山陽小野田市立厚狭中学校
所在地:
山陽小野田市大字山川841
概要:
山口県の西部に位置する山陽小野田市立厚狭中学校では、353名の生徒が学んでいます。
義務教育最後の3年間で深い自己理解にもとづく自己肯定感を育み、向上心をもち続ける生徒を育てるため、また、安心できる集団の中で対話を通して互いの成長を支え合う「よさを認め合い伸ばし合う生徒」を育てるために、よりよい学校づくり、よりよい地域社会づくりを目指しています。
山口県にある山陽小野田市立厚狭中学校では、学習eポータルOPE(Open Platform for Education)を使って、生徒の学力向上を目指し、個人の習熟度に合わせた問題が出題されるアダプティブラーニング教材「すららドリル」を積極的に活用しています。
どのように利用されているのでしょうか。同校の小林久美子校長先生、中学3年の英語を担当されている池田有紀子先生にお話を伺いました。
端末を起ち上げ、OPEを経由してデジタル教材にアクセスしています。 SSO連携のおかげで、生徒、教員ともに数秒でスムーズにサインインができています。
中学3年の夏休みの課題として「すららドリル」を活用しました。
この夏は中学1年からの総復習として92ユニット100時間分ピックアップして、個々のペースで取り組んでもらいました。
「中学3年の夏休みは今までの総復習ができるラストチャンス!」と伝えました。
英語に苦手意識のある生徒たちにとっても比較的簡単な単元(be動詞の基本)から問題を選択し、まずは「これならできる!」と感じてもらってから、段階的に進めることで、学習のはずみがついたのかなと思います。結果、全生徒100%完了できました。
「紙の手書きで答えを書くより楽だった」「丸付けや解答集をチェックをしなくてよい」「間違えたところをすぐ解説してくれる」などのコメントがありました。
また、都度自分の進捗状況や正答率がチェックできるので、生徒たちにとってはゲーム感覚だったのかもしれません。英語力を上げたい、クリアしたいという気持ちから、最後まで取り組めたのではないでしょうか。
夏休み中に、学習状況のログを確認できる機能はとても役立ちました。
初めからドンドン進めて終わらせる子、毎日コツコツ進める子、スロースターターで最後イッキに追い上げる子、など様々な進め方のタイプが可視化されました。
個々の学習過程や正誤データを継続的に取っていけば、今後の学習指導にも活かせるのではと考えています。
一方で、英語に自信がある生徒にとっては、物足りなかったかもしれません。
今はまだ復習する教材という認識の生徒が多いので、先取りの課題や自主的な学習も取り入れていければと思います。(池田先生)
朝のモジュール学習の時間に、5教科(国・数・理・社・英)をローテーションで勉強
しています。進度や内容が合う部分は「すららドリル」も活用して、コンスタントに学習しているところです。
より積極的に活用するためには、教員側もどういう教材やコンテンツがあるかきちんと
把握して選択しなければならないので、 他の中学校などとも情報共有しながら進めてい
きたいです。(小林校長先生)
取材にご協力頂きました、
山陽小野田市立厚狭中学校のみな様
ありがとうございました。
山陽小野田市立厚狭中学校
所在地:
山陽小野田市大字山川841
概要:
山口県の西部に位置する山陽小野田市立厚狭中学校では、353名の生徒が学んでいます。
義務教育最後の3年間で深い自己理解にもとづく自己肯定感を育み、向上心をもち続ける生徒を育てるため、また、安心できる集団の中で対話を通して互いの成長を支え合う「よさを認め合い伸ばし合う生徒」を育てるために、よりよい学校づくり、よりよい地域社会づくりを目指しています。