の環境に合うよう、かつUPS装置に接続された機器が対応可能な値を設定してください。
「切り替え電圧(上限/下限)」は、WebUIのPowerChute Serial Shutdown エージェントの["UPS機種名"]-[UPS設定」を開き、[電源設定]より設定します。

上記設定変更で回避できない場合は、お客様の商用電源環境を見直して頂く必要があります。

Q3マシンがシャットダウンしましたが、PowerChute Serial Shutdown for Businessよりシャットダウンが行われたかどうかを確認する方法はありますか。
A3

PowerChute Serial Shutdown for Businessよりシャットダウンが行われた場合、PowerChute Serial Shutdown for BusinessのイベントログおよびOSイベントビューア:アプリケーションログに以下のログが記録されます。
以下のログが記録されていない場合、PowerChute Serial Shutdown for Businessはシャットダウン処理を行っていません。

<PowerChute Serial Shutdownのイベントログ>
シャットダウンプロセス開始

<OSイベントビューア:アプリケーションログ>
イベントID : 1016
イベントソース : APCPBEAgent
イベントの種類 : 情報
説明 : シャットダウン開始中

Q4保守作業などのため、手動にてサーバを起動しシャットダウンしたところ、設定されているスケジュール起動日時に自動起動しませんでした。
A4

考えられる原因
PowerChute Serial Shutdown for Business のスケジュール機能以外でサーバのシャットダウンを行ったことが考えられます。
PowerChute Serial Shutdown for Business のスケジュール機能以外によりサーバのシャットダウンが行われた場合、PowerChute Serial Shutdown for Business のスケジュール運転の設定は有効になりません。
また、スケジュール機能によるシャットダウンが実行される前に、手動でシャットダウンを行った場合も同様にスケジュール運転の設定は有効になりません。

対策
PowerChute Serial Shutdown for Business のスケジュール運転の設定を有効にするには、PowerChute Serial Shutdown for Business のスケジュール機能によりシャットダウンを行ってください。
保守作業などにより手動でサーバを起動したのであれば、その後シャットダウンする際には、PowerChute Serial Shutdown for Business のスケジュール機能にて、以下のようなスケジュールシャットダウンを設定し、PowerChute Serial Shutdown for Business のスケジュール機能からシャットダウンしてください。

シャットダウン日時 :シャットダウンを開始したい日時
ウェークアップ日時 :自動起動させたい日時
頻度:1回

Q5UPSインタフェース拡張ボードを使用したマルチサーバ構成において、「電源障害」のイベントがスレーブサーバのログに記録されていますが、マスタサーバのログには記録されていないことがあります。
A5

考えられる原因①
マスタサーバのスケジュールによるシャットダウンが実行されたことが考えられます。

対策
スケジュールによりマスタサーバのシステムシャットダウンが開始されると、UPSインタフェース拡張ボードからスレーブサーバに対して、オンバッテリ信号、およびローバッテリ信号が送信されます。それをスレーブサーバが検知してスレーブサーバのシャットダウンが行われます。
そのとき検出した信号をそれぞれ「電源障害」、「ローバッテリ状態」として、イベントログに記録します。
上記動作は、仕様になります。
※マスタサーバでも、PowerChute Serial Shutdownエージェントサービスが停止する前に上記オンバッテリ信号およびローバッテリ信号を検出した場合、電源障害とローバッテリ状態のイベントがログに記録されます。


考えられる原因②
瞬断が発生したことが考えられます。

対策
瞬断が発生した場合、UPS(およびUPSインタフェース拡張ボード)からオンバッテリ信号が送信されます。
スレーブサーバ(シンプルシグナリング)の場合は瞬断時のオンバッテリ信号を検知してイベントログに「電源障害」を記録します。
しかし、マスタサーバ(スマートシグナリング)の場合は、ソフトウェアの仕様により、約4~5秒間連続してオンバッテリ信号を検出し続けるまで、「電源障害」のイベントを記録しません。
従って、瞬断が発生したとき、マスタサーバでは「電源障害」のイベントは記録されません。
上記動作は、仕様になります。
補足
PowerChute Serial Shutdown for Businessでは、UPS(およびUPSインタフェース拡張ボード)から送信されるオンバッテリ信号を検出した場合に、「電源障害」を記録します。
しかし、検出したオンバッテリ信号が、マスタサーバのスケジュールシャットダウンによるものなのか、瞬断など電源障害によるものなのか、あるいはそれ以外であるのかを区別することができません。
このため、オンバッテリ信号が送信される要因により「電源障害」イベントを抑制することはできません。
また、「電源障害」イベント自体を発生させないよう設定することもできません。

しかし、エクスプレス通報/ALIVE通報につきましては、スレーブサーバの「電源障害」イベントのみ通報対象とする/しないを切り替えることが可能です。
※マスタサーバにおきましては「電源障害」イベントをエクスプレス通報/ALIVE通報の対象としないに設定した場合、実際に電源障害が発生した場合にも通報されなくなります。よって、マスタサーバにおきましては、エクスプレス通報/ALIVE通報の設定を変更しないでください。

詳細は、ESMPRO/UPSManagerのセットアップカード「スレーブサーバのエクスプレス通報/ALIVE通報設定について」をご参照ください。

Q6PowerChute Serial Shutdown for Businessで設定したユーザ名/パスワードが分かりません。
A6

PowerChute Serial Shutdown for Businessのインストールガイド
「9 ユーザ名、パスワードの変更」を参照願います

Q7PowerChute Serial Shutdown for Businessのイベントログに「通信切断」が記録されます。
A7

「通信切断」は、UPS装置との通信が途絶えた場合に記録されます。

考えられる原因①
通信切断となる原因としては、以下のようなことが考えられます。

  • UPS装置からの応答が一時的になかった
  • システム高負荷によりシリアル通信に影響を及ぼした
  • ノイズなどによりデータロストした

対策
通信切断発生後、短時間(20~30秒程度)で「通信確立」が記録され、UPS装置との通信が復旧しているのであれば、運用上特に問題ありません。
考えられる原因②
時刻補正の影響によりPowerChute Serial Shutdown for BusinessとUPSとの通信においてタイムアウトとなり通信切断となったことが考えられます。

対策
PowerChute Serial Shutdown for Businessでは、タイムアウトを判断するためにシステムクロックを使用しています。
このため、時刻補正によりシステムクロックが変更された場合、PowerChute Serial Shutdown for BusinessとUPSとの通信においてタイムアウトとなり通信切断となることがあります。
しかし、通信切断発生後、短時間(20~30秒程度)で「通信確立」が記録され、UPS装置との通信が復旧しているのであれば、運用上特に問題ありません。
考えられる原因③
SNMPカードが挿入されており、シリアル制御とSNMP制御との競合により、シリアル制御が正常に行えず、UPS装置との通信が途切れていることが考えられます。

対策
シリアル制御とSNMP制御の混在はサポートしていません。
PowerChute Serial Shutdown for Businessを使用しUPS装置をシリアル接続にて制御するのであれば、SNMPカードは実装しないでください。
SNMP制御での運用を行う場合は、ESMPRO/AutomaticRunningControllerとESMPRO/AC Enterpriseを使用してください。

Q8OSのイベントビューア(システムログ)にソース:SNMPにてAPCSnmp.dllに関する警告ログ(ID:1102)が記録されます。
A8

APCSnmp.dllファイルは、PowerChute Serial Shutdownエージェントのインストール時にインストールされるファイルです。
そして、APCSnmp.dllが存在しない場合、SNMPサービスが下記警告ログを記録します。
––––––––––––––––
ソース:SNMP
ID:1102/警告
拡張エージェント dll C:\Windows\system32\APCSnmp.dll が足りないかまたは正しく構成されていないので、SNMPサービスはそれを無視しています。
––––––––––––––––

考えられる原因
PowerChute Serial Shutdownエージェントをアンインストール後、サーバ再起動を行わずに、再インストールしたことが考えられます。

対策
PowerChute Serial Shutdownエージェントをアンインストールし、サーバ再起動後に、再度インストールしてください。

Q9UPS:N8142-38使用の注意事項
A9

UPS:N8142-38を使用時、UPS HWの制限により、PowerChute Serial Shutdown for Business WebUIより、下記のパラメータは変更できません。
詳細はUPSの取扱説明書をご参照ください。

WebUIより

  • ["UPS機種名"]-[バッテリ管理]の「内部バッテリパック」
  • ["UPS機種名"]-[バッテリ管理]の「バッテリパック」の「総バッテリパック数」「バッテリパック数」
  • ["UPS機種名"]-[UPS設定]の「出力電圧」

Q10UPS:N8142-106使用の注意事項
A10

UPS:N8142-106を使用時、停止待機時間(Outlet Group Off delay)および最小リターンランタイム時間(Minimum Return Runtime)に最大32767秒の時間を値を設定することができます。
これらの設定値は、それぞれ次のPowerChute Serial Shutdown for Businessの設定値により上書きされます。PowerChute Serial Shutdown for Businessの以下の項目には9999までの値しか設定できないため、PowerChute Serial Shutdown for BusinessでUPS:N8142-106を管理する場合、停止待機時間(Outlet Group Off delay)および最小リターンランタイム時間(Minimum Return Runtime)に9999秒より大きい値を設定することができません。

◆UPSが停止する命令を受けてから出力を止めるまでの遅延時間:

UPSでの設定項目:停止待機時間(Outlet Group Off delay)
PowerChute Serial Shutdown for Businessでの設定項目:OSがシャットダウンする時間

◆再起動時にここで設定したランタイム時間が満たされている場合にのみ出力開始時間:
UPSでの設定項目:最小リターンランタイム(Minimum Return Runtime)
PowerChute Serial Shutdown for Businessでの設定項目:コンセントグループの電源をオンにする前に必要な最小バッテリランタイム

【対象製品】
PowerChute Serial Shutdown for Business v1.1
UPS:N8142-106

【環境】
全ての対応OS

【回避策】
回避策はありません。PowerChute Serial Shutdown for Businessを使用する場合、 停止待機時間(Outlet Group Off delay)および最小リターンランタイム時間(Minimum Return Runtime)の値は最大9999秒としてください。

Q11UPSの一部機種で自動セルフテストが実行されなくなります。
A11

7日もしくは14日おきで設定されている自動セルフテストが実行されなくなります。
PCSSのログに周期的に実行されているセルフテストが記録されなくなっている場合、セルフテストが停止している可能性があります。

【条件】
UPSが長時間バッテリー運転を続け出力停止・ブレインオフした場合、自動セルフテストの設定内容にかかわらず自動セルフテストが停止します。

【対象機種の製品名と型番】
無停電電源装置(3000VA) N8180-64
無停電電源装置(1000VA) N8180-66
無停電電源装置(1500VA) N8180-67
無停電電源装置(500VA) N8180-68/68A
無停電電源装置(750VA) N8180-69
無停電電源装置(1500VA)「2U」 N8142-41
無停電電源装置(3000VA)「2U」 N8142-42
無停電電源装置(1200VA)「1U」 N8142-100
無停電電源装置(1500VA)「2U」 N8142-101
無停電電源装置(3000VA)「2U」 N8142-102

対策
一度手動でセルフテストを実行してください。
手動によるセルフテストを実施することで設定されている自動セルフテストが回復し、再び設定周期でセルフテストが実施されます。

Q12PowerChute Serial Shutdown for Businessのイベントログに「通信切断」または「通信なし」が記録され、なお時間が経過しても通信回復しない現象について。
A12

一度PowerChute Serial Shutdown for Businessのサービス(*)を再起動してみてください。

(*)
Windows OSの場合:APCPBEAgent
Linux OSの場合:PBEAgent

再起動しても通信が確立できず現象が解消されない場合、原因は下記のサーバのBIOS設定が未実施のためと思われます。

・ESMPRO/UPSManager ダウンロード
 <https://jpn.nec.com/esmpro_um/um_download.html?>
  -> インストールガイド/リリースノート
   -> PowerChute Serial Shutdown for Business v1.1
    2 ハードウェア要件
      BIOS の設定
      ■iLO機能ある機種の設定

上記に記載されているBIOS設定を実施していない場合、iLOによりシリアルポートが占有され、
通信回復しない通信切断が発生する場合があります。

下記の手順で解決してください。

 A. サーバをシャットダウンします。
 B. 電源ケーブルを抜き、数10秒程度経過してから電源ケーブルを接続します。
 C. サーバを起動しBIOSに入り、iLOのシリアルポート設定を変更します。
   (BIOS Serial Console PortとSerial CLI Statusを無効にします。)
 D. 設定変更内容を保存し、サーバを再起動します。