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COBOL DBアクセス - 特長/機能
COBOL DBアクセスは以下の機能を提供しています。
COBOL言語仕様のファイル/レコード排他制御を実現
一般のファイルと同様にREAD/WRITE命令によりデータベースへのアクセスが可能です。 COBOL言語で記述したREAD/WRITE命令を、COBOL DBアクセスが自動的にSQL文に変換しますので、 利用者はSQL文を意識する必要がありません。 この変換処理はサーバ上で行うために、ネットワーク上の通信量も少なくてすみます。
また、COMMIT/ROLLBACK命令もサポートしていますのでトランザクション処理が可能となります。
以下は使用可能な命令の一覧表です。
NO | COBOL | 機能概要 |
---|---|---|
1 | OPEN | ファイル処理の開始 |
2 | CLOSE | ファイル処理の終了 |
3 | DELETE | ファイルからレコードを削除 |
4 | READ | ファイルから1レコードを読み込み |
5 | REWRITE | レコードを置き換え |
6 | SCRATCH | 部分集合を解除 |
7 | SELECT | 指定した条件に合った部分集合を作成 |
8 | START | ファイル内の特定のレコードへ位置付け |
9 | WRITE | レコードの書き込み |
10 | COMMIT | 更新内容を有効とし、新たな静止ジャーナルの設定 |
11 | ROLLBACK | 更新内容を無効とし、静止ジャーナル点まで状態復元 |
サーバ/クライアント機能
COBOLプログラムはサーバおよびクライアントのどちらで動作させても、 Windows Server上で動作するデータベースへアクセスできます。 このため、実行環境をクライアントに移行させることで、サーバの負荷を軽減する運用も可能です。

マルチサーバ機能
利用したい表が複数のサーバ上のデータベースに分散している場合でも、 あらかじめメインサーバ上に表の所在を定義しておくことで、 COBOLアプリケーションからはその所在を意識せずアクセスすることが可能です。

表対応テーブルメンテナンス
COBOLアプリケーションで定義する表名とデータベースのテーブル名の関連付けはGUIによる操作で行います。また、テーブル毎にパフォーマンスを向上させるための各種設定などがあります。

既存資産の継承
A-VXⅡのCOBOL言語仕様を踏襲していますので、 COBOLプログラム および COBOLデータをそのまま移行し、 運用することができます。
ただし、諸元差(項目数、データタイプ、長さなど)や、 RDBMSの仕様に依存する事項(ロック制御,HIGH-VALUE,NULL値の扱いなど)については、 COBOLプログラムのソース修正が必要となります。
また、データベースの表に索引を作成するなどのチューニング作業が必要となる場合があります。チューニング作業の詳細については、 セットアップ時にインストールされますCOBOL DBアクセスのヘルプでご覧ください。
複数データベースの並行運用
利用したい表が複数のサーバ上のデータベースに分散している場合でも、 あらかじめメインサーバ上に表の所在を定義しておくことで、 COBOLプログラムからはその所在を意識せずアクセスすることが可能です。
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