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生物多様性への取り組み

考え方

生物多様性は持続可能な社会にとって重要な基盤であることから、NECでは、環境方針の中で従業員一人ひとりが環境意識を高め、生物多様性保全に貢献することを定めています。事業活動や従業員の生活が生物に及ぼす影響をできる限り小さくするとともに、生物多様性に貢献する従業員の活動や、ICTソリューションの提供を積極的に推進していきます。

生物多様性への取り組み

我孫子事業場での生物多様性保全活動

NEC我孫子事業場の敷地内には、利根川から派生してできたと考えられる湧水池「通称:四つ池」があります。NECは、2009年から手賀沼水生生物研究会と協働で四つ池周辺に生息する「オオモノサシトンボ」(環境省指定の絶滅危惧IB類(EN))の保全活動を推進しています。
2020年度は、コロナ禍の影響を受け、例年より少ない回数での保全活動になりましたが、アメリカザリガニなど外来生物の駆除や、人工トンボ池による生育環境整備の効果が実り、池の広範囲にわたる場所でオオモノサシトンボを観察することができました。

オオモノサシトンボ
撮影者:地引 汰一様

また、オオモノサシトンボの保全活動の一環として外来生物への対策を行っていることから、環境省主催の外来生物対策ワーキンググループの現場視察があり、有識者の方々と現状の取り組みや効果的な駆除について、意見交換を行いました。
そのほか、2012年に実施した四つ池の池干しで発見された大量のイシガイの有効活用として、事業場の人工池内で、「ゼニタナゴ」(絶滅危惧IA類(CR))の保全活動も行っています。イシガイはタナゴ類が卵を産みつける場となるため、タナゴ類の生息にとって重要な存在となっています。2020年度は、イシガイの一部を四つ池に移し、生育環境の変化による影響観察を行っています。

ゼニタナゴ
撮影者:地引 汰一様

また、本活動については、年1回振り返りの機会として、「生物多様性ダイアログ」を開催し、手賀沼水生生物研究会や有識者、および我孫子市とともに、活動成果の確認と今後の取り組みについて検討しています。

四つ池で実施した外来生物駆除

生物多様性ワーキンググループでの活動

NECは電機・電子4団体*の生物多様性ワーキンググループ(WG)の一員として、生物多様性の保全活動に取り組んでいます。WGでは、これまでに「企業が取り組むはじめての生物多様性Let’s Try Biodiversity!(LTB)」や、海洋プラスチックごみへのアプローチをまとめた「Let’s Try Biodiversity Pick Up!陸から減らそう!海洋プラスチックごみ」の発行などをとおして、企業の生物多様性の取り組みを支援しています。

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    電機・電子4団体
    JEMA:一般社団法人日本電機工業会
    JEITA:一般社団法人電子情報技術産業協会
    CIAJ:一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会
    JBMIA:一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会