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エネルギー使用の効率化で企業価値向上に貢献する
「NEC Energy Resource Aggregation クラウドサービス」を開始

NECエグゼクティブシンポジウム

「エネルギーで企業価値を考える(Energy Transitionの進展に向けて)」

NECでは、経営幹部の方を対象に、エグゼクティブシンポジウムを開催します。
当日は、海外におけるエネルギー市場動向の講演や、NECのエネルギーサービス事業の狙い、ESGへの発展などをご紹介。また、VPP実証事業にて実績のある「NEC Energy Resource Aggregation クラウドサービス」も合わせてご紹介します。
シンポジウム後にはシステムデモを予定しており、参加者の皆様で名刺交換する場を確保したします。

開催においては新型コロナウイルス感染予防対策として、以下を実施します
  ・席の間隔をあけて聴講できる体制にします
  ・入口に手指の消毒液を設置します
  ・ご来場の皆様には、マスクの着用と定期的なうがい・手洗いの励行をお願い致します

なお、新型コロナウイルス感染の情勢に応じて、
本シンポジウム開催時期の変更、取りやめる可能性があります。

  • 日時:
    2020年7月7日(火) 15:00~17:00 (システムデモ・情報交換 17:00~18:00)
  • 対象者:
    経営幹部の方、これからの経営を担う方
  • 会場:
    NEC泉華荘(東京都港区白金台)
  • 費用:
    無料
  • 応募締切:

    満席の為、募集は終了しました。

  • アジェンダ:
    • 15:00
      NEC第二都市インフラソリューション事業部 児島事業部長 ご挨拶
    • 15:10
      招待講演①:電力事業の潮流と分散型エネルギーリソース活用
       株式会社三菱総合研究所 環境・エネルギー事業本部
       エネルギーシステム戦略グループリーダー
       主席研究員 田中 宏様
    • 15:50
      招待講演②:気候変動対応を企業価値向上へ繋げるために
       東京海上日動火災保険株式会社
       フェロー 経営企画部 専門部長(国際機関対応)
        長村 政明様
    • 16:30
      NECエネルギーサービス事業の活動紹介
       社会公共ビジネスユニット 白石執行役員
    • 17:00
      システムデモ・情報交換

NECは、これまで、一般電力事業者向けにさまざまなシステムを納入してきた。近年では、電力自由化に伴い、新電力事業者向けのサービスも提供している。そして、今回、AIを活用した「NEC Energy Resource Aggregation クラウドサービス(RAクラウドサービス)」の提供を開始することとなった。その経緯や目的、事業の狙いなどについて語ってもらった。

日本におけるエネルギーインフラの変革に対するNECの貢献

NEC社会公共ビジネスユニット 白石執行役員
NEC社会公共ビジネスユニット
執行役員 白石 一彦

「先日、ヨーロッパでエネルギー関連の国際会議に出席しましたが、国ごとに電力インフラの仕組みや、土地・風土を含めた環境は異なるものの、電力の需給バランスを保つために各国とも創意工夫をしながら特徴ある技術をうまく使っている、という印象を受けました。日本にはない取り組みが新鮮でした」と、語るのは、NEC社会公共ビジネスユニットの白石一彦執行役員だ。

日本は、電力インフラに対する信頼性は元々高く、盤石で、仮に停電をしてもすぐに復旧するなど、世界的にも優れたシステムを保有している。一方、再生可能エネルギーの導入の加速を考えると、日本が築きあげてきたインフラも改善の必要に迫られている。「このような環境の変化に対し、我々も今までの延長ではなく、創意工夫を行い、電力インフラの変革に対応した事業展開をしていくことが重要です」と白石執行役員は語る。電力会社に頼るだけではなく、需要家側もその事業に参画していくことが重要になって来たのではないだろうか。このような背景においても海外の事例を参考にしてインフラの改革を実現したいところだ。

一方、今後は地球環境問題に対する対策も講じる必要がある。CO2の削減や気候変動は、日本においても喫緊の課題だ。「今日、企業の長期的な成長のためには環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの観点が重要という考え方が世界に広がっています。そのなかでも環境(Environment)は重要な要素の一つとして挙げられており、企業としても強く意識をしないといけない点です」(白石執行役員)。RAクラウドサービスは、既存のエネルギーマネジメントシステムとの連携も意識したサービス構成になっている。設備の効率化だけではなく、分散電源の主力電源化に貢献するソリューションへもアドオンすることができるので、環境に対する貢献や企業価値への転換も可能にするソリューションサービスだ。

NECのエネルギー市場とのかかわり

第二都市インフラソリューション事業部 児島真吾事業部長
第二都市インフラソリューション事業部
事業部長 児島 真吾

「実はNECは、1951年の電力事業者向け基幹通信網の納入以来、約70年にわたりエネルギー市場とともに歩ませていただいているのです」と語るのは、第二都市インフラソリューション事業部の児島真吾事業部長だ。近年では、2007年にスマートメーターシステム、2013年からは、発電所向け設備故障・予兆監視システムを手掛けてきた。スマートメーターでは、これまでに700万台を超える通信端末を納入しており、まさに現在主流となっているIoTやAIにつながるエネルギー領域向けの技術を育ててきたのである。一方、今後の世界潮流を鑑みると、EVやPVがさらに普及し、多くの人がエネルギーを創り、貯めて、使う世界が来る。「NECは、これまでミッションクリティカルな監視制御技術を育ててきました。これらの技術と経験を生かし、堅牢性を有した新たなサービスをレジリエントなエネルギー社会に向け、展開していくことが我々の義務だと考えています」と、児島事業部長は語る。

そして、それを実現するのが、RAクラウドサービスだ。日本のエネルギー構成の変化や世界的環境情勢からみても、再生可能エネルギーの導入拡大は必須となってくる。一方、太陽光発電は、その特性上、発電の「むら」やそれに起因する「無駄」がたくさん発生する。RAクラウドサービスは、これらを安定化させることで再生可能エネルギーの主力電源化に貢献する。さらに、RAクラウドサービスで、お客さまの既存エネルギー設備の活用や需要を予測し最適なコントロールをすることは、お客さまの経営資源の有効活用にもつながり、お客さまの企業価値をより高め、社会へ貢献できるものと考えている。

RAクラウドサービスのリリース

第二都市インフラソリューション事業部 松島徹エグゼクティブエキスパート
第二都市インフラソリューション事業部
エグゼクティブエキスパート 松島 徹

国内では、現在、卸電力市場が開設されているが、今後は、容量市場や調整力(△kW価値+kWh価値)を取り引きする需給調整市場が新たに創設される。今後、既存の電力事業者だけでなく、これまで電力を使う側だった事業者(需要家)も新たに、この需給調整市場に参加することで、市場が活性化し、調整力がより安価に調達・運用できるようになることが期待されている。

このような背景のなか、NECは、2016年度からスタートした『需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント(VPP)構築実証事業』に参画し、新たな事業開発を目指してきた。「この実証事業に取り組むなかで、多くのRA事業者からVPPに必要な機能の提供に関するご要望を受けました。そこで2019年11月より、これまでの実証事業で構築してきたシステムをベースに『RAクラウドサービス』の提供を開始しました」と語るのは、RAクラウドサービス事業を統括する第二都市インフラソリューション事業部の松島徹エグゼクティブエキスパートだ。

RAクラウドサービスは、RA事業者が保有する、エネルギー設備管理システムを通して、さまざまな情報を受信し、また、受信した情報をもとに、クラウド上でリソースごとに最適な制御内容を決定し、調整力を創出する。さらに本サービスの特徴として、より精度の高いエネルギーリソースの制御を行い、正確な調整力の創出を実現するものだ。「今回、エネルギー設備をお持ちの事業者様やエネルギーマネジメントシステムをお持ちの事業者様など、あらゆる事業者様のお役に立てるようなクラウド構成にしました。ぜひ、ご利用・ご活用ください」(松島エグゼクティブエキスパート)。

(RAクラウドサービスの詳細は、以下のサイトをご覧ください。)

NECエグゼクティブシンポジウム