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マルチクラウドへと向かう企業システム。その要件を満たすには?

近年、企業の情報管理にはクラウドシステムが活用されています。オンプレミスとパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッドクラウドに加え、New Normal時代におけるビジネスモデルの変化とワークスタイルの変化が相まって、現在では複数のクラウドシステム・手法を横断するマルチクラウドが注目を集めています。
ここでは、マルチクラウドの実現に必要な要件についてご紹介します。

【ホワイトペーパー】

全文はPDFダウンロード(My NEC登録が必要)にてお読みいただけます。

アジェンダ

  • 企業システムはマルチクラウドの時代へ
  • マルチクラウドに求められる要件とは
  • NECの打ち手 - 1:「マルチクラウド運用サービス」
  • NECの打ち手 - 2:フルマネージド仮想デスクトップ・サービス「NEC Virtual Desktop」

以下、本レポートの前半部分を掲載しています。

企業システムはマルチクラウドの時代へ

事業環境が複雑化し、変化が加速したことで、ビジネスモデルを柔軟につくり変え、変化に即応することがますます重要になってきました。一方で、ワークライフバランスや生産性向上の観点から進展しつつあった働き方改革は、COVID-19の影響により、リモートワークを前提としたワークプレイスの多様化を中心に、より一層経営課題としての優先度を高めています。

ビジネスや働き方の変化に呼応して、企業システムもオンプレミス中心から、より柔軟性の高いパブリッククラウドと組み合わせたハイブリッド・クラウドへと移行が進んでいます。New Normal時代におけるビジネスモデルの変化とワークスタイルの変化が相まって、現在では、ハイブリッド・クラウドよりもさらに制約の少ないマルチクラウド環境が志向されるようになっています。さらには、リモートワークの進展により、エンドポイントの場所やデバイス、アクセスラインの種類も大きく様変わりしつつあるのが現状です。

このようにシステムが変われば、その運用も変わります。利用するクラウドの数が増えることで、管理メニューの複雑さが増すとともに、機能拡張のスピードも加速。スタッフが削減され、かつノウハウが属人化している中にあって、情報システム部門においては、一元的管理がますます困難になっていく状況も生まれています。

マルチクラウドに求められる要件とは

マルチクラウド環境を考えたとき、その運用面において求められる要件はどのようなものでしょうか。NECでは以下の5つのポイントに注目しています。

  1. システム基盤・利用するクラウドサービスの違いにかかわらず、一元的な運用が可能
  2. 複雑化するネットワークにおける安心安全の担保
  3. フルマネージドサービスの利用による運用負担の軽減
  4. 利用環境や導入目的・用途に即した構成の選択と最適化
  5. 短期間でのスモールスタートから大規模運用までのスケーラビリティ
これらの要件は、複雑化するシステムの運用効率や品質の向上を図ろうとするとき、必須の項目と言えるでしょう。マルチクラウドの運用負担軽減や効率化をアウトソーシングによって実現し、コア業務への注力を可能にしようとするなら、こうした条件を満たすサービスを選択すべきです。

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