CSVIEW/VoiceOperator - 基本機能
CSVIEW/VoiceOperatorは、音声とFAXによる商品やサービスの自動案内、チケットや施設予約など、幅広いシーンでの運用ができる見た目や操作がわかりやすい基本機能を提供します。またNEC独自の技術による音声合成や音声認識といったさまざまなオプションをご用意しており、多くのニーズに応えられる機能が充実しています。
- 電話の発呼・着呼
・内線転送 - 音声データの録音/再生
- FAXデータの送受信
- FAX同報機能
- フロー作成プログラム
(開発支援ツール) - サブフロー機能
- 数値の受信
- 日付や時間、入力値
による処理の分岐 - データベース参照機能
- プログラムインター
フェース
電話の発呼・着呼・内線転送
電話の発呼、着呼、保留/保留解除およびPBX経由で他の電話への転送処理を行います。
NTTのナンバーディスプレイ(発信者番号通知)にも対応しており、お客様の電話番号を取得することができ、この情報を変数に取り込んで、データベース参照のキーなどに利用できます。
音声データの録音/再生
音声データの録音・再生、連続音声再生ができます。音声応答、通話録音のデータは Windows 標準のWAVEファイルとADPCM形式に対応しています。数値の再生では日付や電話番号として読み上げる機能を装備しています。
「CSVIEW/VoiceOperator音声合成オプション」 により、アナウンサーの録音なしに簡単、即座にテキスト情報から人間の発声に近い自然なイントネーションのアナウンス音声の作成が可能です。
FAXデータの送受信
TIFF形式でのFAXデータ送受信ができます。FAX送信データは、Microsoft Officeで作成した文書をMicrosoft Office Document Image Writerを使用することで、印刷手順と同一操作で作成できます。また、テキスト/BMPファイルのTIFF形式変換APIを提供しています。
ビットマップファイルにテキストファイルの文字情報を埋め込んで合成し送信することができます。
FAX同報機能
FAX同報設定ツールにて、同報するFAXのデータ、時間、同報するグループ (宛先)などを設定することで、FAX同報機能の利用ができます。登録してあるグループ(複数ユーザ)に対して、設定した時間になると自動的にFAXを送信します。
フロー作成プログラム(開発支援ツール)
サブフロー機能
メインとなるメインフローから別フローであるサブフローを利用することができます。この機能により大規模なフローや複雑なフローを簡略化することができます。また、フローの分散開発も可能となります。
数値の受信
電話機のプッシュボタン操作により、一桁、固定桁、可変長などの数値入力の受け付けができます。
日付や時間、入力値による処理の分岐
営業時間内・外の判断、営業日と休業日などに応じた処理ができます。入力した数値による比較・分岐処理を装備しています。
データベース参照機能
必要な情報をデータベースから参照し、処理フロー内で利用することができます。
プログラムインターフェース
ユーザ固有のプログラム(DLL)を開発することにより、データベース連携など他業務と連携したシステム構築ができます。ユーザプログラムの開発環境は、下記に対応しています。
Microsoft Visual Basic .NET(2008/2010/2012/2013/2015/2017)
Microsoft Visual C# (2008/2010/2012/2013/2015/2017)
Microsoft Visual C++ (2008/2010/2012/2013/2015/2017)
さらに、代表的なユーザプログラム(PGT)をテンプレート化(データベースアクセス、メール転送、アウトバウンド等)して提供も行っています。テンプレートをそのまま利用したり、改造して利用することで、SI工数を大幅に削減できます。