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動的検証
CyberWorkBenchでは、ハードウェア向けC記述をアンタイムド・シミュレーション用のC++モデルに変換する「動作レベル・モデル・ジェネレータ」、および、動作合成後のRTLと等価なサイクル精度シミュレーション用のC++モデルを生成する「サイクルレベル・モデル・ジェネレータ」、アンタイムド・シミュレーションで利用したテスト・ベクタをRTLシミュレーションで再利用できるようにする「テストベンチ・ジェネレータ」を用意しています。
動作レベル・モデル・ジェネレータ
- ・ハードウェア向けC記述からアンタイムド・シミュレーション用のビット精度C++モデルを自動生成
- ・アンタイムド検証環境構築が容易
- ・動作合成前記述をビット精度で高速に検証
- ・テスト・ベンチをANSI-Cで記述でき、柔軟な検証シナリオを作成可能
- ・シミュレーション実行時に期待値ベクタを自動保存
サイクルレベル・モデル・ジェネレータ
- ・動作合成が生成したRTLと等価なサイクル精度シミュレーション用モデルを自動生成
- ・サイクル精度検証環境構築が容易
- ・動作合成後の回路をサイクル精度で高速に検証
- ・既存の合成用RTLからサイクル精度シミュレーション用モデルを生成することも可能
- ・期待値ベクタとの自動照合も可能
入力言語 | 論理合成可能なRTL(Verilog 2001、VHDL 93) |
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出力言語 | C++、SystemC、Verilog |
テストベンチ・ジェネレータ
- ・アンタイムド・シミュレーションで利用したテスト・ベクタをRTLシミュレーションで再利用できるようにするテスト・ベンチを自動生成
- ・RTLの検証環境構築が容易
- ・検証対象(DUT)とテスト・ベンチに同じ言語(HDL)を使用するため、シミュレーションが高速
- ・各種シミュレータ用の実行スクリプトを生成可能
- ・サイクル精度検証用のテスト・ベクタも再利用可能
- ・期待値ベクタとの自動照合も可能
出力言語 | Verilog-HDL、VHDL |
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シミュレーション・モード | イベント・モード、サイクル・モード |
対応シミュレータ | ModelSim、VCS、Riviera、NC-Verilog、Verilog-XL、Icarus Verilog |
ソースコード・デバッガ
・CyberWorkBenchでは、サイクル精度でのシミュレーション時におけるソースコードのデバッグ機能を持った「ソースコード・デバッガ」を用意しています。
- ・シミュレーション環境構築が容易
- ・ハードウェア部分を、サイクル精度でソース・レベル・デバッグ(C変数で表示可能)
- ・テスト・ベンチをANSI-Cで記述でき、柔軟な検証シナリオを作成可能
- ・合成対象でないテスト・ベンチ部分も同時にデバッグ
- ・ブレーク・ポイント設定や逐次実行等の実行制御が豊富