サイト内の現在位置を表示しています。

社長メッセージ

代表取締役執行役員社長 兼 CEO 森田 隆之

2021年も半年が過ぎましたが、今もなお、新型コロナウイルス感染症は世界中で猛威を振るっています。お亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表するとともに、感染症により苦しんでおられます方々やそのご家族のみなさまにお見舞い申し上げます。そして、世界中で長きにわたり治療や感染拡大防止に尽力されている関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染症によって、今まで当たり前に思っていた日常生活が一変し、これまで表面化していなかった社会の脆弱性が図らずも露呈しました。同時に私たちは、社会の営みを止めないために技術が果たしている役割の大きさや、デジタル技術の持つポテンシャルを再確認することになりました。

このように不確実性の高い時代において、NECがこれからも社会から必要とされる企業であり続けるために何をすべきか。私たちの結論は、世界に一歩先んじて目指すべき「未来像」を社会に提示し、ステークホルダーのみなさまからの共感・賛同を得ながらその未来の実現をリードする存在になることでした。2021年5月に発表した「2025中期経営計画」(2025中計)の中で、2030年に暮らす人々が求める社会の姿をNEC 2030VISIONとしてまとめ、発信したのはまさにこのためです。

NEC 2030VISIONの実現に向け、2025中計では「DIGITAL GOVERNMENT/DIGITAL FINANCE」「GLOBAL 5G」「CORE DX」などの事業に注力するとともに、サステナビリティの観点で重要性を増しているヘルスケア・ライフサイエンス分野やカーボンニュートラル分野の事業を、次なる成長の柱として育てていきます。

同時に、2025中計の財務戦略の1つとして、「企業と社会のサステナブルな成長を支える非財務基盤の強化」を掲げ、NECがESGインデックスに継続的に組み入れられることを目指します。これは、ESGの取り組みに会社としてコミットする姿勢を示すと同時に、非財務基盤の強化が企業価値向上にも寄与すると考えているからです。

NECの存在意義Purposeは、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指すことです。

このPurposeを果たすため、NECは2005年に署名した「国連グローバル・コンパクト*」の人権、労働、環境、腐敗防止の4分野10原則をふまえ、社会への負のインパクトを軽減することはもとより、さまざまなステークホルダーのみなさまと「未来の共感」をともに創り、デジタルの力でその未来を実現することで、サステナブルな社会の創造、そしてSDGsの達成に貢献してまいります。

* 社会と企業のサステナブルな成長を目指す世界的イニシアティブ

2021年7月

日本電気株式会社
代表取締役 執行役員社長 兼 CEO